公開日:2026年02月24日
「接骨院・整骨院を開業したいが、患者様とうまくコミュニケーションが取れるだろうか…」
開業を控え、このような不安を感じている方もいるのではないでしょうか。
施術に自信はあっても、接客や会話に苦手意識を持つ施術者は少なくありません。
しかし、整骨院経営において流暢なトーク力は必須ではありません。口下手でも患者様に信頼され、繁盛している院は数多くあります。
本記事では、創業28年・1,700件以上の開業支援実績を持つ株式会社ジョイパルが、コミュニケーションが苦手でも成功できる理由と具体策を解説します。
無理に会話を盛り上げなくても「この接骨院・整骨院なら安心できる」と思われる信頼関係の築き方をお伝えします。
ぜひ最後までお読みいただき、自信を持って開業準備を進めてください。
|
【株式会社ジョイパルの強み】 創業28年。医療業界を支えてきた確かな信頼 開業支援1,700件超。実績が裏付けるノウハウ 平均勤続20年以上。経験豊富なベテランが対応 全国対応・最短翌日訪問のスピード支援 医療機器ディーラーのため、コンサル料は無料 |
接骨院・整骨院の開業の流れについて知りたい方は、開業準備について網羅的にまとめた「整骨院開業の流れ・必要な準備は?整骨院を開業するための資格・費用・手続きをわかりやすく解説」の記事をぜひ参考にしてください。
整骨院開業の流れ・必要な準備は?整骨院を開業するための資格・費用・手続きをわかりやすく解説
「整骨院を開業したいけど、何から始めればいいのかわからない」 「資格や費用、手続きの流れを知りたいけど、調べても難しくて不安…」 整骨院の開業には、資格・物件・資金・届出など…
整骨院、接骨院の開業支援ならジョイパル
整骨院経営はコミュニケーションに苦手意識があっても成功できる

接骨院・整骨院を経営するにあたり「会話が上手でなければならない」という思い込みは不要です。
多くの患者様が求めているのは、おしゃべりではなく「痛みの原因を知ること」「安心して体を任せられること」 です。
実際に、患者様の本音を示す興味深い民間アンケート結果があります。

引用元:キャリサポ|リアル調査第24回:施術中に会話は必要?
|
あまり話しかけられたくない:35% 話しかけられるのは好きではない:22% |
なんと、半数以上(57%)の患者様が、マッサージや整体などの施術中の会話に対して消極的です。
「話しかけられるのが好き」と答えた人は19%にとどまります。
無理に会話を盛り上げる必要はありません。大切なのは、丁寧な説明と安心感。「話さなければ」と構えすぎなくても、信頼関係は築けます。
口下手でも信頼される整骨院コミュニケーション3つの基本

コミュニケーションに苦手意識があっても、以下の3点を守れば、患者様から信頼を得られる接骨院・整骨院になります。具体的に見ていきましょう。
①聞き役に徹する
最初のステップは、徹底して「聞き役」に回ること。
患者様は痛みや不安を抱えて来院しており、まずはその辛さを誰かに理解してほしいと願っています。
こちらから多くのことを話す必要はありません。
全体の会話量の8割は患者様に話してもらい、残りの2割で質問や相槌を打つイメージをもちましょう。
|
【聞き上手のポイント】 患者様が話し終えるまで口を挟まない 目を見て大きく頷きながら話を聞く オウム返しで相手の言葉を受け止める |
例えば、患者様が「朝起きるときに腰が痛くて…」と言ったら「朝起きるときに痛むんですね」とそのまま返します。
これだけで、患者様は「しっかり話を聞いてもらえた」と安心感を覚えます。
②わかりやすい言葉で説明する
次のステップは、誰にでも伝わる言葉選び。
専門家は、つい専門用語を使用しがちですが、相手には伝わらないことを理解しましょう。
