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【2026年最新】接骨院・整骨院業界の今後は?新しい需要と生き残る経営戦略

公開日:2026年01月08日 運営コラム

「接骨院・整骨院は廃業が相次いでいると聞く」
「数が多すぎて、今から開業しても成功できないのでは」

 こうした不安を抱く柔道整復師の方は少なくありません。確かに業界では「廃業ラッシュ」や「飽和」といった声が目立ちますが、業界全体が衰退しているわけではありません。

高齢化によるニーズの変化や、M&Aを含む業界再編が進むなど、市場は大きな転換期を迎えています。

重要なのは「将来性がない」と決めつけるのではなく、これから伸びる接骨院・整骨院の形を正しく理解することです。

本記事では、1700件以上の開業支援実績をもつジョイパルが、業界の現状から今後の需要、競争環境で生き残るための経営戦略、失敗しない開業準備のポイントまで詳しく解説します。

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接骨院・整骨院の開業ノウハウについては「整骨院開業の流れ・必要な準備は?整骨院を開業するための資格・費用・手続きをわかりやすく解説」で詳しく紹介していますので、あわせて参考にしてください。

整骨院開業の流れ・必要な準備は?整骨院を開業するための資格・費用・手続きをわかりやすく解説

「整骨院を開業したいけど、何から始めればいいのかわからない」 「資格や費用、手続きの流れを知りたいけど、調べても難しくて不安…」 整骨院の開業には、資格・物件・資金・届出など…

整骨院、接骨院の開業支援ならジョイパル

整骨院開業_01

 

接骨院・整骨院業界の現状と抱える課題

接骨院・整骨院 業界の今後を悩む

かつては接骨院・整骨院を開業すれば患者が集まる時代でしたが、現在は環境が大きく変わりました。業界が直面している主な課題は以下の2点です。

  • 院数がコンビニの数にせまるほど増え、競争が激化している
  • 療養費改定により保険請求が厳格化している

これらの課題を正しく把握し、対策を練ることが経営安定への出発点です。現状を詳しく見ていきましょう。

院数がコンビニの数にせまるほど競争が激化している

接骨院・整骨院の数(50,924件/2024年)は年々増加し続け、今やコンビニエンスストアの店舗数(56,007件/2025年11月)にせまる規模になりました。

限られた商圏内で多くの院がひしめき合い、患者の奪い合いが起きているのが実情です。

以前のように「看板を出せば近隣住民が来院する」という受動的な経営スタイルでは、集客が難しくなっています。

特に都市部では、半径500メートル以内に複数の競合院が存在するケースも多い状態です。

患者は多くの選択肢から自分に合った院を選べるため、特徴のない院は淘汰されていきます。厳しい競争を勝ち抜くには、他院にはない強みが必要です。

参考:

