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お知らせ/新着情報一覧
整骨院や接骨院の開業、またはリニューアルを考えている方にとって、内装のデザインやレイアウトは悩みどころではないでしょうか。
「どんな色を選べば患者さんに好印象なのか」「どこまで設備基準を守ればいいのか」「予算内でおしゃれに整える方法は?」など、考えるべきポイントは意外と多くあります。
本記事では、整骨院・接骨院の内装について、
- 開業時に押さえておきたい基準
- おしゃれな内装にするためのデザインのコツ
- スムーズな運営につながるレイアウトの工夫
- 内装工事の費用相場とコストを抑える方法
といった実用的な情報を、具体例を交えながらわかりやすく解説します。
これから院づくりを始める方も、内装リニューアルで集客や満足度を高めたい方も、ぜひ参考にしてください。
整骨院・接骨院の内装に必要な基準とは?
「内装にこだわりたいけど、法律的にどこまで自由が利くのかわからない…」
そんな疑問を持つ方も多いのではないでしょうか?
整骨院や接骨院を開業する際には、最低限クリアすべき“構造設備基準”があります。デザインを優先しすぎて基準を満たせなければ、保健所の許可が下りず開業できないリスクも。ここでは、必ず押さえておきたい基本ルールを紹介します。
施術室・待合室の広さ
まず重要なのは、必要な面積を確保することです。
- 施術室は6.6㎡(約2坪)以上
- 待合室は3.3㎡(約1坪)以上
このサイズ感がイメージしづらい場合は、
「施術ベッド1台分のスペース+施術者が横に立てる余裕」があるかを基準に考えるとわかりやすいです。
たとえば、ビルの一室を改装する場合、「個室をたくさん作ろう」と思って無理に区切ると、基準に満たなくなることもあるため注意が必要です。
▼ポイント
レイアウトを考える前に、図面に面積を明記しておくことが重要です。整骨院の広さについては、別記事が参考になります。
換気や衛生設備
「空気がこもっている」「なんとなく不衛生に感じる」
そう感じさせてしまえば、リピートにはつながりません。
整骨院には、次のような換気・衛生管理に関するルールがあります。
- 施術室の7分の1以上が外に開放できる(または換気設備の設置)
- 手指消毒用設備や流し台の設置(義務ではないが推奨)
特に近年は感染症対策にも関心が高まっており、
空気清浄機・CO2センサーの導入なども患者から好印象です。
▼補足
厚生労働省の定める構造基準に加え、保健所ごとに細かな指導内容が異なることもあるため、必ず開業地の保健所に確認を取りましょう。
バリアフリー対応とプライバシー配慮
あなたの院には、車いす利用者や高齢の患者さんも来院される予定はありますか?
そうであれば、バリアフリー設計は集客・信頼の面で欠かせない要素になります。
たとえば
- 入口に段差があるなら、スロープや手すりを設置
- 院内移動を考慮して、幅80cm以上の通路確保
- 自動ドアやバリアフリートイレの導入
これらは一見コストがかかるように見えますが、“通いやすさ”が口コミで広がる武器にもなります。
また、プライバシーの配慮も重要です。ベッドを複数置く場合は、
- カーテンで1人ひとりの空間を区切る
- 受付や待合での個人情報(保険証など)が他人に見えないよう設計
など、ちょっとした気遣いで安心感がグッと高まります。
整骨院をおしゃれな内装にするためのデザインポイント
「新規の患者が増えない」「リピーターが定着しない」などの悩みを抱えていませんか?
もしかすると、その原因は“内装の印象”かもしれません。整骨院の内装は、患者の第一印象を決め、信頼感・安心感・通いやすさを左右します。
ここでは、集客につながる内装デザインの具体的なポイントを紹介します。
カラー選びの基本(ブルー/グリーン/ホワイトなど)
整骨院の雰囲気は、「色」で大きく変わります。色は感情に働きかける要素だからこそ、誰に来てほしいか(ターゲット)を明確にしたうえで選ぶことが大切です。
- ブルー系(信頼感・清潔感)
→ビジネス街にある整骨院などで、男性客の多い店舗におすすめ。壁やカーテンに淡いブルーを使うと、落ち着いた印象を与えます。
- グリーン系(安心・癒し)
→住宅街の整骨院など、主婦層や高齢者が多い地域にぴったり。観葉植物+薄いグリーンのアクセントクロスを組み合わせると、自然な安らぎを演出できます。
- ホワイト系(清潔感・信頼)
→施術スペースや受付を白基調に統一すると「病院らしさ」と「安心感」の両方が得られます。ただし、冷たい印象にならないよう、木目の床材や暖色系の照明で温かさを加えるのがコツです。
- ピンク・オレンジ系(親しみ・明るさ)
→お子さん連れや女性向けの院では、ピンクのクッションやオレンジのアクセントクロスなどが有効。明るく、柔らかい雰囲気を演出できます。
▼ワンポイントアドバイス
色の組み合わせに迷ったら、「ベースカラー7:メインカラー2.5:アクセントカラー0.5」の比率が王道です。
自然素材・木目調を活かす
「整骨院らしくない、カフェみたいで入りやすいですね!」
そんな声が聞こえてくるような、温もりのある内装を作りたいなら、木目調のデザインや自然素材の導入が効果的です。
たとえば…
- 受付カウンターを木目の板張りに変更
- 白壁+木目のフローリング+間接照明
- 壁面に観葉植物と木製棚を設置
これだけで、従来の“冷たい雰囲気の整骨院”から、“温かみのある安心空間”へと印象がガラッと変わります。
特に、患者が緊張しやすい初診時や長時間過ごす待合室には、この「リラックス感」が重要です。
照明やインテリアの工夫
「清潔感はあるけど、なんか居心地が悪い…」
