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整骨院の自宅開業は資金ゼロで可能?間取りの工夫や失敗しない手順を解説

公開日:2026年02月09日 運営コラム

「固定費や通勤の負担を抑えたい」
「育児や介護と両立しながら働きたい」

そんな想いから、自宅で接骨院・整骨院を開業したいと考える方も多いのではないでしょうか。

自宅の一部を改装して開業するスタイルは、固定費を抑えながら、自分のライフスタイルに合わせて働ける点が大きな魅力です。

 一方で、保健所の基準やプライバシー確保など、自宅開業ならではの注意点もあります。

この記事では、1,700件以上の開業支援実績をもつジョイパルが、自宅開業におけるメリット・デメリット、費用の目安、間取りの工夫など分かりやすく解説します。

【株式会社ジョイパルの強み】


創業28年。医療業界を支えてきた確かな信頼

開業支援1,700件超。実績が裏付けるノウハウ

平均勤続20年以上。経験豊富なベテランが対応

全国対応・最短翌日訪問のスピード支援

医療機器ディーラーのため、コンサル料は無料

 

接骨院・整骨院の開業の流れについて知りたい方は、開業準備について網羅的にまとめた「整骨院開業の流れ・必要な準備は?整骨院を開業するための資格・費用・手続きをわかりやすく解説」の記事をぜひ参考にしてください。

整骨院開業の流れ・必要な準備は?整骨院を開業するための資格・費用・手続きをわかりやすく解説

「整骨院を開業したいけど、何から始めればいいのかわからない」 「資格や費用、手続きの流れを知りたいけど、調べても難しくて不安…」 整骨院の開業には、資格・物件・資金・届出など…

整骨院、接骨院の開業支援ならジョイパル

 

整骨院開業_01

 

整骨院を自宅で開業するメリットとデメリット

整骨院 施術

まずは、接骨院・整骨院の自宅開業を選択する前に、メリット・デメリットを把握しておきましょう。

【メリット】家賃・通勤費ゼロで高利益体質を作れる

接骨院・整骨院の開業地に自宅を選ぶと、経営を圧迫する固定費を最小限に抑えられます。

家賃や共益費が発生しないため、売り上げが少ない時期でも赤字リスクを低く保てます。

賃貸と自宅での違いを比較しました。

 

賃貸物件での開業

自宅での開業

月々の賃料

10万〜20万円程度

0円(ローン等除く)

物件取得費

家賃の6〜10ヶ月分

不要

通勤時間

往復の時間が発生

0分

損益分岐点

高くなりやすい

低く抑えられる

 

自宅開業で浮いた資金を医療機器の導入や広告費に回すことで、早期の収益安定を狙えます。

手元に残る利益を最大化したい1人経営者にとって、自宅開業は効率的な選択肢でしょう。

【メリット】育児・介護と両立し柔軟に働ける

職場と住居が同じ建物内にある環境は、育児や介護などプライベートとの両立を大切にしたい方に適しています。

具体的には、以下のようなメリットがあります。

完全予約制にして自由な時間を作れる

隙間時間を家事や育児にあてられる

通勤による肉体的・時間的負担を解消できる

 

自宅開業は、ライフステージや個人の価値観に応じて柔軟な働き方が可能であり、結果として長期的に仕事を継続しやすい形態といえます。

【デメリット】集客の難易度やプライバシー確保に課題がある

接骨院・整骨院の自宅開業には特有の難しさも存在します。

路面店に比べて看板が目立ちにくく、通行人に存在を知ってもらう機会が限られるため、チラシ配布などの積極的な認知拡大が必要です。

また、家族の生活空間と院が近接する環境のため、プライバシーの確保も欠かせません。

患者が「他人の家にお邪魔している」という気まずさを感じないよう、生活感を消す工夫が求められます。

時間外や休診日でも近所の方から対応を求められる可能性もあるため、家族と運営ルールを共有し、仕事の場としての独立性を高めましょう。

成功する自宅兼整骨院の間取りと内装

自宅兼整骨院を成功させるために必要な間取りや内容について、具体的なポイントを説明します。

生活動線と患者様動線を完全に分離する

患者が私生活の一部を目にすると、プロフェッショナルな印象が薄れる恐れがあります。

理想は玄関を2つ設ける形ですが、難しい場合はパーテーションやリフォームで廊下を区切る方法を選びます。

分離すべきポイント

具体的な対策

玄関の共用

靴箱を分けるか目隠しを設置する

居住スペース

廊下に仕切り扉を設けて視線を遮る

トイレの利用

患者専用を設けるか徹底して清掃する

 

