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お知らせ/新着情報一覧
1人で整骨院・接骨院を開業して、本当に生活できるだけの売上は出るのか。
独立を考える多くの柔道整復師が、まずここに不安を感じます。
結論から言うと、1人整骨院の売り上げは戦略なしでは厳しいのが現実です。
保険診療のみ・集客対策なしの場合、月商40〜50万円前後で伸び悩み、手取りは月約25〜35万円程度(年収300~420万円程度)に落ち着くケースが少なくありません。
一方で、自費メニューを軸に単価を設計し、立地や資金計画を開業前から整えた院では、月商80〜100万円を安定して確保し、手取りで月50万円(年収600万円)以上を実現している例もあります。
つまり、1人整骨院の売り上げは運ではなく、開業前の設計でほぼ決まるのです。
本記事では、1,700件超の開業支援実績を持つジョイパルが、1人整骨院のリアルな売上データと、失敗せずに利益を最大化する仕組みを解説します。
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【株式会社ジョイパルの強み】 創業28年。医療業界を支えてきた確かな信頼 開業支援1,700件超。実績が裏付けるノウハウ 平均勤続20年以上。経験豊富なベテランが対応 全国対応・最短翌日訪問のスピード支援 コンサル料0円。開業コストを抑えられる |
接骨院・整骨院の開業の流れについて知りたい方は、開業準備について網羅的にまとめた「整骨院開業の流れ・必要な準備は?整骨院を開業するための資格・費用・手続きをわかりやすく解説」の記事をぜひ参考にしてください。
https://joypal.jp/osteopathic-clinic-opening-flow/
1人整骨院の売上と年収は?

1人で接骨院・整骨院を経営する場合、どれくらいの売上や年収が見込めるのか、具体的な数字を知ることが欠かせません。
下記では、統計データをもとに月商や年収の目安を解説します。開業後の生活をイメージするための参考にしてください。
1人接骨院・整骨院経営者の年収はどれくらいなのでしょうか。
厚生労働省のデータによると、勤務柔整師も含めた柔道整復師全体の平均年収は約430.2万円(令和6年賃金構造基本統計調査の結果による)となっています。

引用元:柔道整復師 – 職業詳細 | 職業情報提供サイト(job tag)
1人で開業する場合、この平均額を上回るにはしっかりとした経営戦略が必要です。
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項目 |
1人整骨院の現実的な目安 |
軌道に乗った場合の目安 |
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月商 |
40万円〜60万円 |
80万円〜100万円 |
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年商 |
480万円〜720万円 |
960万円〜1,200万円 |
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年収(所得) |
300万円〜450万円 |
600万円〜800万円 |
開業すれば自動的に稼げるわけではなく、経費を差し引くと勤務時代と変わらない、あるいは下回るケースも少なくありません。
しかし、自分の裁量で経費をコントロールしたり、自費メニューで単価を上げたりすることで、平均年収を大きく超えることも十分に可能です。
まずは「月商60万円(手取り30〜40万程度)」を最初の安定ラインとして目指すのが現実的でしょう。
1日の来院数ごとの売上シミュレーション
接骨院・整骨院で目標とする売上を達成するためには、1日に何人の患者様に来院してもらう必要があるのでしょうか。
(株)リクルート ホットペッパービューティーアカデミーの調査データによると、あはき柔整の1回あたりの平均利用金額(保険適用なし)は5,999円(2025年度)です。
この金額を客単価の目安とし、月25日営業と仮定した場合のシミュレーションを見てみましょう。
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【1日あたりの売上目安(単価約6,000円の場合)】 1日5人の場合:日商3万円 × 25日 = 月商75万円 1日10人の場合:日商6万円 × 25日 = 月商150万円 1日15人の場合:日商9万円 × 25日 = 月商225万円 |
このデータは「保険適用なし」の場合ですので、自費メニューを導入することで1日10人の来院でも月商150万円を目指せることがわかります。
1人経営では施術できる人数に限りがあるため、保険診療のみの薄利多売モデルではなく、平均単価(約6,000円)に近い高付加価値な自費サービスを提供することが、売上アップの鍵となります。
参考:(株)リクルート ホットペッパービューティーアカデミー 鍼灸・接骨院に関する利用実態調査2025
https://www.recruit.co.jp/newsroom/pressrelease/assets/20250710_beauty_01.pdf
手取り額に直結する経費の内訳
開業しても、接骨院・整骨院の売上がすべて自分の収入になるわけではありません。
家賃や光熱費などの経費を差し引いた残りが、院長の手取り(事業所得)となります。
主な経費項目を把握しておきましょう。
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【1人整骨院の主な経費】 地代家賃:店舗の賃料 水道光熱費:電気・ガス・水道代 消耗品費:テーピングや衛生用品など 広告宣伝費:HP維持費やチラシ代 通信費:ネット回線や電話代 リース料:医療機器やレセコンのリース代 |
特に家賃は毎月必ず発生する大きな固定費です。
家賃は売上の10%程度に抑えるのが理想ですが、開業当初は売上が低いため負担率が高くなりがちです。
接院・整骨院の開業支援を行なう弊社・ジョイパルでは、無理のない資金計画やコストを抑えた機器導入のサポートを行なっています。ぜひお気軽にご相談ください。
1人整骨院の経営は厳しい?売上に関する現状と課題

「整骨院・整骨院数はコンビニ数に迫る」といわれる現在、経営環境は決して甘くありません。
しかし、廃業する院がある一方で、着実に売上を伸ばす1人整骨院も数多く存在します。
下記では、業界の現状と課題を整理します。
廃業が増えている背景と原因
接骨院・整骨院の数は年々増加し、現在は5万件を超えています。