そんな印象を持たれてしまうのは、多くの場合、照明の使い方が原因です。
- 受付・通路:昼白色(白い光)で明るさ重視
→信頼感・清潔感を与える光。はじめて来院する患者の不安を和らげます。
- 施術室・待合室:電球色でやわらかい雰囲気に
→リラックス効果のある光で、居心地の良さ・安心感がアップ。リピート率にも直結します。
+αの工夫として…
- 壁に自然風景のアートパネルを飾る
- アロマディフューザーで香りの演出をする
- 雑誌ラックやウォーターサーバーで“待ち時間対策”
このような小さな工夫を積み重ねることで、「また来たい」と思ってもらえる整骨院になります。
整骨院の内装のデザイン・レイアウト事例
実際に整骨院で採用されている内装デザインやレイアウトの事例を紹介します。
色使いや設備配置など、具体的な工夫が視覚的にわかるため、開業やリニューアルの参考にしやすい内容です。
事例①店舗デザイン.com
出典:店舗デザイン.com
「店舗デザイン.com」は、全国の店舗出店者と内装デザイン会社をつなぐマッチングサイトです。10,000件以上のデザイン事例を掲載し、飲食店や整骨院など多様な業種の内装デザインを閲覧できます。
施主は匿名で依頼内容を登録し、複数のデザイン会社と商談が可能です。
また、商談管理機能により、メッセージのやりとりや資料の共有、ステータスの管理が一元化され、スムーズなコミュニケーションを取ることができます。
事例②Ai空間デザイン室
「Ai空間デザイン室」は、千葉県を拠点に店舗デザインや住宅リノベーションを手がけるデザイン会社です。創業以来20年間で244店舗の工事実績があり、整骨院や鍼灸院の内装デザインも多数手がけています。
お客様とのコミュニケーションを重視し、「思いをカタチにする」ことをモットーに、デザインから施工まで一貫して対応しています。
また、ブランディングや名刺制作など、店舗運営に必要な要素もトータルでサポートしています。
事例③フルサポキュア
「フルサポキュア」は、整骨院や鍼灸院などの治療院専門の内装施工会社です。設計から施工までを一括で請け負い、仲介費用がかからないため、他社よりも安価に施工が可能です。
保健所の検査ポイントを熟知し、集客を考えたレイアウトやイメージを提案。また、施工の工程や価格の透明性を重視し、明確な工程表や詳細な見積もりを提示しています。
引き渡し後のフォローも万全で、安心して任せられる施工会社です。
整骨院内の設備レイアウトで気をつけたいこと
内装デザインが整っていても、動線が悪い・収納が足りない・受付がごちゃごちゃしている…。
そんな整骨院では、患者さんに「なんか通いづらい」と思われてしまう可能性があります。
ここでは、日々の業務がスムーズに回り、患者さんにとっても居心地がいい空間にするための、実用的なレイアウトの工夫を紹介します。
受付スペースは「顔」となる空間
「受付=院の第一印象」です。
最初に目にする場所だからこそ、清潔感・丁寧さ・安心感が伝わる設計にしましょう。
たとえば…
- カウンターの上はできるだけモノを置かず、スッキリと整理
- カルテや保険証が他の患者から見えない配置にする
- 少し背の高い受付カウンターを使って視線を遮る工夫
また、間接照明や木目調の仕上げを取り入れると、受付が柔らかい雰囲気になります。
スタッフが笑顔で迎えられるような、明るく落ち着いた空間づくりを意識しましょう。
書類・備品の収納でスッキリ感を演出
「施術中に書類を探してゴソゴソ…」
「タオルが山積み…」
そんな姿を見られたら、患者の信頼感は下がってしまいます。
だからこそ、収納スペースの確保と動線設計はとても重要です。
具体的には
- カルテやレセプト関連の書類は、施術室から見えない場所に収納
- タオル・着替え・消毒用品などは、使用頻度に応じて高さや場所を使い分け
- 造作棚や引き出し付きカウンターで、作業エリアと見た目を両立
収納がしっかり機能している院は、それだけで「整理整頓された=清潔そう」という印象につながります。
電源・動線・段差の設計でストレス軽減
見落とされがちですが、電源の配置と動線の設計は、院内の快適さ・安全性に直結します。
- 施術機器・パソコン・プリンターなどの電源位置を想定してレイアウトを設計
→コードが通路を横切らないように配置する
→患者がつまずかないよう、カバーや埋め込み式のコンセントも検討を
- スタッフと患者の動線を分ける
→施術者が移動しやすい=業務効率UP
→患者が迷わず移動できる=ストレス軽減
- 段差は極力なくす
→高齢者や足腰に不安のある方でも安心して来院できます
→出入口・トイレ・待合室など、主要な動線はバリアフリー化が基本
▼一例:
「段差にスロープ+手すりを設置」したことで、口コミに「母でも通いやすい」「子連れでも安心」と書かれ、リピートが増えた整骨院もあります。
坪単価の目安と価格帯別の特徴
整骨院の内装費用は、一般的に**「坪単価×面積」で算出**されます。以下は、目安となる価格帯です。
仕上がりグレード |
坪単価の目安 |
特徴 |
スタンダード |
20~30万円 |
最低限の設備とシンプルな内装。保健所の基準を満たせる構成。 |
ミドルグレード |
30~50万円 |
デザイン性あり。木目調や照明工夫などで温かみのある空間に。 |
ハイグレード |
50万円以上 |
差別化・ブランディング目的。ホテルライクな受付や造作家具も可。 |
▼例:15坪(約50㎡)の整骨院で、ミドルグレードの場合
→ おおよそ450万〜750万円前後が目安となります。
居抜き物件の活用
「内装を一から作る余裕がない…」という方におすすめなのが、居抜き物件の活用です。
居抜き物件とは?