家族の気配を感じさせない配置にすることで、患者の満足度は向上します。

導線を整理して、プライベートを守りながら運営しましょう。

待合室と施術室には生活感を出さない

待合室や施術室に家族の私物があると、患者は落ち着いて過ごせません。

日用品や家族の写真は片付け、院専用の空間として独立させます。視覚・聴覚・嗅覚の全てから「家」の要素を排除しましょう。

【具体的な工夫】

アロマや空気清浄機で生活臭を遮断する

院内専用のスリッパとラックを用意する

壁紙や床材を医療機関らしい色調にする

子供やペットの鳴き声が漏れないよう、防音対策を行なう

 

細かい配慮の積み重ねが、院のブランディングを支えます。プロの施術所としての空間づくりを意識してください。

保健所の構造設備基準をクリアする

自宅開業でも、保健所の構造設備基準を満たさなければ開設届は受理されません。

施術室は6.6平方メートル以上、待合室は3.3平方メートル以上の広さが必要です。

床から天井までの仕切りで施術室を独立させる必要があるため、リフォーム前に図面を保健所に持参して相談しましょう。

換気設備の設置や、常に清潔を保てる床材の選択、さらに、手指消毒のための手洗い場を施術室内に設けるなど、衛生面の規定も細かく決まっています。

基準を正しく理解し、スムーズな開院を目指しましょう。

参考:東京都保険医療局|施術所の構造設備基準等について

接骨院・整骨院の構造設備基準については、下記記事でも詳しく解説しています。あわせてご覧ください。

接骨院・整骨院の広さは最低「施術室6.6㎡・待合室3.3㎡」以上必要!構造設備基準

整骨院を開業したいと考えているけれど、「最低限どれくらいの広さが必要なのか分からない」と悩んでいませんか? この記事では、整骨院開業時に守るべき「構造設備基準」から、実際の物…

整骨院、接骨院の開業支援ならジョイパル

整骨院開業_02

 

自宅開業に最低限必要な資金は?初期費用の内訳と抑え方

整体院とは?資格なしでも開業できるリラクゼーション施設です

接骨院・整骨院の自宅開業の魅力は、低コスト。自宅開業に必要な額を把握しておきましょう。

自宅開業に必要な資金内訳と相場を知る

接骨院・整骨院の自宅開業に必要な資金内訳と相場を正しく把握し、無理のない資金計画で失敗しない開業を目指しましょう。

自宅開業はテナント物件に比べて初期費用を抑えられるのが特徴ですが、最低限の設備投資は必要です。

 

費用の目安

内容

内装工事費

50万〜150万円

保健所基準クリアのための改装など

医療機器・備品

50万〜150万円

施術ベッド、低周波治療器、消毒設備など

広告宣伝費

10万〜30万円

チラシ、看板、ホームページ作成など

開設手続き費用

5万〜10万円

開設届、保険申請関連を外注する場合など

運転資金(3ヶ月分)

60万〜150万円

生活費、光熱費、広告費など

 

以上のように、自宅で接骨院を開業する場合、200万〜500万円程度が一つの目安となります(住宅の状態や設備投資の内容によって大きく前後します)。

自己資金が不足する場合は、融資や補助金・助成金を活用する方法もあります。

 

新品・中古・リース・レンタルから予算に合わせて機器を選ぶ

接骨院・整骨院に必要な医療機器を、新品・中古・リース・レンタルから予算に合わせて選ぶことも、開業資金を抑える有効な手段です。

全てを新品で揃えると高額になりますが、中古品やリースを組み合わせることで初期投資額を調整できます。

弊社ジョイパルでは、予算や施術方針に合わせて最適な機器プランを提案します。

例えば、最初は使用頻度の高い干渉波治療器を中古で導入し、利益が出てから最新機器へ入れ替える方法も効果的です。

リースの活用は月々の支払いを一定に保てるため、キャッシュフローの安定に役立ちます。

自分の状況に合わせた柔軟な選択を検討してください。

医療機器販売・リース

弊社がご用意している幅広い機器のラインナップから治療院様に最適な医療機器をご案内いたします。 実費治療も重要なポイントになりますので、実費向きの治療機器等のご提案も行っており…