相手が小学生でも理解できるレベルまで言葉を噛み砕くのがプロの技です。
以下を参考に、難しい言葉を優しい表現に変換しましょう。
|
専門用語 |
患者様に伝わる表現 |
|
アライメント |
骨の並びや姿勢のバランス |
|
筋硬結(きんこうけつ) |
筋肉の固まったコリ |
|
可動域制限 |
動きが悪くなっている状態 |
|
炎症所見 |
赤く腫れて熱をもっている状態 |
難しい言葉を使わないことで、患者様は自分の体の状態を正しくイメージできます。
「なるほど、そういうことだったのか」と納得してもらうことが、信頼関係の構築につながります。
③施術中は確認と共感の言葉に徹する
最後のステップは、施術中の会話をシンプルにすること。
沈黙が怖いからといって、無理に天気の話やニュースの話題を振る必要はありません。
施術中に必要なのは、痛みや力加減の確認と、患者様の感覚への共感だけです。
|
「この強さは大丈夫ですか?」「痛くないですか?」 「ここは凝っていますね」「辛かったでしょう」 |
これらを丁寧に繰り返すだけで、患者様は「私の体を丁寧に扱ってくれている」と感じます。
余計な雑談を省き、治療に必要なコミュニケーションに集中しましょう。
整骨院のコミュニケーションで患者さんが離れる理由
一方、接骨院・整骨院で配慮に欠けた一方的なコミュニケーションを行なってしまうと、患者さんは離れていきます。
施術者が話しすぎる
施術者が一方的に話し続けてしまうのは逆効果です。
患者様は「自分の痛みや悩みをわかってほしい」という思いで来院しています。
にもかかわらず、施術者が自分の趣味の話や、聞かれてもいない武勇伝を語り続けてしまえば、患者様は「私の話を聞いてくれない」と不満を抱きます。
特に初診の問診時は注意が必要です。 こちらの伝えたいことばかりを優先せず、まずは患者様が話し終わるまでじっくりと耳を傾ける姿勢をもちましょう。
「話し上手」である必要はありませんが「聞き上手」であることは信頼獲得の必須条件です。
距離感が近すぎる
初対面で馴れ馴れしい態度や、プライベートへの過干渉は不快感の元です。
親しみを込めたつもりでも、いきなりタメ口を使ったり「仕事は何をしているんですか?」「結婚は?」とプライベートに踏み込んだ質問をしたりするのは避けましょう。
患者様はあくまで「治療」を受けに来ています。
プロフェッショナルとして、丁寧な言葉遣いと適度な距離感を保つことが、安心感につながります。
特に異性の患者様に対しては、細心の注意を払いましょう。
コミュニケーションの失敗は経営リスクにつながることもあります。接骨院・整骨院の廃業率の実情については、下記記事で詳しく解説しています。
接骨院・整骨院の廃業率は?95%は嘘?実態データと失敗を防ぐ5つの対策
「接骨院は廃業率が高い」「95%が廃業するらしい」そんな情報を目にして、開業を迷っている方は多いのではないでしょうか。 確かに、接骨院・整骨院の業界には厳しい現実もあります。…
整骨院、接骨院の開業支援ならジョイパル整骨院のコミュニケーション不足を補う仕組みの作り方

ここからは、会話力に頼らず、患者様との信頼関係を築くための仕組みづくりについて解説します。
以下の仕組みを導入することで、無理に話そうとしなくても、プロフェッショナルとしての信頼を獲得できる環境が整います。
問診票を工夫する
問診票は、患者様の情報を事前に引き出し、会話のきっかけを作る強力な接点です。
一般的な氏名や住所だけでなく、痛みや悩みの詳細を書いてもらうことで、施術前のヒアリング時間を短縮できます。
|
【問診票に追加したい項目】 「どのような時に痛みますか?」(朝起きるとき、歩くときなど) 「過去にどんな治療を受けましたか?」(マッサージ、電気治療など)」 「施術中に話しかけられるのは好きですか?」(はい、いいえ、どちらでもない) |