前のテナント(クリニック・サロン等)が使っていた内装や設備がそのまま残っている物件です。
たとえば…
- 施術室・待合室のレイアウトがすでに分かれている
- 換気設備や水回りが整っている
- 電気・照明・床材などがそのまま使える
これらを活かせば、数百万円単位で費用を圧縮することも可能です。
注意点:
デザインが古い、あるいは自院のコンセプトに合わない場合は、部分改装にかかる費用も計算して検討しましょう。
複数業者からの相見積もりは必須
工事を依頼する際は、1社だけで決めるのはNGです。
複数業者に相見積もりを取り、比較検討することが基本です。
比較すべきポイントは価格だけではありません:
- 見積書が明細付きか(細かく分類されているか)
- 過去に整骨院や医療施設の施工実績があるか
- 工期やアフターフォローの対応はどうか
▼現場での打ち合わせは必ず実施
図面だけで話を進めず、現場で設備配置や動線を確認しながら、具体的な提案をもらいましょう。
結果として、トラブルや追加費用の発生を防げます。
整骨院の開業費用について気になる方は、「接骨院・整骨院開業費用は最低いくら必要?」の記事が参考になります。
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整骨院・接骨院の内装は、単なる“見た目”だけでなく、患者さんの信頼感やリピート率に直結する重要な要素です。
法的な基準をしっかり押さえたうえで、ターゲットに合ったデザインやレイアウトを取り入れれば、集客力アップにもつながります。
とはいえ、「初めての内装工事で何をどう進めればいいか分からない…」「物件選びから不安…」「整骨院の開業の流れを知りたい」という方も多いはず。
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整骨院と整体院、どちらも「体の痛みや不調を改善するところ」というイメージがありますが、実はまったく異なるものです。
この記事では、整骨院と整体院の違いをわかりやすく解説し、どちらを選ぶべきか迷っている方に向けて、目的別の選び方も紹介します。
整骨院と整体院の違いを一言でまとめると?
整骨院は国家資格を持った柔道整復師が開業・施術を行う施設で、一部の治療に保険が適用されることが特徴です。
一方で、整体院は無資格または民間資格で開業できる施設であり、施術は全額自己負担(自由診療)となります。
そのため、「どちらが良いか」は、目的や体の状態によって変わってきます。
整骨院や接骨院で骨折、脱臼、打撲及び捻挫(いわゆる肉ばなれを含む。)の施術を受けた場合に保険の対象になります。
なお、骨折及び脱臼については、緊急の場合を除き、あらかじめ医師の同意を得ることが必要です。
引用:厚生労働省|柔道整復師等の施術にかかる療養費の取扱いについて
接骨院や整骨院の開業の流れを知りたい方は、別記事が参考になります。
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【症状別】整骨院・整体院・整形外科のどこに行くべきか
症状・目的 |
行くべき施設 |
解説 |
転倒して足をひねった(捻挫) |
整骨院・接骨院 |
外傷で明確な原因があり、保険適用も可能なことが多いです。 |
肩こり・疲労・体のだるさ |
整体院 |
慢性的な疲れや緊張には、もみほぐしやバランス調整が中心の整体院が向いています(保険適用外)。 |
ぎっくり腰 |
整骨院 または 整形外科 |
動ける場合は整骨院でも対応可能ですが、重症なら整形外科で検査を受ける方が安心です。 |
腰のヘルニアや坐骨神経痛 |
整形外科 |
神経に関わる症状や病名がつく場合は、医師の診断と画像検査(MRIなど)が必要です。 |
肩が上がらない・関節が動かない(五十肩など) |
整形外科 |
炎症や関節の異常がある可能性があるため、整形外科での診断が必要です。 |
慢性的な首こり・ストレートネック |
整体院 または 整形外科 |
病的な原因がない場合は整体院での姿勢矯正が有効。痛みが強いなら整形外科で診断を。 |
骨折・脱臼 |
整形外科(初診)→整骨院(応急処置後) |
原則として医師の診断が必要。整骨院は医師の同意があれば施術できます。 |
姿勢矯正・骨盤矯正をしたい |
整体院 |
美容や姿勢改善を目的とする場合は整体院が適しています(自由診療)。 |
スポーツ中の軽いケガ(打撲・捻挫) |
整骨院・接骨院 |
原因が明確であれば保険診療で対応できることが多いです。 |
医師に診断書を書いてほしい・検査を受けたい |
整形外科 |
画像診断や投薬などは医師にしかできません。整骨院・整体院では不可です。 |
整形外科:医師が在籍しており、診断・投薬・手術・リハビリまで対応可能。保険診療が基本。
整骨院(接骨院):柔道整復師が応急処置や回復サポートを行う。急性のケガには保険適用。
整体院:医療行為は不可。リラクゼーションや姿勢矯正など自由診療中心。
整骨院とは?国家資格が必要な医療類似施設
接骨院(整骨院)とは、厚生労働省が定める施術所の一種で、柔道整復師が日本の伝統医療である柔道整復術を行う施設のことです。
整骨院を開業・施術できるのは柔道整復師のみ
整骨院・接骨院は、柔道整復師という国家資格を取得した人だけが開業・施術できる施設です。
柔道整復師になるには、文部科学省や厚生労働省が認定する専門学校や大学を卒業し、国家試験に合格する必要があります。
通信教育や独学では資格を取得できないため、しっかりとした知識と技術を持っていることが保証されています。
整骨院でできる施術内容と保険適用の範囲
整骨院では、骨折・脱臼・打撲・捻挫・挫傷といった外傷に対する施術が行えます。
これらは症状や条件によっては健康保険の適用が可能です。
たとえば、転倒による打撲やスポーツ中の捻挫など、明確な原因がある外傷には保険が使えるケースがあります。
整体院とは?資格なしでも開業できるリラクゼーション施設
整体院は、制度面や施術範囲において整骨院とは異なる特徴を持っています。
以下では、その違いを具体的に見ていきましょう。
整体院は誰でも開業可能?民間資格との違い
整体院は、国家資格がなくても開業可能な施設です。
整体に関する民間資格を持っている施術者もいますが、これはあくまで民間団体が発行しているものであり、法的な効力はありません。
極端な話、まったくの未経験でも整体院を名乗って開業することができるのです。
整体院でできる施術・できない施術の具体例
整体院で行われるのは、姿勢矯正やもみほぐし、筋肉のバランス調整などが中心です。
リラクゼーション目的の施術が多く、「治療」行為は行えません。
また、医療行為や診断、薬の処方などは一切できず、健康保険の適用も不可となります。
整骨院と接骨院の違いとは?呼び方と法的な扱い
実は「整骨院」と「接骨院」は、施術内容・資格・保険適用の範囲に違いはありません。
厳密にいえば、「接骨院」や「ほねつぎ」といった呼称が法的に認められており、「整骨院」という名称は法律上正式な呼び方ではありません。
しかし、実際には「整骨院」の名前で運営している施設も多く、行政もある程度黙認しているのが現状です。
出典:厚生労働省|施術所の名称として「整骨院」を用いることについて
つまり、整骨院=接骨院と考えて差し支えないでしょう。
整骨院と整体院、どっちに行くべき?目的別に解説
以下のように、目的や状況によって整骨院と整体院を使い分けるのがポイントです。
- 痛みの原因が明確で、保険を使って治療したい
→ 整骨院・接骨院がおすすめ
→ 例:捻挫、打撲、ぎっくり腰など
- リラックス目的で体をほぐしたい、姿勢改善をしたい
→ 整体院がおすすめ
→ 例:肩こり、猫背、慢性的な疲れなど
柔道整復師なら整骨院と整体院どちらで働くべき?