競合がひしめき合う中で、以前のような「看板を出せば患者が来る」時代は終わりました。
加えて、療養費改定により保険請求の審査が厳格化されたことも、経営を圧迫する要因です。
保険収入だけに頼る従来のモデルでは、安定した売上が難しくなっています。
市場の変化に対応できず、古い経営スタイルのまま続けている院が、淘汰されやすい傾向にあります。
接骨院・整骨院の廃業率については、下記記事で詳しく紹介していますので、あわせてご覧ください。
https://joypal.jp/osteopathic-clinic-closure-rate/
廃業につながる主な原因
経営に行き詰まる院には、共通するいくつかの原因があります。
開業準備の不足や戦略の甘さが、売上の停滞を招くケースが多いです。
主な失敗原因を確認しておきましょう。
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【経営難に陥る主な原因】 立地選定のミス:人通りやターゲット層の分析不足 資金計画の甘さ:運転資金が足りず早期に資金ショート 集客力の不足:Web対策や看板などの準備不足 リピート率の低さ:接遇や技術力不足による患者離れ 差別化の欠如:近隣の競合院と同じようなメニュー構成 |
特に「立地」と「資金」は、開業後に修正するのが難しい要素です。
これらのリスクを事前に把握し、対策を練っておく必要があります。
成功する院と失敗する院の決定的な違い
同じ1人整骨院でも、繁盛する院とそうでない院には明確な違いがあります。
その差は開業時の「準備の質」と「戦略の有無」です。
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項目 |
失敗しやすい院 |
成功する院 |
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開業準備 |
機器や内装を感覚で選ぶ |
ターゲットに合わせて選定する |
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収益モデル |
保険診療のみに依存する |
自費メニューで単価を上げる |
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資金計画 |
初期費用だけで精一杯 |
半年分の運転資金を確保する |
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集客戦略 |
開業してから考える |
開業前からWeb等で告知する |
成功する院は、開業前から綿密な計画を立てています。
「なんとなく」で進めるのではなく、プロの知見を借りながら戦略的に準備を進めましょう。
1人整骨院の売上を含めたメリット・デメリット

接骨院・整骨院を1人で開業するスタイルには、組織にはない大きな魅力がある一方で、1人ならではの限界も存在します。
メリットとデメリットの両面を正しく理解しておきましょう。
人件費などの固定費を最小限に抑えられる
1人開業の最大のメリットは、経営を圧迫する固定費を抑えられることです。
スタッフを雇う場合、給与や社会保険料などの人件費が毎月発生しますが、1人であれば一切かかりません。
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【1人開業のコストメリット】 毎月の人件費がかからない 小さい物件で済むため家賃を抑えられる 損益分岐点が低く、利益が出やすい |
固定費が低いということは、少ない来院数でも黒字化しやすいことを意味します。
リスクを抑えて堅実に経営したい方にとって、1人開業は有効な選択肢です。
経営方針や施術の自由度が高い
「自分の理想とする施術を提供したい」という想いを、100%実現できるのも魅力です。
組織に属していると、院の方針やルールに従う必要がありますが、1人ならすべて自分の裁量で決められます。
治療方針はもちろん、営業時間や休日の設定、院内の内装デザインまで、自分のこだわりを反映できます。
患者様一人ひとりとじっくり向き合い、納得のいく施術を提供できる環境は、施術家としての大きなやりがいにつながるでしょう。
施術可能人数に限界があり売上の天井がある
1人である以上、1日に施術できる人数には物理的な限界があります。
これが1人経営のデメリットの1つです。
スタッフがいれば分業できますが、1人では自分が動いた分しか売上になりません。
例えば、1人30分の施術で1日10時間稼働しても、最大で20人程度が限界です。
この「売上の天井」を突破するには、単に人数を増やすのではなく、自費メニューを導入して1人あたりの単価を高める戦略が必要になります。
集客から事務まですべて1人でこなす負担がある
接骨院・整骨院では、施術以外のすべての業務も、院長1人でこなさなければなりません。
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【施術以外の主な業務】 レセプト(保険請求)業務 経理・会計処理 集客・広告宣伝活動 電話対応・予約管理 院内の清掃 |
施術に集中しすぎて事務作業がおろそかになると、経営全体に悪影響が出ます。
予約システムや会計ソフトなどのICTツールを活用し、業務を効率化する工夫も欠かせません。
効率化を含めた接骨院・整骨院経営の今後のあり方については「【2026年最新】接骨院・整骨院業界の今後は?新しい需要と生き残る経営戦略」でも解説しています。参考にしてください。
https://joypal.jp/osteopathic-clinic-industry-future/
1人整骨院で売上を最大化する仕組み

1人経営には「稼働時間の限界」という壁がありますが、正しい戦略を持てば売上の天井を高くすることは可能です。
ここでは、1人でも高収益を実現するための具体的な仕組みづくりについて解説します。
自費メニューを導入して客単価を上げる
保険診療だけでは単価が低く、数をこなす必要があります。
売上を伸ばすためには、価格を自由に設定できる自費メニュー(自由診療)の導入が不可欠です。
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【自費メニューの導入例】 骨盤矯正・姿勢矯正:根本改善を求める層へ 産後ケア:明確な悩みを持つママ層へ EMSトレーニング:運動不足解消や筋力強化へ |
例えば、保険診療に自費メニュー(3,000円〜5,000円)をプラスすることで、1人あたりの単価を大幅にアップできます。
患者様のニーズに合わせたメニューを用意し、提供価値を高めましょう。
自費メニューの種類や料金相場など、具体的な情報については下記記事で紹介しています。