整骨院、接骨院の開業支援ならジョイパル

無料の開業支援や助成金を活用してコストを削る

無料の開業支援や助成金を活用してコストを削ることで、実質的な負担を減らせます。

補助金は公募期間が決まっているため、早めの情報収集が必要です。プロの知見を借りながら、賢く資金をやりくりして開業を成功させましょう。

弊社・ジョイパルは医療機器ディーラーのため、相談料は無料です。1700件以上の支援実績があり、個別最適化したサポートをさせていただきます。ぜひお気軽にお問い合わせください。

助成金・補助金については「接骨院・整骨院開業の助成金・補助金4選【2025年最新】資金調達に役立つ制度を解説」の記事で詳しく解説しています。あわせてご覧ください。

接骨院・整骨院開業の助成金・補助金4選【2025年最新】資金調達に役立つ制度を解説

「接骨院・整骨院を開業したいが自己資金が少なく、助成金や補助金を活用して費用の負担を減らしたい」 「どの助成金・補助金が利用できるのか知りたいが、申請条件や手続きが難しそうで…

整骨院、接骨院の開業支援ならジョイパル

整骨院の自宅開業は儲かる?年収とリスクの実態

接骨院・整骨院 業界の今後を悩む

自宅開業を検討する際、最も気になるのが収益性です。以下で、自宅開業の実態を確認しましょう。

個人経営の平均年収と損益分岐点の低さ

個人経営の整骨院(自宅・賃貸含む)の平均年収は、300万円程度から、軌道に乗れば800万円程度も目指せるといわれています。

自宅開業の場合、新たに賃貸物件を借りる必要がないため、家賃負担を抑えられ、手元に残る利益率を高めやすい点が大きな特徴です。

自宅開業は固定費を低く抑えられるため、会計上の損益分岐点は比較的低く設定しやすい傾向があります。

とはいえ、自宅開業でも、生活費の確保や売上の変動を考慮すると、月商40~50万円程度を一つの「安定ライン」として設定するケースが多いといえます。

廃業率から見る「潰れる整骨院」の共通点

一方で、自宅開業だからといって必ずしも安泰ではありません。

廃業に追い込まれる院には、共通の失敗パターンが存在します。

【廃業する院の共通点】

「そのうち軌道に乗る」と集客への怠慢がある

自宅の生活感が抜けず、患者様からの信頼を失う

近隣の競合リサーチが不足し、価格競争へ埋没する

事業とプライベートの家計が混ざり、資金管理が不透明になる

 

特に「認知不足」は致命的です。自宅は路面店よりも目立たないため、自ら発信を止めると存在を忘れられてしまいます。

初期のコストを抑えられるからこそ、その余力を集客や技術向上に充てることが、安定経営には欠かせません。

接骨院・整骨院の廃業率については、下記記事でも詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。

接骨院・整骨院の廃業率は?95%は嘘?実態データと失敗を防ぐ5つの対策

「接骨院は廃業率が高い」「95%が廃業するらしい」そんな情報を目にして、開業を迷っている方は多いのではないでしょうか。 確かに、接骨院・整骨院の業界には厳しい現実もあります。…

整骨院、接骨院の開業支援ならジョイパル

失敗しない整骨院自宅開業の進め方5ステップ

整骨院 (7)

自宅開業をスムーズに進めるには、正しい順序での準備が不可欠です。

以下の5つのステップに沿って着実に進めましょう。

①コンセプト設計と資金計画

まずは「どのような患者様に、どんな価値を提供するか」を言語化します。

ターゲットを絞ることで、必要な設備や内装の方向性が定まります。

あわせて、開業費と3〜6ヶ月分の運転資金を算出し、融資を受けるか自己資金で賄うかの計画を立てましょう。

接骨院・整骨院の開業時の資金計画については、下記記事でも詳しく解説しています。

接骨院・整骨院開業費用は最低いくら必要?資金ゼロ・開業費用を抑えるポイント

「接骨院を開業したいけれど、いくらかかるのかわからない…」「まとまった資金がないけれど、本当に開業できるの?」 このような悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか? 接骨…