柔道整復師の資格を持っているなら、整骨院・接骨院で働く方が圧倒的にメリットがあります。
なぜなら、資格に裏打ちされた専門知識を活かし、保険診療や応急処置など幅広い施術が行えるからです。
一方で、整体院でも「国家資格保有者」という肩書きは強い信頼感や差別化ポイントになります。
ただし、整体院では保険診療ができず、施術内容にも制限があるため、本来のスキルを十分に発揮しにくいという点は否めません。
整骨院の年収については、別記事で解説しています。
整骨院と整体院の違いのまとめとよくある質問
整骨院と整体院の主な違いは以下の通りです。
比較項目 |
整骨院・接骨院 |
整体院 |
資格 |
国家資格(柔道整復師)必須 |
無資格でも可(民間資格あり) |
開業条件 |
制限あり(資格必須) |
誰でも可 |
保険適用 |
一部の施術で可能 |
不可(すべて自由診療) |
施術内容 |
打撲・捻挫などの治療 |
姿勢矯正・リラクゼーションなど |
自分の目的に応じて、治療が必要なら整骨院・接骨院、リラクゼーションなら整体院を選ぶのが基本です。
体の状態や費用、施術内容をしっかり確認して、後悔のない選択をしましょう。
以下は、「整骨院」と「整体院」の違いに関するよくある質問です。
整骨院と整体院、保険が使えるのはどっち?
整骨院・接骨院では、外傷(捻挫・打撲・骨折など)に対して健康保険が適用される場合があります。
一方、整体院は保険の対象外で、すべて実費(自由診療)になります。
整骨院と整体院の施術の違いは?
整骨院では「治療行為」が可能ですが、整体院では「リラクゼーション」や「矯正」が主です。
整骨院ではケガへの応急処置や回復を目的とした施術が可能です。整体院はマッサージや姿勢調整が中心で、医療行為はできません。
整骨院は「接骨院」と何が違うのですか?
法律上の正式名称は「接骨院」や「ほねつぎ」ですが、「整骨院」という名称も一般的に使われています。
施術内容・資格要件・保険の取り扱いに違いはありません。
無資格で整体院を開業してもいいの?
はい、法的には可能です。
ただし、医療行為やマッサージと誤解されるような施術・表現には注意が必要です。民間資格を取得している方も多いですが、国家資格とは異なります。
肩こりや腰痛には整骨院と整体院のどちらがいいですか?
原因が明確で痛みが強い場合は整骨院、軽度なこりや姿勢の問題なら整体院がおすすめです。
「原因不明の慢性痛」や「姿勢矯正目的」であれば整体院でも対応できます。ただし保険は使えません。
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整骨院と整体院の違いを知って、「自分もいつか開業したい」「もっと詳しく準備を進めたい」と感じた方もいるのではないでしょうか?
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-
開業時に必要な手続き・物件選定のアドバイス
-
法律に基づいた広告・集客の支援
-
ホームページやチラシの制作
-
MEO(Googleマップ集客)対策
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保健所や厚生局への提出書類のサポート
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以上、整骨院と整体院との違いに関する解説でした。
整骨院・接骨院の広告には、医療系の施術所ならではの「広告規制」があることをご存じですか?
「チラシや看板にどこまで書いていいのか分からない…」
「ホームページに施術メニューを載せても大丈夫?」
このような疑問を抱く方は少なくありません。
この記事では、整骨院の広告で使える表現・NGな表現・違反リスクについて、わかりやすく解説します。
広告表現に注意したいと考えている方の参考になると思いますので、ぜひ最後までご覧ください。
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整骨院の広告には法律で「制限」がある
整骨院や接骨院では、自由に広告を出せるわけではありません。
実は、法律によって「何を広告に書いてよいか」が決まっています。
たとえば、「〇〇が治る」「保険で安く施術できます」といった表現は、広告に書くと違反になることがあります。
知らずに広告を出してしまうと、保健所から指導が入ったり、最悪の場合は罰金の対象になることも。
では、具体的にどんな法律が関係しているのでしょうか?
広告制限の根拠は「柔道整復師法第24条」
整骨院の広告ルールは、「柔道整復師法」という法律で決められています。
その第24条では、広告に書いてよい内容がはっきりと決められており、それ以外の情報は原則NGです。
(広告の制限)
第二十四条 柔道整復の業務又は施術所に関しては、何人も、文書その他いかなる方法によるを問わず、次に掲げる事項を除くほか、広告をしてはならない。
一 柔道整復師である旨並びにその氏名及び住所
二 施術所の名称、電話番号及び所在の場所を表示する事項
三 施術日又は施術時間
四 その他厚生労働大臣が指定する事項
2 前項第一号及び第二号に掲げる事項について広告をする場合においても、その内容は、柔道整復師の技能、施術方法又は経歴に関する事項にわたってはならない。
柔道整復師法の第24条には、「四 その他厚生労働大臣が指定する事項」という記載がありますが、例として大阪市が公表している広告できる事項は、以下のとおりです。
- 柔道整復師である旨並びにその氏名及び住所
- 施術所の名称、電話番号及び所在の場所を表示する事項
- 施術日又は施術時間
- その他厚生労働大臣が指定する事項(平成11年3月29日付け 厚生省告示第70号)
- ほねつぎ(又は接骨)
- 柔道整復師法第19条第1項前段の規定による届出をした旨
- 医療保険療養費支給申請ができる旨(脱臼又は骨折の患部の施術に係る申請については医師の同意が必要な旨を明示する場合に限る)
- 予約に基づく施術の実施
- 休日又は夜間における施術の実施
- 出張による施術の実施
- 駐車設備に関する事項
上記以外の内容をチラシやポスター、Web広告(ネット広告)などに書くと、法律違反となる可能性があります。
広告に該当する媒体の例(チラシ・看板・Web広告など)
広告とみなされるものには、以下のようなものがあります。
- 新聞折込チラシ・ポスティング
- 看板・ウィンドウに貼るポスター
- インターネット広告(バナー、リスティングなど)
つまり「患者さんを集める目的」で発信する情報は、すべて広告規制の対象です。
ホームページや院内掲示物は広告制限の対象外?