特に3つ目の質問は、患者様の希望を直接知ることができるため、会話のプレッシャーから解放されます。
「いいえ」と書かれていれば、無理に話しかける必要がなくなり、施術に集中できるでしょう。
模型やイラストを使う
言葉だけで説明しようとすると、どうしても専門用語が出てしまったり、早口になったりしがちです。
そこで活用したいのが、骨格模型や筋肉図などの視覚的なツールです。
「ここが歪んでいるから、ここの筋肉が引っ張られて痛いんですよ」と模型を指差しながら説明すれば、患者様は一目瞭然で理解できます。
|
ツール |
使い方 |
|
骨格模型 |
姿勢の崩れや関節の動きを視覚的に説明する |
|
筋肉図 |
痛みの原因となっている筋肉の場所を示す |
|
iPadなどのタブレット |
施術前後の姿勢の変化を写真で見せる |
説得力のある説明が可能になり、患者様も自分の体の状態を深く理解でき、納得して通院を続けてくれるでしょう。
アフターフォローのメッセージを送る
施術後のフォローも、信頼関係を深める重要な要素です。
しかし、その場で気の利いた言葉をかけるのが苦手な場合は、LINEやメールでメッセージを送りましょう。
|
【送信メッセージの例 】 「本日はご来院ありがとうございました。施術後の痛みや違和感はありませんか?」 「水分を多めに摂って、今日はゆっくりお休みください」 「次回の予約は〇月〇日です。お待ちしております」 |
定例文メッセージを自動送信できる予約システムやLINE公式アカウントを活用すれば、手間をかけずに患者様とのつながりを維持できます。
「気にかけてくれている」という安心感が、リピート率向上につながります。
LINEを含めたSNS活用法やコツについては、記事「接骨院・整骨院のSNS集客はどう始める?どれを選ぶ?戦略や注意点を紹介」で詳しく解説しています。あわせてご覧ください。
接骨院・整骨院のSNS集客はどう始める?どれを選ぶ?戦略や注意点を紹介
「開業準備で忙しくてSNSまで手が回らない・・・」 「アカウントは開設してみたものの、何を発信していいかわからない・・・」 そんなお悩みはありませんか? 接骨院・整骨院の開業…
整骨院、接骨院の開業支援ならジョイパル
コミュニケーションが苦手な施術者でも繁盛している整骨院の共通点

コミュニケーションが苦手でありながら繁盛している接骨院・整骨院に見えてくる共通点は「誠実さ」と「非言語コミュニケーション」です。具体的に見ていきましょう。
丁寧な挨拶とアイコンタクトを徹底する
繁盛している接骨院・整骨院の施術者は、患者様が来院された瞬間に、作業の手を止めて笑顔で挨拶をします。
たとえ口数は少なくても、しっかりと目を見て「こんにちは」「お大事に」と心を込めて伝えるだけで、患者様は「歓迎されている」と感じるのです。
逆に、どれだけ流暢に話せても、目が笑っていなかったり、パソコンを見ながら話したりすれば、不信感を与えてしまいます。
大切なのは、会話の中身よりも態度です。
身だしなみに清潔感がある
患者様の体に触れる職業だからこそ、清潔感は信頼の土台となります。
髪型が整っているか、爪が短く切り揃えられているか、白衣に汚れやシワがないか。
身だしなみは言葉以上に雄弁に、施術者の「プロ意識」を物語ります。
|
チェック項目 |
患者様が見ているポイント |
|
髪型・顔周り |
寝癖やフケがないか、無精髭がないか |
|
手・指先 |
爪が伸びていないか、タバコの匂いがしないか |
|
服装 |
白衣が黄ばんでいないか、靴が汚れていないか |
清潔感のある施術者なら、口下手でも「この人に体を任せても大丈夫だ」と思ってもらえます。
院内が整理整頓されている