接骨院・整骨院は自費メニューで経営安定を!種類や料金相場・法規制など解説
接骨院・整骨院の開業を考えているものの「本当にうまく経営できるのだろうか?」と不安を感じていませんか? 接骨院・整骨院の数は増え続ける一方で、保険の厳格化や競合の増加により収…
整骨院、接骨院の開業支援ならジョイパルターゲットを絞り込んで集客力を高める
「誰でも来てください」という広いアピールは、逆に誰にも刺さらない結果になりがちです。
1人整骨院こそ、特定の悩みに特化した専門性を打ち出すことで、遠方からでも通いたくなる「選ばれる院」になります。
「腰痛専門」「スポーツ外傷専門」「産後骨盤矯正専門」など、得意分野を明確に打ち出しましょう。
ターゲットを絞ることでWeb広告の効果も高まり、効率的な集客が可能になります。
専門特化は、高単価でも納得してもらえる理由づくりにもつながります。
顧客満足度を向上させてリピート率を安定させる
新規集客にはコストと労力がかかります。
経営を安定させるには、一度来院した患者様に長く通い続けてもらう「リピート対策」が最重要です。
1人経営の強みである「担当者が変わらない安心感」を最大限に活かしましょう。
丁寧なカウンセリングや、施術後のアフターフォロー(LINEでのストレッチ動画配信など)を通じて信頼関係を築くことで、自然とリピート率は向上します。
接骨院・整骨院のSNSを使った集客法やコツについては、記事「接骨院・整骨院のSNS集客はどう始める?どれを選ぶ?戦略や注意点を紹介」で詳しく解説しています。あわせてご覧ください。
https://joypal.jp/osteopathic-clinic-sns-marketing/
医療機器を活用して施術効率を良くする
自分一人ですべて手技を行うと、体力的にも時間的にも限界が来ます。
そこで有効なのが、医療機器の活用です。
高性能な機器を導入すれば、手技と同等以上の効果を短時間で提供できます。
機器による施術中、院長は問診や会計などの別業務を行えるため、実質的な稼働効率が上がります。
ジョイパルでは、施術者の負担を減らしつつ単価アップに貢献する、費用対効果の高い機器をご提案しています。
医療機器販売・リース
弊社がご用意している幅広い機器のラインナップから治療院様に最適な医療機器をご案内いたします。 実費治療も重要なポイントになりますので、実費向きの治療機器等のご提案も行っており…
整骨院、接骨院の開業支援ならジョイパル売上で失敗しない!1人整骨院の開業ステップ

1人接骨院・整骨院の売上成功は、開業前の準備で8割が決まるといっても過言ではありません。
ここでは、失敗リスクを最小限に抑え、スムーズにスタートするための具体的な手順を解説します。
焦らず着実に準備を進めることが、開業後の安定経営につながります。
①事業計画書を作成して資金調達する
開業資金を金融機関から借り入れるためには、説得力のある「事業計画書」が必要です。
「いくら売上げて、どう返済するか」を数字で具体的に示す必要があります。
事業計画書は単なる融資のための書類ではありません。
自分自身の経営プランを客観的に見直し、甘い見通しを修正するための重要なツールです。
売上予測や経費計算をシビアに行い、半年分の運転資金を含めた余裕のある資金計画を立てましょう。
②商圏分析を行い最適な立地を選定する
「家賃が安いから」「自宅から近いから」という理由だけで物件を決めるのは危険です。
その場所にターゲットとなる患者様がいるのか、競合院の状況はどうなっているのかを事前に調査する必要があります。
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【立地選びのチェックポイント】 人口構成:ターゲット層(高齢者、若者など)が多いか 競合状況:近隣に同じ強みを持つ院がないか 視認性:看板が見やすく、入りやすい場所か |
ジョイパルでは、平均勤続年数20年以上のベテランスタッフたちによる、精度の高い「診療圏分析」を無料で行っています。
経験とデータに基づいた立地選定で、失敗のリスクを減らしましょう。
③コンセプトに合った医療機器・設備を導入する
院のコンセプトやターゲットに合わせて、最適な医療機器を選定します。
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例 スポーツ選手をターゲットにするなら怪我の早期回復に特化した機器 高齢者が多いなら痛みの緩和や筋力維持に役立つ機器 |
機器選びは、後の自費メニュー作りにも直結します。
新品だけでなく、状態の良い中古品やリースを活用することで、初期費用を抑えながら高機能な設備を整えることも可能です。
接骨院・整骨院の開業時の機器の選び方の詳細については「接骨院・整骨院の機器の選び方とは?失敗しない導入基準やおすすめを紹介」の記事が参考になります。
https://joypal.jp/osteopathic-equipment-guide/
④プロの支援を受けて開業リスクを減らす
1人で全ての準備を進めるのは、時間的にも知識的にも大きな負担です。物件探し、内装工事、資金調達、届出など、やるべきことは山積みです。
わからないまま進めて後悔しないよう、開業支援のプロを頼るのも賢い選択です。
ジョイパルは医療機器ディーラーのため、コンサル料0円でトータルサポートが可能です。1,700件以上の実績をもとに、開業支援をバックアップします。
1人整骨院の売上についてよくある質問(FAQ)
接骨院・整骨院の売上に関してよくいただく質問にお答えします。
1日10人の来院でも経営は成り立つ?
はい、成り立ちます。1日10人の来院でも、客単価を適切に設定すれば十分に利益を出せます。
例えば、単価6,000円なら月商約150万円(25日営業)となり、経費を引いても十分な手取りを確保できます。
重要なのは人数ではなく、1人あたりの単価を高める自費メニューの構築です。
1日40人~50人を1人で施術するのは可能?
物理的には可能ですが、推奨はしません。1人ですべて対応する場合、問診や準備を含めると1人あたり10分〜15分で回す必要があり、施術の質や満足度が低下するリスクがあります。
また、院長の体力が消耗し、長期的な継続が難しくなります。
数で勝負するよりも、質と単価で勝負するモデルへの転換をおすすめします。
整骨院業界で儲かる仕組みを作るには?
「治療」だけでなく「予防」や「美容」など、患者様のニーズに幅広く応えることがポイントです。
痛みを取る治療が終わった後も、再発予防のメンテナンスやトレーニングで通ってもらう仕組みを作れば、リピート率が高まり収益が安定します。
物販や回数券の導入も、キャッシュフローを良くする有効な手段です。
1人経営で売上の限界を感じたらどうする?