基本的に、自院の公式ホームページや院内掲示物(パンフレット、料金表など)は広告制限の「対象外」とされています。
ですが、安心して何でも書いていいわけではありません。
「ホームページに『〇〇が治る!』と書いたら指導が入った」
そんな事例も実際にあります。
たとえ対象外の媒体であっても、患者さんが誤解するような表現や、誇大な広告とみなされる内容は避けるべきです。
整骨院の広告ガイドライン
整骨院・接骨院に関する広告のルールは、年々少しずつ変わってきています。
特にここ数年は、患者さんを守るために「ガイドラインの強化」が進められてきました。
2025年現在でも、厚生労働省による「広告ガイドライン」の整備が進んでいます。「あはき・柔整広告ガイドラインの概要」では、整骨院がどのように広告を出すべきかを具体的に示した指針のことです。
「広告に使える表現」「NGな文言」などが、より明確にされています。
2024年に開催された「広告に関する検討会」では、以下のような方針が合意されました。
- 患者が誤解しないための表現ルールの明文化
→「治る」「治療」「初診料」「診療所」「治療院」「治療」など医療を想起させる表現はNG。
- 広告可能な情報を増やす代わりに、明確な注意表示を求める
→ 例えば、「保険施術を行っている」と書くなら「対象は骨折・脱臼などのみ」と補足が必要。
※脱臼又は骨折の患部の施術に係る申請については医師の同意が必要な旨を明示する場合に限る。
- ホームページやSNSも、将来的には規制対象になる可能性
→ 現時点では規制外ですが、虚偽・誤認を招く表現はアウトと判断されるケースが増えています。
参考:厚生労働省|「整骨院」に係るガイドライン上の取扱いについて
チラシや看板、ウェブ広告を作る際には、法律だけでなくガイドラインの内容にも注意しましょう。
整骨院の広告に掲載できる内容とNG表現の違い
整骨院・接骨院が出す広告には、法律で「載せてもいい内容」と「載せてはいけない内容」がはっきり決まっています。
まずは、どんな情報なら広告に使えるのかを知っておくことが大切です。
広告に掲載できる主な内容(OKな情報)
以下のような情報は、法律で広告掲載が認められています。
- 柔道整復師であること(例:「柔道整復師 ○○ 太郎」)
- 施術所の名称・住所・電話番号
- 施術日や施術時間(営業時間)
- 「接骨」「ほねつぎ」という言葉
- 医療保険療養費支給申請ができること
(※「脱臼や骨折の施術は医師の同意が必要」と明記する場合に限る)
- 予約による施術の実施
- 出張による施術の実施
- 休日・夜間の施術の実施
- 駐車場の有無など設備情報
これらは、厚生労働大臣が定めた広告可能項目として明確に認められています。
NG表現の例
逆に、以下のような表現は広告に載せることができません。
- 「肩こり・腰痛が治ります」
- 「初診料1,000円」
- 「◯◯療法で効果抜群!」
- 「○○整骨院は地域No.1」
- ビフォーアフターの写真掲載
- 院長の経歴や実績、出身校、経験年数など
これらの表現は「誇大広告」「医療機関と誤解される表現」「景品表示法に反する」などの理由で禁止されています。
特に、効果を断定するような言い回しや、他院との比較表現には注意が必要です。
整骨院の広告では、「どこで・誰が・いつ施術しているのか」という事実に基づいたシンプルな情報のみが基本です。施術の効果や技術の高さをアピールしたい気持ちは分かりますが、それはホームページや院内掲示などで工夫しましょう。
広告規制の対象になる媒体とは?
整骨院・接骨院の広告には、「これも広告になるの?」と驚くような媒体まで規制の対象になります。
知らずに使ってしまうと法律違反になることもあるので、しっかり確認しておきましょう。
広告と見なされる条件
以下の3つを満たすと、法律上「広告」として扱われます。
① 利用者を施術所等に誘引する意図があること【誘引性】
② 施術者の氏名又は施術所等の名称が特定可能であること【特定性】
③ 一般人が認知できる状態にあること【認知性】
たとえば「◯◯整骨院では○○療法を実施中!」と書かれたチラシや看板は、これら3つすべてを満たすため、広告として規制対象になります。
規制される具体的な媒体
次のようなものはすべて広告規制の対象です。
- チラシやポスター(ポスティング、折込チラシ、駅貼りなど)
- 看板や院の外観に掲示した案内(入口の窓ガラス、立て看板など)
- ネット広告(リスティング広告、SNS広告、バナー広告など)
- 雑誌・新聞・テレビなどの広告枠
これらは「不特定多数が目にする媒体」とされており、法律で厳しく制限されています。
逆に、広告に当たらない媒体
以下のようなものは、基本的に広告規制の対象外とされています。
- 自院のホームページ
- 院内掲示物(ポスターや料金表など)
- 院内で配布するパンフレットやチラシ
ただし、広告規制の対象外であっても、誤解を招く表現や誇大な内容はトラブルのもとになります。
法的にはセーフでも、「患者さんに誤解されないかどうか」を基準にするのが安心です。
「広告にあたるかどうか」は、自分で決めるものではありません。
どんな媒体であっても「誘引性・特定性・認知性」があれば広告と判断され、規制の対象になります。
トラブルを防ぐためにも、使う前に一度確認する習慣をつけましょう。
広告規制で禁止されている表現とは?