厚生労働省|令和6年衛生行政報告例(就業医療関係者)の概況 p.8

一般社団法人 日本フランチャイズチェーン協会「コンビニエンスストア統計調査月報」

療養費改定により保険請求が厳格化している

国の医療費適正化政策により、柔道整復師の療養費請求は年々厳格化しています。

主な変更点や注意すべきポイントは以下のとおりです。

  • 受領委任払いの適用条件が厳格化された
  • 不正請求に対する指導や監査が強化された
  • 患者への照会頻度が増え返戻リスクが高まった

保険収入だけに頼る経営モデルは、大きなリスクを抱えることになります。

今後は法令遵守を徹底しつつ、保険外の収益源を確保する視点をもちましょう。

今後の接骨院・整骨院業界で拡大する「新しい需要」

ぎっくり腰なら整骨院

接骨院・整骨院業界の競争は激しいですが、社会の変化とともに新しいビジネスチャンスも生まれています。特に注目すべき需要は以下の2点です。

  • 高齢化に伴う介護・リハビリ需要の増加
  • リモートワークやスマホ普及による現代病への対応

既存の枠組みにとらわれず、時代のニーズに合わせてサービスを進化させれば、経営を軌道に乗せられます。それぞれの需要について解説します。

高齢化に伴う介護・リハビリ需要の増加

日本は超高齢社会を迎えており、高齢者の人口増加に伴って運動器のケアやリハビリを求める声は増え続けています。

「いつまでも自分の足で歩きたい」と願う高齢者に対し、柔道整復師がもつ専門知識は大きな価値を提供できるはずです。

接骨院での施術にとどまらず、デイサービスでの機能訓練指導員として活躍したり、訪問マッサージ事業を展開したりする院も増えてきました。

地域包括ケアシステムの中で、高齢者の健康寿命を延ばす役割を担えば、地域社会に必要とされる院として安定した経営基盤を築けます。

リモートワークやスマホ普及による現代病への対応

生活様式の変化により、若い世代や働き盛り世代の間で新たな身体の不調が急増しています。

長時間のデスクワークやスマートフォンの使いすぎが原因で起きる不調は「現代病」とも呼ばれ、深刻な悩みをもつ人が多いです。

主な現代病と求められるケアは以下のとおりです。

現代病の種類

症状とニーズ

スマホ首(ストレートネック)

首や肩の痛みに対し、姿勢矯正やストレッチの指導が求められる

眼精疲労・頭痛

目の疲れからくる頭痛に対し、ヘッドマッサージや鍼治療が有効

腰痛

長時間のデスクワークによる腰痛に対し、骨盤矯正や運動指導が必要

これらの悩みに対して専門的なメニューを用意し、Web集客でターゲット層にアプローチすれば、新規患者の獲得につながります。

時代の変化を敏感にキャッチし、柔軟に対応する姿勢をもちましょう。

整骨院開業_02

 

今後接骨院・整骨院業界で生き残るための多角化・経営戦略

接骨院・整骨院開業費用は最低いくら必要?資金ゼロでも開業できるのか

変化の激しい時代に生き残るには、従来のやり方に固執せず、多角的な視点で経営戦略を立てる必要があります。具体的な戦略は以下の4点です。

  • 脱・保険依存を目指して自費診療へ移行する
  • フィットネスなど異業種と連携し領域を広げる
  • 規模拡大や事業承継の手段としてM&Aを活用する
  • 業務効率化のためにICT(情報通信技術)やAI技術を導入する

これらの戦略を組み合わせることで、収益の柱を増やし、安定した経営を実現できます。1つずつ見ていきましょう。

脱・保険依存を目指して自費診療へ移行する

保険診療の単価は国によって定められており、売上の上限が見えやすいのが難点です。

経営を安定させるには、自院で価格やサービス内容を自由に決められる自費診療(自由診療)の導入が不可欠です。

患者にとっても、保険の枠に縛られず、十分な時間をかけた質の高い施術を受けられるメリットがあります。

自費メニューの導入例は以下のとおりです。

メニュー例

特徴とメリット

骨盤矯正・姿勢矯正

根本改善を望む患者へ高単価でアプローチできる

産後骨盤ケア

出産後の体型戻しや不調改善など、明確な悩みを抱えるターゲット層に響く

EMSトレーニング

機器による筋力強化で、施術者の負担なく単価アップを図れる

独自の技術や機器を活かした自費メニューを確立し、患者に「お金を払う価値がある」と感じてもらえるサービスを提供しましょう。

自費メニューの種類や失敗しない料金設定のコツについては「接骨院・整骨院は自費メニューで経営安定を!種類や料金相場・法規制など解説」の記事で紹介しています。あわせてお読みください。

接骨院・整骨院は自費メニューで経営安定を!種類や料金相場・法規制など解説

接骨院・整骨院の開業を考えているものの「本当にうまく経営できるのだろうか?」と不安を感じていませんか? 接骨院・整骨院の数は増え続ける一方で、保険の厳格化や競合の増加により収…

整骨院、接骨院の開業支援ならジョイパル

フィットネスなど異業種と連携し領域を広げる

接骨院・整骨院は、関連する異業種と連携することで新たな顧客層を獲得できます。

特に親和性が高いのが「運動」や「美容」の分野です。治療で痛みが取れた後のメンテナンスとして運動を提案したり、美容に関心の高い層を取り込んだりと、相乗効果が期待できます。