整骨院、接骨院の開業支援ならジョイパル

②物件リフォームと医療機器選定

保健所の基準を満たすよう、図面を確認しながらリフォームを行います。

並行して、コンセプトに合った医療機器を選定しましょう。

ジョイパルでは、自宅の限られたスペースに最適な機器配置や、予算に合わせた新品・中古の組み合わせを提案可能です。

③開設届など行政への申請手続き

「保健所への開設届」と、保険診療を行う場合の「地方厚生局への申請」は、開業準備の中でも特に重要な手続きです。

手続き

注意するポイント

保健所への開設届

・開設10日以内

・開院前の提出を推奨(保険診療の場合は必須)

地方厚生局への申請

※保険診療を行なう場合

・審査には1~2ヶ月かかるため開院2~3ヶ月前から準備を

 

そのほか、自宅の場合、以下の確認を事前に行ってください。

持ち家の場合、住宅ローン契約で事業利用が制限されていないか

賃貸の場合、賃貸借契約で商用利用が認められているか

マンションの場合、管理規約で事業利用が禁止されていないか

建築基準法により、用途地域で接骨院開業が可能か

 

余裕をもったスケジュールで準備を進めることが、スムーズな開業へつながります。

④チラシ・HP作成など集客準備

接骨院・整骨院が完成する前から、地域住民への告知を開始します。

「近所に整骨院ができる」と知ってもらうために、チラシ配布やホームページ開設、Googleマップへの登録(MEO対策)を済ませましょう。

自宅開業の弱点である「認知の低さ」をここでカバーします。

⑤プレオープンと開院

正式な開院前に、近隣住民や知人を招いてプレオープンを実施します。

動線の確認や設備の不備がないか最終チェックを行い、患者様の声を直接聞く貴重な機会にしましょう。

準備が整ったら、いよいよ自院のスタートです。

整骨院の自宅開業に関するよくある質問(FAQ)

自宅開業を検討中の方から寄せられる、よくある疑問に回答します。

柔道整復師の資格なしでも整骨院は開業できる?

いいえ、できません。

接骨院・整骨院として開業し、保険診療を行うには、国家資格である「柔道整復師」が必要です。

資格がない場合は、柔道整復師を雇用して「オーナー」として経営に回る必要があります。

もし資格を持たず自分一人で施術を行うのであれば、整骨院ではなく、リラクゼーション目的の「整体院」や「エステサロン」としての開業になります。

資金ゼロ(0円)でも整骨院の自宅開業は可能?

結論から言えば、完全な0円での自宅開業は現実的ではありません。

自宅を活用して物件取得費を抑えたとしても、最低限の医療機器やベッド、保健所基準を満たすための備品購入に数十万円は必要です。

ただし、日本政策金融公庫などの融資を活用し、自己資金をほぼ持ち出さずにスタートする方法はあります。

まずは「いくら必要か」を精査し、借入を含めた資金計画を立てましょう。

女性一人の整骨院自宅開業でも防犯面は安心?

自宅開業はプライベートな空間を公開するため、防犯対策は必須です。

特に女性一人の場合は、以下の対策を検討しましょう。

完全予約制にして「誰が来るか」を把握する

入り口や受付に防犯カメラを設置する

施術スペースを外から適度に見えやすくする(密室化を防ぐ)

初回利用時に身分証の提示を求める仕組みを作る

 

防犯意識の高さをアピールすることは、招かない客を遠ざけるフィルターにもなります。

整骨院の自宅開業を成功させるには?低リスクで選ばれる院を作るポイント

整骨院開業_03

 

接骨院・整骨院の自宅開業は、家賃や通勤コストをゼロにできるため、1人経営において非常に高い利益率を実現できるモデルです。

集客やプライバシー確保といった自宅特有の課題はありますが、適切な間取りの工夫と集客戦略があれば、理想の働き方を叶える大きなチャンスとなります。

今回のポイントを振り返りましょう。

【まとめ】

家賃ゼロ、通勤なしで「低リスク・高利益」な経営をめざせる

生活感の排除と保健所基準の遵守が欠かせない

自宅開業の弱点である「認知不足」は早めの広報でカバーする

新品、中古、リースを賢く選び、初期投資を最小限に抑える

 

ジョイパルでは、1,700件以上の開業支援実績を活かし、自宅のスペースに合わせた最適な医療機器の選定や、無理のない資金計画を無料でサポートしています。

「自宅で本当に開業できるのか」「今の予算でどの程度の機器が揃えられるのか」など、どんな小さな不安でもお気軽にご相談ください。

平均勤務年数20年以上のベテランの専門スタッフたちが、あなたの理想の院づくりを全力でバックアップいたします。

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