整骨院・接骨院の広告には、法律で「これは書いちゃダメ」という表現がいくつかあります。
知らずに使ってしまうと、広告違反として保健所からの指導や罰則を受けるリスクもあります。
ここでは、特に注意すべきNG表現をわかりやすく紹介します。
「◯◯が治る」「◯◯に効く」といった効果の断定
整骨院の施術は「医療」ではなく、あくまで「医療類似行為」です。
そのため、病名や症状の改善を保証するような表現はできません。
NG例
- 「ぎっくり腰が治る」
- 「五十肩に効く」
- 「頭痛がなくなった」
こうした表現は、薬機法や医師法に触れる可能性があり、厳しく制限されています。
ビフォーアフター写真や体験談の掲載
見た目の変化や「○回でここまで改善!」というような写真は、一見わかりやすいですが、誤解を招く恐れがあるためNGです。
NG例
- Before/Afterの写真
- 「3回で猫背が治った」という体験談
- 「来たその日から楽になった!」という患者の声
こういった情報は、個人差があるため、「誰でも同じ効果が出る」と思わせてしまうと違反とされます。
ウェブサイトに掲載すべきでない事項
利用者保護の観点から、利用者を不当に誘引する虚偽又は誇大な内容等のホームページに掲載すべきでない事項は以下の通り。
- 内容が虚偽又は客観的事実であることを証明できないもの
- 例:絶対安全な施術です。絶対に治る施術。
- 加工、修正した施術前・施術後の写真等の掲載
- 他との比較等により自らの優良性を示そうとするもの
- 例:口コミサイトで1位を獲得。
- ○○にも掲載された
- 内容が誇大なもの又は施術所等に都合が良い情報等の過度な強調
- 早急な受療を過度にあおる表現又は費用の過度な強調
- 科学的な根拠が乏しい情報に基づき、利用者の不安を過度にあおる等して、施術所等への受療を不当に誘導するもの
- 例:こんな症状が出ていれば命に関わりますので、今すぐ受療ください。
- 公序良俗に反するもの、品位を損ねる内容のもの、広告関連法令等において禁止されるもの
医師を連想させる言葉や肩書き
整骨院の広告では、「医師っぽい表現」や「治療・診察」といった用語の使用も禁止です。
NG例
- 「診療」「初診」「治療」などの文言
- 「◯◯ドクターによる施術」
- 「院長歴◯◯年」「国家資格以外の肩書き」
整骨院は医療機関ではないため、医療機関と誤解される表現は避けなければなりません。
他院と比較する表現
「◯◯よりも効果あり!」「◯◯院より安い」といった比較優良広告もNGです。
NG例:
- 「エリアNo.1」
- 「口コミランキング1位」
- 「他院より安くて効果抜群」
裏付けのない自称ランキングなども、違反とされる恐れがあります。
広告に使える表現かどうか判断に迷ったら、「その表現で患者さんが誤解しないか」を基準に考えましょう。 少しでも怪しいと感じたら、専門家に確認することをおすすめします。
整骨院の広告で使っても問題ない内容は?
整骨院の広告には厳しい規制がありますが、法律で「掲載OK」とされている内容もちゃんとあります。
正しく理解すれば、ルールの中でも効果的な広告は十分に作れます。
ここでは、広告に使える主な内容をわかりやすくご紹介します。
柔道整復師であることや氏名・住所
柔道整復師として国家資格を持っていること、施術者の名前や住所は、広告に記載してOKです。
例
- 柔道整復師 〇〇 太郎(国家資格保有)
- 東京都港区〇〇町〇丁目〇〇
ただし、経歴や過去の実績などは記載できません。あくまで資格の有無と基本情報にとどめる必要があります。
施術所の名称・電話番号・所在地
院の名前や連絡先、住所なども広告に記載して問題ありません。
例:
- ◯◯接骨院
- 03-1234-5678
- 〇〇市〇〇町〇丁目〇番地
ただし、「クリニック」「治療院」など医療機関と紛らわしい名称はNGなので注意が必要です。
施術日・施術時間
診療時間や定休日、予約の有無なども、正しく伝えるために必要な情報として記載できます。
例:
- 平日 9:00〜13:00/15:00〜20:00
- 土曜も診療/日曜・祝日休み
- 完全予約制・予約優先
「診療時間」や「診察」という言葉はNGなので、「施術時間」「対応時間」などと言い換えましょう。
「ほねつぎ」「接骨」の表現
柔道整復師が行う施術として、「ほねつぎ」「接骨」という表現は、認められています。
そのため、「◯◯接骨院」や「ほねつぎ◯◯」といった名称は使用可能です。
※ただし、という名称については、法律(柔道整復師法)上で明記されていないため、ガイドライン上の議論が続いています。
2024年の第11回「あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師及び柔道整復師等の広告に関する検討会」 では、「整骨院」の使用を制限すべきという意見も出ており、将来的に使用が見直される可能性があります。
医療保険療養費支給申請ができる旨(条件あり)
整骨院では、一定の条件下で保険施術が可能です。
「保険適用できます」といった曖昧な表現はNGですが、正しい条件付きであれば保険について触れることは可能です。
OK例
- 「骨折・脱臼の患部の施術については、医師の同意が必要です」
「各種保険取り扱い」など、広すぎる表現はNGなので注意しましょう。
予約・出張・夜間対応・駐車場などの情報
患者さんの利便性に関わる情報として、以下のような内容は広告に記載してOKです。
例
- 予約制・完全予約制
- 夜20時まで対応
- 出張施術あり(地域限定)
- 専用駐車場2台あり
こういった情報は患者さんにとって重要なので、正確に記載しましょう。
広告ガイドラインに違反したらどうなる?