具体的な連携のアイデアは以下のとおりです。

  • 院内にパーソナルトレーニングジムを併設する
  • 美容鍼やエステサロンのメニューを取り入れる
  • スポーツチームとトレーナー契約を結ぶ

「健康と美」「治療と予防」をワンストップで提供できる施設になれば、地域の競合院と大きく差別化できます。

参考事例①

PRTIMES|整体×トレーニング×栄養指導>のオーダーメイドメニュー提案 より効果的なパーソナルトレーニングジム「Period.」渋谷店オープン

参考事例②

PRTIMES|ReCORE鍼灸接骨院を運営するHITOMIOテクノロジーズがプロ卓球チームの琉球アスティーダと業務提携および専属トレーナー就任を発表

規模拡大や事業承継の手段としてM&Aを活用する

新規開業には「患者ゼロ」からスタートするリスクがありますが、既存の院を引き継ぐM&A(合併・買収)なら、そのリスクを軽減できます。

後継者不足で廃業を考えている院を譲り受けることで、患者カルテやスタッフ、内装設備をそのまま引き継げるため、初月から売上が見込めるのが最大の利点です。

大手グループだけでなく、個人が開業の手段としてM&Aを選択するケースも増えています。

初期投資を抑えつつ、スムーズに事業をスタートさせたい場合は、M&Aも有力な選択肢の1つとして検討してみてください。

業務効率化のためにICTやAI技術を導入する

人手不足が深刻化する中、少ない人数でも効率よく院を運営するために、ICT(Information and Communication Technology:情報通信技術)やAIなどのデジタル技術活用は欠かせません。

予約管理や顧客データの管理をシステム化すれば、事務作業の時間を大幅に削減でき、その分を施術や患者対応に充てられます。

最新のテクノロジー活用例は以下のとおりです。

技術の種類

活用メリット

オンライン予約システム

24時間受付が可能になり、予約の取りこぼしを防げる

AI姿勢分析アプリ

客観的なデータを患者に見せることで、施術の必要性を納得させやすい

電子問診票

事前にスマホで入力してもらうことで、来院時の受付時間を短縮できる

便利なツールを積極的に取り入れ、生産性の高いスマートな経営体制を構築しましょう。

今後業界で成功するための接骨院・整骨院開業プロセス

整骨院回数券でステップアップ

厳しい競争の中で生き残るには、開業前の準備が何よりも重要です。行き当たりばったりの開業は失敗のもとになります。

成功率を高めるために、以下の3つのプロセスを確実に実行しましょう。

  • 競合を避けて勝てる立地を徹底分析する
  • 他院と差別化できる医療機器を選定する
  • 開業後の運転資金まで含めた資金計画を立てる

それぞれのプロセスについて、具体的なポイントを解説します。

競合を避けて勝てる立地を徹底分析する

「人通りが多いから」「家賃が安いから」という理由だけで物件を決めるのは危険です。

開業の成否は立地で8割決まるといっても過言ではありません。地域の人口構成や競合院の数、住民の動線などをデータに基づいて分析し、勝てる見込みのある場所を選びましょう。

例えば、弊社・ジョイパルでは、開業希望エリアの診療圏調査を無料で行っています

地域の年齢層や世帯年収、競合院の状況を詳細なレポートとして提供するため、客観的なデータに基づいた判断が可能です。

「なんとなく」で場所を決めず、プロの調査力を活用して確実な一歩を踏み出しましょう。

接骨院・整骨院の開業場所に関する解説については、下記「接骨院・整骨院の開業場所や立地・物件選びのポイントをわかりやすく解説!」記事をご覧ください。

接骨院・整骨院の開業場所や立地・物件選びのポイントをわかりやすく解説!

整骨院を開業するとき、もっとも悩むのが「どこで開業するか」という場所選びです。 駅前・商店街・住宅街など、立地によって集まる患者の層や収益モデルは大きく変わります。さらに、物…

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他院と差別化できる医療機器を選定する

手技の技術も大切ですが、最新の医療機器を導入することで、施術の効果を客観的に示したり、他院にはないメニューを作ったりできます。

機器の力で施術者の負担を減らしつつ、患者満足度を高めることが可能です。ただし、高額な機器を闇雲に導入すればよいわけではありません。

機器選びで失敗しないためのポイントは以下のとおりです。

ポイント

具体的なアクション

ターゲットに合わせる

スポーツ外傷が多いなら超音波、高齢者が多いなら干渉波治療器などを整備する

費用対効果を考える

稼働率や自費メニュー単価をシミュレーションする

購入方法を検討する

新品だけでなく、状態の良い中古品やリースも視野に入れる

ジョイパルなら、新品から中古まで幅広い選択肢の中から、予算と目的に合った最適な機器を提案します

無駄なコストを抑えつつ、集客の武器となる設備を整えましょう。

詳細は「接骨院・整骨院の機器の選び方とは?失敗しない導入基準やおすすめを紹介」で詳しく解説しています。

接骨院・整骨院の機器の選び方とは?失敗しない導入基準やおすすめを紹介

接骨院・整骨院を開業する方にとって「どんな機器を導入すればいいか」は最大の悩みどころではないでしょうか。 現在の接骨院・整骨院経営は保険請求だけではなかなか立ち行かない時代で…