自分がいなくても売上が立つ仕組みを作りましょう。
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例 スタッフを雇用して分院展開する 操作が簡単な医療機器を導入してスタッフに任せる |
まずは自分の時間を切り売りする働き方から、院の仕組みで収益を上げる経営者としての視点を持つことが、次の段階への飛躍につながります。
1人整骨院で理想の売上をめざそう
本記事では、1人整骨院の売上目安や成功のポイントについて解説しました。
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【記事の要点】 1人経営でも戦略次第で年収1,000万円を目指せる 「自費メニュー導入」による客単価アップが欠かせない 開業前の綿密な計画(コンセプト設計や立地選定など)が明暗を分ける |
1人での開業は自由度が高い反面、すべての責任を自分で負う厳しさもあります。
しかし、正しい準備と戦略があれば、理想の売上を手に入れられます。
「自分1人で開業準備を進めるのは不安」「将来の売上で失敗しないための計画を立てたい」とお考えの方は、ぜひ一度ジョイパルにご相談ください。
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【株式会社ジョイパルの強み】 創業28年。医療業界を支えてきた確かな信頼 開業支援1,700件超。実績が裏付けるノウハウ 平均勤続20年以上。経験豊富なベテランが対応 全国対応・最短翌日訪問のスピード支援 コンサル料0円。開業コストを抑えられる |
「接骨院・整骨院の開業を考えているけれど、大手フランチャイズ(FC)加盟と個人独立のどちらが良いのだろう」開業を検討する多くの柔道整復師が悩むポイントではないでしょうか。
FC加盟はノウハウや安心感を得られますが、多くの制限があります。一方、個人開業は自由と高収益を狙えますが、全責任を負います。
双方のメリット・デメリットを正しく理解することが、最適な選択には欠かせません。
本記事では、1,700件以上の開業支援実績をもつ株式会社ジョイパルが、FCと個人開業の違いを徹底比較します。
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【株式会社ジョイパルの強み】 創業28年。医療業界を支えてきた確かな信頼 開業支援1,700件超。実績が裏付けるノウハウ 平均勤続20年以上。経験豊富なベテランが対応 全国対応・最短翌日訪問のスピード支援 コンサル料0円。開業コストを抑えられる |
接骨院・整骨院の開業ノウハウについては「整骨院開業の流れ・必要な準備は?整骨院を開業するための資格・費用・手続きをわかりやすく解説」で詳しく紹介していますので、あわせて参考にしてください。
https://joypal.jp/osteopathic-clinic-opening-flow/
接骨院・整骨院をFCで開業するメリットとデメリット

フランチャイズ(FC)加盟とは、本部に加盟金やロイヤリティを支払うことで、看板・ノウハウ・システムを利用する権利を得る仕組みです。
まずはFC加盟ならではのメリットとデメリットを見ていきましょう。
【メリット①】経営ノウハウや集客システムが確立されている
FC加盟の最大の利点は、成功確率の高いビジネスモデルをそのまま利用できる点です。
本部は多くの店舗運営を通じて膨大なデータを蓄積しています。
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<FC本部がもつノウハウ例> 立地戦略・・・人通りや競合状況から勝てる場所を選定する 集客手法・・・チラシの配布エリアやWeb広告の運用を最適化する リピート施策・・・患者さんを定着させるための接遇やフォロー体制がある |
個人開業ではすべて手探りで進める必要がありますが、FCなら研修やマニュアルを通じて効率的な運営方法を学べます。
経営知識に不安がある柔道整復師にとって、実績あるノウハウを得られるのは大きな安心材料です。
【メリット②】開業時の物件探しや融資サポートを受けられる
開業準備の中で特にハードルが高いのが、物件選定と資金調達です。
FC本部のサポートを受けることで、個人では難しい好条件でのスタートが可能になります。
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FC加盟のメリット |
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物件選定 |
独自データに基づき、集客が見込める優良物件を紹介してもらえる |
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融資審査 |
大手看板と実績ある事業計画書により、金融機関の信用を得やすい |
面倒な手続きをプロに任せられるため、開業前の貴重な時間を有効に使えます。
【メリット③】本部のブランド力で初期から集客が見込める
開業直後の最大の課題は「認知度がないこと」ですが、FC加盟ならその心配を軽減できます。
テレビCMやWeb広告で広く知られているチェーン店なら、看板を見ただけで「あの整骨院だ」と安心してもらえるからです。
知名度があることで、初日からスムーズな立ち上がりが期待できます。
広告費をかけずに一定の集客が見込める点は、経営初期の安定化に大きく貢献します。
【デメリット①】加盟金や毎月のロイヤリティで利益率が下がる
手厚いサポートの対価として、決して安くないコストが発生します。
開業時には数百万円単位の「加盟金」や「研修費」が必要です。
さらに開業後は、売上の数パーセント(または定額)を「ロイヤリティ」として毎月本部に支払わなければなりません。
売上が上がってもロイヤリティの支払い額が増える契約の場合、手元に残る利益は思ったほど増えないケースがあります。
長期的な収支をシミュレーションし、支払いに見合う対価が得られるか慎重な判断が必要です。
【デメリット②】施術方針や経営の自由度が制限される
FC加盟店は、あくまで本部のブランドイメージを守る一員として運営を行います。
そのため、以下のような項目で本部のルールに従う必要があります。
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<制限されやすい項目> 内装・外観・・・指定のデザインや什器を使用しなければならない 施術メニュー・・・本部推奨のメニュー以外は導入できない場合がある 営業時間・・・全店統一の営業時間を守るよう求められる |
「もっと時間をかけた手技を提供したい」「地域に合わせて独自の割引キャンペーンを打ちたい」と考えても、本部の許可が下りなければ実現できません。
自分の理想とする院を作りたい人にとっては、窮屈に感じる可能性があります。
【デメリット③】本部の評判が悪化すると自院も影響を受ける
FCチェーンは「運命共同体」の側面をもっています。
もし別の加盟店や本部で不祥事・トラブルが発生し、ニュースやSNSで炎上した場合、自院には何の落ち度がなくても客足が遠のく恐れがあります。
ブランドへの信頼が一瞬で崩れるリスクは、チェーン店ならではの懸念点です。
加盟を検討する際は、本部のコンプライアンス体制や過去のトラブル事例についても調べておきましょう。
個人で接骨院・整骨院を開業するメリットとデメリット

個人開業は、自身の理想を追求できる反面、すべての責任を自分で負う厳しさがあります。FC加盟と比較した際の特徴をリストアップしました。
【メリット①】初期費用を抑え利益を最大化できる
個人開業の最大の魅力は、コストコントロールのしやすさと収益性の高さです。
FC加盟で発生する加盟金やロイヤリティが一切かかりません。
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個人開業 |