整骨院の広告には明確なルールが定められており、ガイドラインに違反すると思わぬトラブルにつながる可能性があります。
ここでは、違反した場合にどんなリスクがあるのかを解説します。
通報や指導が入る可能性がある
広告内容に問題があると、患者さんや周辺住民、他の整骨院の関係者などから保健所に通報されることがあります。
通報を受けた保健所は、
- チラシや看板の内容を確認
- 院への立ち入り調査
- 是正指導(内容の修正命令)
などの対応を取る場合があります。
この時点で対応すれば、特に大きなペナルティにはならないケースもありますが、放置すると話が大きくなってしまいます。
悪質と判断されると罰則もある
何度も指摘されているのに改善しない場合や、違法性の高い広告を出し続けた場合は、悪質と判断されることがあります。
この場合、柔道整復師法やあはき法などに基づいて、
- 最大30万円以下の罰金
- 柔道整復師としての信用失墜
- 今後の保険取扱いに影響
といったペナルティを受ける可能性があります。
経営に影響が出ることも
万が一、罰則や行政処分を受けてしまった場合、
- ネットでの評判が下がる
- 保険請求ができなくなる可能性
- 集客・信用の低下
といったリスクがあり、整骨院の経営自体に大きな影響が出ることもあります。
だからこそ、法律やガイドラインに沿った「正しい広告運用」がとても大切です。
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整骨院・接骨院の広告には、他業種とは異なる厳しいルールがあります。
広告ガイドラインに違反すると、最悪の場合は罰金や行政処分のリスクも…。
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以上、整骨院の広告規制・広告ガイドラインに関する解説でした。
整骨院を開業してみたものの、思うように患者さんが来てくれない。あるいは、開業前に「本当に集客できるのだろうか?」と不安に感じている方も多いはずです。
この記事では、「整骨院に患者さんが来ない」と感じたときに考えるべき原因や、今日から実践できる具体的な集客対策をご紹介します。開業前でも、開業後でも、集客は戦略がすべて。まずは現状を整理するところから始めましょう。
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整骨院に患者さんが来ない主な原因は?
まずは、整骨院に患者さんが来ない主な原因を確認してみましょう。
- 周囲に競合が多く、差別化ができていない
- 開業場所が人通りやターゲット層とマッチしていない
- ホームページやGoogleマップなど、ネット上の情報発信が不十分
- 店舗の外観や看板に「入りやすさ」がない
- 一度来院しても、リピートされない(対応・接遇・フォロー不足)
集客ができない整骨院には、こうした「仕組みや準備の不足」が共通して見られます。
整骨院を開業する前に考えるべき「患者さんが集まる立地と戦略」
開業前であれば、立地選びはとても重要です。たとえば以下のような視点で調査を行いましょう。
- 徒歩圏内の人口や年齢層(ターゲット層が住んでいるか)
- 周辺にある競合整骨院の数と特徴(価格帯・提供サービス)
- 商業施設、駅、学校、住宅街など、集客につながる要素が近くにあるか
また、外から見て「何をしている場所かすぐわかる看板」や、「清潔感のある外観」も大切な集客要素です。開業前に整骨院のブランディングをしっかり設計しておくことが、開業後の差になります。
患者さんが来院しづらい場所で開業してしまうと、せっかく整骨院を開業しても儲からない…なんてこともあるでしょう。
患者さんが来ないとき、整骨院が見直すべき3つの基本
整骨院に患者さんが来ないと感じたとき、まず見直すべきは「集客の基盤」です。
特別な広告費をかける前に、無料でできる集客の土台を整えるだけで、反応が大きく変わることもあります。
整骨院の広告は、厳しいガイドラインが設けられているため、「整骨院の広告規制・広告ガイドライン」の記事を参考にして下さい。
Googleマップ対策は、まず写真と営業時間から
出典:Google
患者さんが「近くの整骨院」で検索したとき、一番目につくのがGoogleマップ(Googleビジネスプロフィール)です。ここが未整備だと、他の整骨院に流れてしまいます。
まず見直すべきは以下の3点です。
営業時間が正しく表示されているか? → 休診日や祝日の営業情報が間違っていると、患者さんは迷って来院をためらいます。
- 施術所の写真を5~10枚以上掲載しているか? → 外観、入口、受付、施術スペース、スタッフの様子など。清潔感と安心感が伝わる写真が効果的です。
- 口コミはあるか? → 1件でも多い方が信頼性が増します。既存の患者さんに「ご協力をお願いする」だけでも十分です。
検索結果で上位に表示される整骨院は、この部分がしっかり整っています。
ホームページには「症状ページ」と「院長紹介」を
ホームページがあるだけでは不十分です。
特に、以下の2つのページがあるかどうかで、来院率が大きく変わります。
- 症状別ページ(腰痛・肩こり・スポーツ障害など)
→ 「自分の悩みに対応してくれる」と感じてもらうことが重要。
各ページに「その症状に強い理由」や「対応メニュー」を書きましょう。
- 院長紹介ページ
→ 顔写真と一緒に、簡単な経歴やメッセージを掲載。
「どんな人がやっているのか」が分かると、安心して来院できます。
さらに、「アクセス」「料金」「営業時間」などの基本情報もわかりやすく表示しておきましょう。
店頭の第一印象で選ばれる整骨院になるには?
通りがかりの人にとって、整骨院は「知らない場所」です。
中が見えにくかったり、何をしているか分からなければ、スルーされてしまうこともあります。
まずチェックしたいポイントは以下の通りです。
-
院名だけで施術内容が伝わるか?
例:「◯◯整骨院」だけでなく、外観から“どんな悩みに対応しているか”が分かる工夫があると安心感が高まります。
※ただし、看板などに表現を入れる場合は、広告ガイドラインに沿って適切な文言にしましょう。 -
のぼりやA型看板などで来院のきっかけを作れているか?
「交通事故対応」「予約不要」など、認められている範囲内での情報提示は効果的です。 -
夜の照明が暗くないか?