整骨院、接骨院の開業支援ならジョイパル

開業後の運転資金まで含めた資金計画を立てる

開業資金というと、物件取得費や内装費、機器購入費などの初期投資ばかりに目がいきがちです。

しかし、開業直後から黒字化するケースは稀で、軌道に乗るまでの数ヶ月間は赤字が続くこともあります。

この期間を乗り切るための「運転資金」を確保しておかないと、資金ショートで黒字倒産しかねません。

融資を受ける際は、売上予測や経費をシビアに見積もった事業計画書が必要です。

ジョイパルでは、金融機関に提出するための事業計画書の作成サポートも行っています

プロのアドバイスを受けながら、無理のない返済計画と余裕をもった資金調達を行い、安心して経営に専念できる環境を作りましょう。

接骨院・整骨院業界の今後についてよくある質問(FAQ)

接骨院・整骨院業界の今後に関して、開業を検討中の方が抱きやすい疑問にお答えします。

大手グループのフランチャイズと個人開業、どちらが有利ですか?

どちらが有利かは、目指す経営スタイルによって異なります

フランチャイズ(FC)は、ブランド力や確立された経営ノウハウ、集客システムを活用でき、経営未経験でも始めやすいのが特徴です。一方で、加盟金やロイヤリティが発生し、自由度は低めです。

個人開業は、治療方針や院のコンセプトを自由に決められ、ロイヤリティも不要なため利益率を高めやすい点が魅力です。ただし、集客や経営はすべて自分で行う必要があります。

組織化・拡大を目指すならFC、技術重視・地域密着なら個人開業が向いています。目指す姿に合わせて選びましょう。

スタッフを雇わず「一人院長」でも生き残れますか?

はい、しっかりと経営を行えば、十分に生き残れます。むしろ、近年は大規模なグループ院と差別化するために、あえて小規模な「一人院長」スタイルを選ぶ方も増えています。

スタッフを雇わないことで人件費などの固定費を大幅に抑えられるため、損益分岐点が低くなり、経営のリスクを減らせるのが強みです。

成功のポイントは、低単価で数をこなすのではなく、高単価でも通いたくなる「専門性」を打ち出すこと。

「完全予約制の腰痛専門院」や「貸切空間での施術」など、一人だからこそできるきめ細かな対応を売りにすれば、ファンを増やして安定した収益を上げられます。

居抜き物件で開業する際のリスクや注意点は?

居抜き物件は、前のテナントの内装や設備をそのまま使えるため、初期費用を抑えて早期に開業できるのが大きなメリットです。

しかし、いくつか注意すべきリスクもあります。主なリスクと確認すべきポイントは以下のとおりです。

リスク

確認ポイント

設備の老朽化

空調や水回りなど、修理や交換に予期せぬ費用がかからないか

前店舗の評判

「腕が悪い」「対応が悪い」など、ネガティブなイメージがついていないか

レイアウトの制限

自分の施術スタイルに合った動線が確保できるか

居抜き物件を選ぶ際は、表面的な安さだけでなく、前の院がなぜ撤退したのかという理由も含めて慎重に調査しましょう。

接骨院・整骨院業界の今後を見据えて成功する開業を

整骨院開業_03

 

本記事では、接骨院・整骨院業界の厳しい現状と、そこから見えてくる新たな可能性、そして生き残るための具体的な戦略について解説しました。

  • 施設数過剰で競争は激しいが、高齢化や新しい健康課題により需要は拡大している
  • 保険依存から脱却し、自費診療や異業種連携で多角化する必要がある
  • M&AやICT・AI技術導入など、効率的な経営手法を取り入れる
  • 立地選定や資金計画、機器導入など、開業前の準備が成功のカギを握る

業界全体は変革期を迎えていますが、社会の変化に対応し、正しい戦略で開業・運営を行えば、十分に成長できるチャンスがあります。

「失敗しない開業」を目指すなら、専門家のサポートを活用するのも賢い選択です。

株式会社ジョイパルは、1,700件以上の開業支援実績をもち、物件探しから資金調達、医療機器の選定までトータルでサポートしています

「自分の理想の院を作りたい」「不安なく開業準備を進めたい」とお考えの方は、まずは一度ジョイパルへお問い合わせください。

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