FC加盟 |
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初期コスト |
必要最低限の設備でスモールスタートが可能 |
加盟金や指定の内装費で高額になりがち |
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月額コスト |
家賃や人件費などの実費のみ |
毎月ロイヤリティの支払いが発生する |
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利益構造 |
売上が増えた分だけ自分の収入になる |
売上の一部を本部に納める必要がある |
浮いた資金を最新の医療機器導入や内装のこだわりに回せます。軌道に乗せられたら、FC加盟店よりも高い年収を実現できるでしょう。
【メリット②】自身の理想とする施術や経営ができる
「一人ひとりの患者さんにじっくり向き合いたい」
「スポーツ障害に特化した院を作りたい」
こうした独自のコンセプトを100%実現できるのは、個人開業ならではの特権です。
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<自由に決められること> 施術内容:自分の得意な手技や最新機器を自由に導入できる 料金体系:地域やターゲットに合わせて柔軟に価格を設定できる 運営方針:営業時間や休日を自分のライフスタイルに合わせられる |
自分の城をもち、理想の医療を提供したい人には最適な環境です。
【デメリット①】集客や経営を全て自力で行う必要がある
自由の裏返しとして、すべての業務を自分でこなす重責があります。
施術以外にも、以下のようなタスクを一人で管理しなければなりません。
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物件・資金:立地調査、融資交渉、内装業者の手配 集客・広告:HP制作、チラシ配布、SNS運用、口コミ対策 人事・労務:スタッフ採用、教育、給与計算、シフト管理 |
特に集客は最大の壁となります。施術の腕が良くても、経営手腕がなければ患者さんは来ないという現実に直面します。
【デメリット②】ブランド認知までに時間がかかる
個人院が地域で信頼を得るまでには、相応の時間がかかります。オープン当初は「どんな先生がいるのか」「怪しい院ではないか」と警戒されることも少なくありません。
口コミや紹介で評判が広まるまで、半年〜1年程度は集客に苦戦する覚悟が必要です。
その間の運転資金を確保しておかないと、黒字化する前に資金が尽きてしまうリスクがあります。
長期的な視点で、地道に信頼を積み上げていく忍耐力が求められます。
【比較】FC加盟と個人開業接骨院・整骨院の収益モデル

「FC加盟と個人開業、結局、どちらが儲かるのか?」は最も気になるポイントでしょう。それぞれの初期費用と年収の目安を比較します。
FC加盟店の初期費用と年収モデル
FC加盟した場合の一般的な費用の目安は、以下のとおりです。
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金額(目安) |
備考 |
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初期費用 |
400万〜700万円程度 |
店舗規模等により、増減あり |
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年収 |
300万円~700万円程度 |
1人院長かスタッフ雇用あるかで異なる |
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ロイヤリティ |
定額:月5〜15万円程度 変動:売上の5〜10%程度 |
別途システム利用料(月3万円程度)がかかる場合あり |
FCはロイヤリティの負担があるため、利益率はどうしても低くなります。
一方で、本部のブランド力や経営ノウハウの提供により、開業初期のリスクを軽減できるメリットがあります。
参考:フランチャイズ加盟募集net|フランチャイズで整骨院を開院するために必要な資格と手続き・健康保険との関係も解説
個人開業院の初期費用と年収モデル
個人開業の場合の費用目安は、以下のイメージです。
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金額(目安) |
備考 |
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初期費用 |
300万〜800万円 |
機器のグレードや内装へのこだわりで大きく変動する (自宅開業や居抜き物件なら100万円台も可能) |
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年収 |
1年目 300万~600万円程度 3年目以降経営が安定した場合、600万~800万円以上 |
実力次第で青天井だが、集客できなければ低収入(200万円程度)のリスクも |
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ロイヤリティ |
0円 |
毎月の支払いがなく、売上がダイレクトに利益になる |
個人開業は、ロイヤリティがない分、損益分岐点を低く設定できます。
固定費を抑えてスモールスタートし、徐々に利益を積み上げていくスタイルが一般的です。
参考:日本政策金融金庫|はり師・きゅう師・柔道整復師の施術所の創業ポイント
FCは「多くの売上が必要だが、集客力があるため達成が早い」、個人は「少ない売上で済むが、集客に時間がかかる」という特徴があります。
手持ちの資金で立ち上がり時期を乗り切れるかなど、具体的にシュミレーションしてみましょう。
結局どちらがいい?FC加盟・個人開業に向いている人の特徴

これまでの比較を踏まえ、それぞれのスタイルに向いている人の特徴を簡潔にまとめました。
経営ノウハウがなくリスクを最小限にしたい人は「FC加盟」
経営の経験がない、または数字の管理に自信がない場合は、FC加盟が堅実な選択です。
FC本部の確立されたノウハウとサポート体制は、失敗のリスクを大きく引き下げてくれます。
「施術に集中したい」「開業準備の手間を省きたい」「初月から安定した集客がほしい」といったニーズをもつ人には最適です。
まずは守られた環境で経営の基礎を学びたいと考えるなら、FC加盟が向いています。
技術に自信があり利益と自由度を追求する人は「個人開業」
自分の技術力に自信があり、理想の院をゼロから作り上げたい情熱があるなら、個人開業がおすすめです。
以下のような志向をもつ人は、個人開業で成功する可能性が高いです。
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<個人開業に向いている人の志向> 独自の施術メニューやコンセプトで勝負したい 働く時間や休日を自分でコントロールしたい 経営の全てを自分で学び、実践したい コストを抑えて利益を最大化したい |
FCの枠に収まらず、自分の城を築きたいという独立心旺盛な方は、個人開業を選ぶと良いでしょう。
個人院であれば、自身の強みを活かした自費メニューの導入も可能です。
自費メニューの種類や、失敗しない料金設定の考え方については「接骨院・整骨院は自費メニューで経営安定を!種類や料金相場・法規制など解説」の記事で紹介しています。あわせてお読みください。
https://joypal.jp/osteopathic%ef%bd%b0clinic%ef%bd%b0self%ef%bd%b0pay%ef%bd%b0menu/
接骨院・整骨院のFC開業に関するよくある質問(FAQ)
接骨院・整骨院の開業に関してよく寄せられる質問にお答えします。
FC加盟店から途中で脱退し独立することは可能ですか?