明るく見えるだけで「営業中なんだ」と安心されやすくなります。
こうした店頭の工夫によって、「前から気になってた」「ふらっと入ってみた」といった新規来院につながることも少なくありません。
整骨院のリピート率を上げるために、すぐできる5つの工夫
整骨院にとって「リピート率」は経営の生命線です。
1回来ただけで終わる患者さんばかりだと、どれだけ集客しても売上は安定しません。
ここでは、リピート率を高めるために、実際に効果があった具体的な方法をご紹介します。
①初回来院時に“安心感”を与えるヒアリングと説明
患者さんは不安な状態で来院します。
最初の対応で安心できるかどうかが、その後のリピートを大きく左右します。
- 丁寧な問診とヒアリング(5〜10分かけて話を聞く)
- 症状に対する説明は「専門用語NG」で、わかりやすく
- 「この施術は○回くらいで改善を目指します」など、今後の流れを見せる
→ 安心=信頼=継続につながります。
②次回来院の提案は、必ずその場で伝える
リピート率を高めたいなら、「次回の提案」をその場で行うことが超重要です。
例:「次回は2〜3日以内にもう一度見せていただけると、回復が早まりますよ」
「この症状だと最初の1〜2週間が重要です」
ここで予約まで取れればベストですが、口頭での提案だけでもリピート率は大きく変わります。
③手書きカード or LINEでのフォローアップを入れる
初回後のフォローは、他院と差がつくポイントです。
- 手書きの一言メッセージ(施術後にお礼のカードを渡す)
- LINE公式アカウントからのメッセージ配信
→「本日はありがとうございました」「次回の来院目安は○日後です」
これにより、「また来ようかな」と思い出すきっかけになります。
④来院理由を記録して、次回に話をつなげる
リピートしてもらうためには、「覚えてくれていた」と思わせるのがコツです。
- 問診シートやメモに来院目的やエピソードを記録しておく
- 次回来院時に「前回○○とおっしゃってましたね」と自然に話題に出す
「覚えてくれてる=信頼されてる」と感じてもらうことで、再来院のモチベーションが高まります。
⑤継続来院のメリットをわかりやすく伝える
患者さんは「何回通えばいいのか?」「行き続ける意味あるの?」という不安を抱えています。
- 改善までの通院回数や目安を、視覚化(カレンダー・ステップ表)
- 例:「最初の3回は体の土台作り」「その後は再発防止の調整へ」
- 継続することでどんなメリットがあるのかを説明
「納得感」があれば、回数券などの継続プラン提案にもつながります。
リピートは“技術”ではなく“信頼の積み重ね”です。
特別なキャンペーンを打たなくても、こうした小さな積み重ねで再来院率は確実に改善されます。
今できることから1つずつ取り入れてみてください。
結果が出ると、集客コストがぐっと減るだけでなく、患者さんとの関係性も深まります。
整骨院の集客でお困りなら、まずはジョイパルに相談ください
ここまで読んで「どれから手をつければいいかわからない」と感じた方もご安心ください。
ジョイパルでは、整骨院向けに特化した集客支援サービスを行っています。ホームページの制作からGoogleマップ対策、リピート率向上の仕組みづくりまで、プロがサポートいたします。
まずはお気軽にご相談ください。
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以上、「整骨院に患者さんが来ない?よくある原因と増やすコツ」でした。
「地域を笑顔にする整骨院を創りたい」
その熱い想いを、トライレクトHVが力に変えます。
「長年の夢だった整骨院の開業。期待と同時に、資金のこと、患者さんが来てくれるだろうか…といった不安も感じていませんか?トライレクトHVは、先生の理想の実現を技術で支え、不安を安心に変えるパートナーです。」
【共感と安心〜開業準備の「モヤモヤ」を解消します〜】
開業準備は、まるで霧の中を手探りで進むように感じるかもしれません。
「本当にこの場所で良いのだろうか?」
「どんな治療機器を選べば患者さんに喜んでもらえるだろう?」
「資金は足りるだろうか?」
私たち株式会社ジョイパルも、多くの先生方の開業をサポートしてきました。だからこそ、先生の抱える不安や夢を理解しています。トライレクトHVは、単なる治療機器ではなく、先生の描く理想の整骨院を実現するための「確かな道しるべ」となる存在です。
【夢をカタチに〜トライレクトHVが開業にもたらす3つのポイント〜】
1.「選ばれる」という自信:最新治療がもたらす差別化
開業時からトライレクトHVを導入することは、「新しい技術を取り入れている整骨院」というイメージを地域に強く印象づけます。
痛みや不調に悩む患者様にとって、先進的な治療を受けられることは大きな魅力。「〇〇先生のところなら、きっと良くなる」という期待感を生み出し、開業直後からの集患を力強くサポートします。
他の整骨院との差別化は、先生の整骨院が地域で特別な存在となるための第一歩です。
2.「無理なく、着実に」という安定:経済的負担を軽減
開業には多くの費用がかかります。トライレクトHVは、一台で多様な症状に対応できる複合電気治療器。複数の機器を揃える必要がなく、初期投資を抑え、資金的な不安を軽減します。
高い治療効果は、患者様の満足度を高め、リピーターの増加に繋がり、安定した経営基盤を築きます。「患者さんが来てくれるだろうか…」という不安を、「今日も多くの患者さんが笑顔になって帰っていく」という喜びに変えましょう。
3.「ずっと共に」という安心:夢を共有するサポート
私たちは、トライレクトHVを導入して終わりではありません。開業準備段階から、物件選び、内装のアドバイス、集患戦略、そしてトライレクトHVの効果的な活用方法まで、あなたの夢を共有し、共に歩むパートナーとしてサポートいたします。
開業後も、技術的な疑問や経営に関する相談など、いつでもお気軽にご連絡ください。「一人で悩まず、頼れる存在がいる」という安心感は、あなたの挑戦を力強く後押しします。
【先輩の声〜夢を叶えた先生方のメッセージ〜】
「施術スペースの問題で導入できる機器の数に限りがある中でハイボルテージ、エムキューブ(EMS)、マイクロカレントを1台で使えるところが良いです。また、治療の段階が患者様にも理解してもらいやすいので治療効率が上がりました。」(やまがた接骨院 山形院長)
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「最新型の治療器を導入することで宣伝効果が上がりました。駅近ですが2階の店舗というハンデを軽減することができました。」(パール整骨院 山口院長)
【先生の想いを教えてください】
「いつか、こんな整骨院を開業したい」
「地域の方々の健康を、自分の手で守りたい」
先生の心に描く理想の整骨院、そして少しの不安な気持ちも、私たちに聞かせてください。トライレクトHVは、先生の夢の実現を技術で支え、私達は、先生の挑戦を温かくサポートいたします。
ジョイパルでは、このような質問をよくいただきます
Q1 | 接骨院、接骨院の開院を検討中だけど、どこで開業するとよいでしょうか? |
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Q2 | 医療機器の購入を検討しているのですが・・・ |
Q3 | 費用対効果の高い医療機器について聞きたいです! |
Q4 | 中古医療機器の購入を考えているのですが・・・ |
Q5 | 今まで以上に 患者さんの集客を考えていますが、どうすれば良いですか? |
Q6 | 店舗を 患者さんが利用しやすいようにリフォームしたいのですが・・・ |