接骨院・整骨院内の環境も、非言語コミュニケーションの一つです。
|
待合室の雑誌が整頓されているか 観葉植物の葉に埃が溜まっていないか トイレが綺麗に掃除されているか |
細部まで掃除が行き届いている院は、それだけで「丁寧な仕事をする施術者だ」という印象を与えます。
空間を綺麗に整えることで、患者様への敬意と感謝を伝えましょう。
整骨院開業時は、患者様がリラックスできるよう院内内装にこだわることも大切です。接骨院・整骨院のおしゃれな内装については、下記記事で詳しく紹介しています。
整骨院・接骨院の内装をおしゃれにするには?レイアウト事例も紹介
整骨院や接骨院の開業、またはリニューアルを考えている方にとって、内装のデザインやレイアウトは悩みどころではないでしょうか。 「どんな色を選べば患者さんに好印象な…
整骨院、接骨院の開業支援ならジョイパル整骨院のコミュニケーションに関するよくある質問(FAQ)
接骨院・整骨院を開業する際、コミュニケーションへの不安は尽きません。 ここでは、特に相談が多い3つの質問に回答します。
Q.患者さんと何を話せばいいかわからない時は?
A.無理に話題を探す必要はありません。
「痛みはどうですか?」「昨日はよく眠れましたか?」など、施術に関する質問を投げかけましょう。
患者様は自分の体の不調を治したい一心で来院しています。 世間話よりも、まずは痛みや不安に寄り添う言葉が先決です。
|
【おすすめの質問リスト】 「今の痛みはどのくらいですか?」 「普段どんな姿勢が多いですか?」 「ご自宅で何かケアをされていますか?」 |
上記の質問をきっかけに、患者様との会話が自然に生まれます。 聞き役に徹することで、患者様も話しやすくなり、信頼関係が深まるでしょう。
Q.施術中に沈黙が続くと気まずいのですが…
A.沈黙は悪いことではありません。 むしろ、リラックスして施術を受けてもらうための「大切な時間」と捉えましょう。
患者様の中には、静かに施術を受けたいと願っている方も少なくありません。
無理に話しかけるよりも、ゆったりとしたBGMを流したり、アロマを炊いたり、心地よい空間作りを心がけるほうが喜ばれることも。
「静かで落ち着く」と感じてもらえることも、一種のコミュニケーションといえるでしょう。
Q.女性の患者とのコミュニケーションで気をつける点は?
A.女性患者様は特に「安心感」を重視する傾向があります。口下手でも以下のポイントを押さえれば信頼を得られます。
|
【女性患者様への配慮】 共感を最優先する 事前説明を徹底する 適度な距離を保つ |
まずは「辛かったですね」と共感し、否定的な言葉を使わないようにしましょう。
施術前には「次は背中を触りますね」と、何をするか具体的に伝えることで恐怖心を取り除きます。
プライベートな質問は控え、プロとしての誠実な距離を保つことが大切です。
整骨院のコミュニケーションは「流暢さ」より「誠実さ」
接骨院・整骨院の開業において、コミュニケーションの苦手意識は決してマイナスではありません。
患者様の話を真摯に聞き、誠実に向き合う姿勢こそが、長く愛される院を作る秘訣です。 流暢なトークスキルよりも、以下の3点を大切にしてください。
|
聞き役に徹する わかりやすい言葉で説明する 非言語コミュニケーション(あいさつ、身だしなみ、院内の清潔感など)を磨く |
株式会社ジョイパルでは、創業28年・1,700件以上の開業支援実績をもとに、施術者一人ひとりの希望や個性に合わせた開業プランをご提案しています。
医療機器の選定はもちろん、患者対応のポイントや、コミュニケーションが苦手な施術者でも安心して経営できる仕組みづくりまでトータルでサポートいたします。
まずはお気軽に、無料相談やLINE登録から理想の院づくりを始めてみませんか。