法的には可能ですが、実質的には極めて困難です。
多くのFC契約には、以下のような厳しい制約が設けられています。
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一般的な内容 |
影響 |
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高額な違約金 |
固定額やロイヤリティ数年分 |
解約時に数百万円程度の支払いが発生しうる |
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競業避止義務 |
契約終了後2年間、半径5km以内で開業禁止など |
同じエリアでの独立開業が不可能になる |
安易に「嫌なら辞めて独立すればいい」と考えるのは危険です。
FC契約は事実上の「長期拘束契約」であることを理解して臨みましょう。
接骨院・整骨院の開業に自己資金はいくら用意すればいいですか?
一般的には、開業資金総額の1/3〜1/2程度(300万〜400万円程度)の自己資金があると、融資審査が通りやすくなります。
FC加盟の場合は初期費用が高額になりやすいため、より多くの自己資金を求められるケースがあります。
少ない自己資金でも開業可能なケースはありますが、運転資金の余裕をもたせるためにも、計画的な貯蓄をおすすめします。
接骨院・整骨院の個人開業で失敗する一番の原因は何ですか?
最も多い原因は「資金ショート」です。開業当初の集客見込みが甘く、売上が上がらないまま運転資金が尽きてしまうケースが目立ちます。
資金ショートを防ぐためには、厳しめの売上予測を立て、半年程度は売上がゼロでも耐えられるだけの十分な運転資金を確保しておくことが必要です。
FC・個人開業を見極めて接骨院・整骨院の開業成功を目指そう
本記事では、接骨院・整骨院の開業におけるFC加盟と個人開業の違いを比較しました。
FCは「安心と集客力」を得られる反面、コストと制約があります。
個人開業は「自由と高収益」を狙えますが、全て自己責任です。
「自由度は欲しいが、一人での開業は不安」という方には、プロの開業支援をご検討ください。
医療機器販売会社のジョイパルなら、豊富な開業支援実績をもとにトータルサポートを行います。
- 診療圏調査:データに基づく立地選定
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「接骨院・整骨院は廃業が相次いでいると聞く」
「数が多すぎて、今から開業しても成功できないのでは」
こうした不安を抱く柔道整復師の方は少なくありません。確かに業界では「廃業ラッシュ」や「飽和」といった声が目立ちますが、業界全体が衰退しているわけではありません。
高齢化によるニーズの変化や、M&Aを含む業界再編が進むなど、市場は大きな転換期を迎えています。
重要なのは「将来性がない」と決めつけるのではなく、これから伸びる接骨院・整骨院の形を正しく理解することです。
本記事では、1700件以上の開業支援実績をもつジョイパルが、業界の現状から今後の需要、競争環境で生き残るための経営戦略、失敗しない開業準備のポイントまで詳しく解説します。
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接骨院・整骨院の開業ノウハウについては「整骨院開業の流れ・必要な準備は?整骨院を開業するための資格・費用・手続きをわかりやすく解説」で詳しく紹介していますので、あわせて参考にしてください。
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接骨院・整骨院業界の現状と抱える課題

かつては接骨院・整骨院を開業すれば患者が集まる時代でしたが、現在は環境が大きく変わりました。業界が直面している主な課題は以下の2点です。
- 院数がコンビニの数にせまるほど増え、競争が激化している
- 療養費改定により保険請求が厳格化している
これらの課題を正しく把握し、対策を練ることが経営安定への出発点です。現状を詳しく見ていきましょう。
院数がコンビニの数にせまるほど競争が激化している
接骨院・整骨院の数(50,924件/2024年)は年々増加し続け、今やコンビニエンスストアの店舗数(56,007件/2025年11月)にせまる規模になりました。
限られた商圏内で多くの院がひしめき合い、患者の奪い合いが起きているのが実情です。
以前のように「看板を出せば近隣住民が来院する」という受動的な経営スタイルでは、集客が難しくなっています。
特に都市部では、半径500メートル以内に複数の競合院が存在するケースも多い状態です。
患者は多くの選択肢から自分に合った院を選べるため、特徴のない院は淘汰されていきます。厳しい競争を勝ち抜くには、他院にはない強みが必要です。
参考:
厚生労働省|令和6年衛生行政報告例(就業医療関係者)の概況 p.8
一般社団法人 日本フランチャイズチェーン協会「コンビニエンスストア統計調査月報」
療養費改定により保険請求が厳格化している
国の医療費適正化政策により、柔道整復師の療養費請求は年々厳格化しています。
主な変更点や注意すべきポイントは以下のとおりです。
- 受領委任払いの適用条件が厳格化された
- 不正請求に対する指導や監査が強化された
- 患者への照会頻度が増え返戻リスクが高まった
保険収入だけに頼る経営モデルは、大きなリスクを抱えることになります。
今後は法令遵守を徹底しつつ、保険外の収益源を確保する視点をもちましょう。
今後の接骨院・整骨院業界で拡大する「新しい需要」

接骨院・整骨院業界の競争は激しいですが、社会の変化とともに新しいビジネスチャンスも生まれています。特に注目すべき需要は以下の2点です。
- 高齢化に伴う介護・リハビリ需要の増加
- リモートワークやスマホ普及による現代病への対応
既存の枠組みにとらわれず、時代のニーズに合わせてサービスを進化させれば、経営を軌道に乗せられます。それぞれの需要について解説します。
高齢化に伴う介護・リハビリ需要の増加
日本は超高齢社会を迎えており、高齢者の人口増加に伴って運動器のケアやリハビリを求める声は増え続けています。
「いつまでも自分の足で歩きたい」と願う高齢者に対し、柔道整復師がもつ専門知識は大きな価値を提供できるはずです。
接骨院での施術にとどまらず、デイサービスでの機能訓練指導員として活躍したり、訪問マッサージ事業を展開したりする院も増えてきました。
地域包括ケアシステムの中で、高齢者の健康寿命を延ばす役割を担えば、地域社会に必要とされる院として安定した経営基盤を築けます。
リモートワークやスマホ普及による現代病への対応
生活様式の変化により、若い世代や働き盛り世代の間で新たな身体の不調が急増しています。
長時間のデスクワークやスマートフォンの使いすぎが原因で起きる不調は「現代病」とも呼ばれ、深刻な悩みをもつ人が多いです。
主な現代病と求められるケアは以下のとおりです。
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現代病の種類 |
症状とニーズ |
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スマホ首(ストレートネック) |
首や肩の痛みに対し、姿勢矯正やストレッチの指導が求められる |
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眼精疲労・頭痛 |
目の疲れからくる頭痛に対し、ヘッドマッサージや鍼治療が有効 |
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腰痛 |
長時間のデスクワークによる腰痛に対し、骨盤矯正や運動指導が必要 |
これらの悩みに対して専門的なメニューを用意し、Web集客でターゲット層にアプローチすれば、新規患者の獲得につながります。
時代の変化を敏感にキャッチし、柔軟に対応する姿勢をもちましょう。
今後接骨院・整骨院業界で生き残るための多角化・経営戦略

変化の激しい時代に生き残るには、従来のやり方に固執せず、多角的な視点で経営戦略を立てる必要があります。具体的な戦略は以下の4点です。
- 脱・保険依存を目指して自費診療へ移行する
- フィットネスなど異業種と連携し領域を広げる
- 規模拡大や事業承継の手段としてM&Aを活用する
- 業務効率化のためにICT(情報通信技術)やAI技術を導入する
これらの戦略を組み合わせることで、収益の柱を増やし、安定した経営を実現できます。1つずつ見ていきましょう。
脱・保険依存を目指して自費診療へ移行する
保険診療の単価は国によって定められており、売上の上限が見えやすいのが難点です。
経営を安定させるには、自院で価格やサービス内容を自由に決められる自費診療(自由診療)の導入が不可欠です。
患者にとっても、保険の枠に縛られず、十分な時間をかけた質の高い施術を受けられるメリットがあります。
自費メニューの導入例は以下のとおりです。
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メニュー例 |
特徴とメリット |
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骨盤矯正・姿勢矯正 |
根本改善を望む患者へ高単価でアプローチできる |
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産後骨盤ケア |
出産後の体型戻しや不調改善など、明確な悩みを抱えるターゲット層に響く |
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EMSトレーニング |
機器による筋力強化で、施術者の負担なく単価アップを図れる |
独自の技術や機器を活かした自費メニューを確立し、患者に「お金を払う価値がある」と感じてもらえるサービスを提供しましょう。
自費メニューの種類や失敗しない料金設定のコツについては「接骨院・整骨院は自費メニューで経営安定を!種類や料金相場・法規制など解説」の記事で紹介しています。あわせてお読みください。
https://joypal.jp/osteopathic%ef%bd%b0clinic%ef%bd%b0self%ef%bd%b0pay%ef%bd%b0menu/
フィットネスなど異業種と連携し領域を広げる
接骨院・整骨院は、関連する異業種と連携することで新たな顧客層を獲得できます。
特に親和性が高いのが「運動」や「美容」の分野です。治療で痛みが取れた後のメンテナンスとして運動を提案したり、美容に関心の高い層を取り込んだりと、相乗効果が期待できます。
具体的な連携のアイデアは以下のとおりです。
- 院内にパーソナルトレーニングジムを併設する
- 美容鍼やエステサロンのメニューを取り入れる
- スポーツチームとトレーナー契約を結ぶ
「健康と美」「治療と予防」をワンストップで提供できる施設になれば、地域の競合院と大きく差別化できます。
参考事例①
PRTIMES|整体×トレーニング×栄養指導>のオーダーメイドメニュー提案 より効果的なパーソナルトレーニングジム「Period.」渋谷店オープン
参考事例②
PRTIMES|ReCORE鍼灸接骨院を運営するHITOMIOテクノロジーズがプロ卓球チームの琉球アスティーダと業務提携および専属トレーナー就任を発表
規模拡大や事業承継の手段としてM&Aを活用する
新規開業には「患者ゼロ」からスタートするリスクがありますが、既存の院を引き継ぐM&A(合併・買収)なら、そのリスクを軽減できます。
後継者不足で廃業を考えている院を譲り受けることで、患者カルテやスタッフ、内装設備をそのまま引き継げるため、初月から売上が見込めるのが最大の利点です。
大手グループだけでなく、個人が開業の手段としてM&Aを選択するケースも増えています。
初期投資を抑えつつ、スムーズに事業をスタートさせたい場合は、M&Aも有力な選択肢の1つとして検討してみてください。
業務効率化のためにICTやAI技術を導入する
人手不足が深刻化する中、少ない人数でも効率よく院を運営するために、ICT(Information and Communication Technology:情報通信技術)やAIなどのデジタル技術活用は欠かせません。
予約管理や顧客データの管理をシステム化すれば、事務作業の時間を大幅に削減でき、その分を施術や患者対応に充てられます。
最新のテクノロジー活用例は以下のとおりです。
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技術の種類 |
活用メリット |
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オンライン予約システム |
24時間受付が可能になり、予約の取りこぼしを防げる |
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AI姿勢分析アプリ |
客観的なデータを患者に見せることで、施術の必要性を納得させやすい |
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電子問診票 |
事前にスマホで入力してもらうことで、来院時の受付時間を短縮できる |
便利なツールを積極的に取り入れ、生産性の高いスマートな経営体制を構築しましょう。
今後業界で成功するための接骨院・整骨院開業プロセス

厳しい競争の中で生き残るには、開業前の準備が何よりも重要です。行き当たりばったりの開業は失敗のもとになります。
成功率を高めるために、以下の3つのプロセスを確実に実行しましょう。
- 競合を避けて勝てる立地を徹底分析する
- 他院と差別化できる医療機器を選定する
- 開業後の運転資金まで含めた資金計画を立てる
それぞれのプロセスについて、具体的なポイントを解説します。
競合を避けて勝てる立地を徹底分析する
「人通りが多いから」「家賃が安いから」という理由だけで物件を決めるのは危険です。
開業の成否は立地で8割決まるといっても過言ではありません。地域の人口構成や競合院の数、住民の動線などをデータに基づいて分析し、勝てる見込みのある場所を選びましょう。
例えば、弊社・ジョイパルでは、開業希望エリアの診療圏調査を無料で行っています。
地域の年齢層や世帯年収、競合院の状況を詳細なレポートとして提供するため、客観的なデータに基づいた判断が可能です。
「なんとなく」で場所を決めず、プロの調査力を活用して確実な一歩を踏み出しましょう。
接骨院・整骨院の開業場所に関する解説については、下記「接骨院・整骨院の開業場所や立地・物件選びのポイントをわかりやすく解説!」記事をご覧ください。
https://joypal.jp/location-opening-osteopathic-clinic/
他院と差別化できる医療機器を選定する
手技の技術も大切ですが、最新の医療機器を導入することで、施術の効果を客観的に示したり、他院にはないメニューを作ったりできます。
機器の力で施術者の負担を減らしつつ、患者満足度を高めることが可能です。ただし、高額な機器を闇雲に導入すればよいわけではありません。
機器選びで失敗しないためのポイントは以下のとおりです。
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ポイント |
具体的なアクション |
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ターゲットに合わせる |
スポーツ外傷が多いなら超音波、高齢者が多いなら干渉波治療器などを整備する |
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費用対効果を考える |
稼働率や自費メニュー単価をシミュレーションする |
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購入方法を検討する |
新品だけでなく、状態の良い中古品やリースも視野に入れる |
ジョイパルなら、新品から中古まで幅広い選択肢の中から、予算と目的に合った最適な機器を提案します。
無駄なコストを抑えつつ、集客の武器となる設備を整えましょう。
詳細は「接骨院・整骨院の機器の選び方とは?失敗しない導入基準やおすすめを紹介」で詳しく解説しています。
https://joypal.jp/osteopathic-equipment-guide/
開業後の運転資金まで含めた資金計画を立てる
開業資金というと、物件取得費や内装費、機器購入費などの初期投資ばかりに目がいきがちです。
しかし、開業直後から黒字化するケースは稀で、軌道に乗るまでの数ヶ月間は赤字が続くこともあります。
この期間を乗り切るための「運転資金」を確保しておかないと、資金ショートで黒字倒産しかねません。
融資を受ける際は、売上予測や経費をシビアに見積もった事業計画書が必要です。
ジョイパルでは、金融機関に提出するための事業計画書の作成サポートも行っています。
プロのアドバイスを受けながら、無理のない返済計画と余裕をもった資金調達を行い、安心して経営に専念できる環境を作りましょう。
接骨院・整骨院業界の今後についてよくある質問(FAQ)
接骨院・整骨院業界の今後に関して、開業を検討中の方が抱きやすい疑問にお答えします。
大手グループのフランチャイズと個人開業、どちらが有利ですか?
どちらが有利かは、目指す経営スタイルによって異なります。
フランチャイズ(FC)は、ブランド力や確立された経営ノウハウ、集客システムを活用でき、経営未経験でも始めやすいのが特徴です。一方で、加盟金やロイヤリティが発生し、自由度は低めです。
個人開業は、治療方針や院のコンセプトを自由に決められ、ロイヤリティも不要なため利益率を高めやすい点が魅力です。ただし、集客や経営はすべて自分で行う必要があります。
組織化・拡大を目指すならFC、技術重視・地域密着なら個人開業が向いています。目指す姿に合わせて選びましょう。
スタッフを雇わず「一人院長」でも生き残れますか?
はい、しっかりと経営を行えば、十分に生き残れます。むしろ、近年は大規模なグループ院と差別化するために、あえて小規模な「一人院長」スタイルを選ぶ方も増えています。
スタッフを雇わないことで人件費などの固定費を大幅に抑えられるため、損益分岐点が低くなり、経営のリスクを減らせるのが強みです。
成功のポイントは、低単価で数をこなすのではなく、高単価でも通いたくなる「専門性」を打ち出すこと。
「完全予約制の腰痛専門院」や「貸切空間での施術」など、一人だからこそできるきめ細かな対応を売りにすれば、ファンを増やして安定した収益を上げられます。
居抜き物件で開業する際のリスクや注意点は?
居抜き物件は、前のテナントの内装や設備をそのまま使えるため、初期費用を抑えて早期に開業できるのが大きなメリットです。
しかし、いくつか注意すべきリスクもあります。主なリスクと確認すべきポイントは以下のとおりです。
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リスク |
確認ポイント |
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設備の老朽化 |
空調や水回りなど、修理や交換に予期せぬ費用がかからないか |
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前店舗の評判 |
「腕が悪い」「対応が悪い」など、ネガティブなイメージがついていないか |
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レイアウトの制限 |
自分の施術スタイルに合った動線が確保できるか |
居抜き物件を選ぶ際は、表面的な安さだけでなく、前の院がなぜ撤退したのかという理由も含めて慎重に調査しましょう。
接骨院・整骨院業界の今後を見据えて成功する開業を
本記事では、接骨院・整骨院業界の厳しい現状と、そこから見えてくる新たな可能性、そして生き残るための具体的な戦略について解説しました。
- 施設数過剰で競争は激しいが、高齢化や新しい健康課題により需要は拡大している
- 保険依存から脱却し、自費診療や異業種連携で多角化する必要がある
- M&AやICT・AI技術導入など、効率的な経営手法を取り入れる
- 立地選定や資金計画、機器導入など、開業前の準備が成功のカギを握る
業界全体は変革期を迎えていますが、社会の変化に対応し、正しい戦略で開業・運営を行えば、十分に成長できるチャンスがあります。
「失敗しない開業」を目指すなら、専門家のサポートを活用するのも賢い選択です。
株式会社ジョイパルは、1,700件以上の開業支援実績をもち、物件探しから資金調達、医療機器の選定までトータルでサポートしています。
「自分の理想の院を作りたい」「不安なく開業準備を進めたい」とお考えの方は、まずは一度ジョイパルへお問い合わせください。
ジョイパルでは、このような質問をよくいただきます
| Q1 | 接骨院、接骨院の開院を検討中だけど、どこで開業するとよいでしょうか? |
|---|---|
| Q2 | 医療機器の購入を検討しているのですが・・・ |
| Q3 | 費用対効果の高い医療機器について聞きたいです! |
| Q4 | 中古医療機器の購入を考えているのですが・・・ |
| Q5 | 今まで以上に 患者さんの集客を考えていますが、どうすれば良いですか? |
| Q6 | 店舗を 患者さんが利用しやすいようにリフォームしたいのですが・・・ |

