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「接骨院・整骨院を開業したいけど、事業計画書って何を書けばいいの?」
「融資に通る事業計画書の書き方がわからない…」
接骨院・整骨院の開業を目指す柔道整復師にとって、事業計画書の作成は避けて通れないステップです。金融機関から融資を受けるための必須書類であり、開業後の経営を安定させる指針にもなります。
しかし初めて作成する方には「どの項目に何を書けばいいのか」「融資担当者に評価される書き方はあるのか」など、悩みが尽きません。
この記事では、1,700件以上の開業支援実績をもつジョイパルが、整骨院の事業計画書の書き方や融資審査に通るポイントについて詳しく解説します。
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【株式会社ジョイパルの強み】 創業28年。医療業界を支えてきた確かな信頼 開業支援1,700件超。実績が裏付けるノウハウ 平均勤続20年以上。経験豊富なベテランが対応 全国対応・最短翌日訪問のスピード支援 医療機器ディーラーのため、コンサル料は無料 |
接骨院・整骨院の開業の流れについて知りたい方は、開業準備について網羅的にまとめた「整骨院開業の流れ・必要な準備は?整骨院を開業するための資格・費用・手続きをわかりやすく解説」の記事を参考にしてください。
整骨院開業の流れ・必要な準備は?整骨院を開業するための資格・費用・手続きをわかりやすく解説
「整骨院を開業したいけど、何から始めればいいのかわからない」 「資格や費用、手続きの流れを知りたいけど、調べても難しくて不安…」 整骨院の開業には、資格・物件・資金・届出など…
整骨院、接骨院の開業支援ならジョイパル整骨院の開業に事業計画書が必要な理由

接骨院・整骨院の開業で事業計画書が必要な理由を3つ解説します。
融資審査を突破するための必須書類だから
接骨院・整骨院の開業では、物件取得費・内装工事費・医療機器の購入費など多額の初期投資が必要です。自己資金だけでまかなえるケースは少なく、多くの柔道整復師が金融機関からの融資を利用します。
融資申請の際、担当者が審査の判断材料にするのが事業計画書です。「貸したお金を回収できるか」を見極めるために、事業の収益性・返済能力・経営者の経験を読み取ります。
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審査で見られる項目 |
担当者が確認する内容 |
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収益性 |
売上予測に根拠があるか |
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返済能力 |
毎月の返済額を利益でまかなえるか |
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経営者の経験 |
柔道整復師としての実務年数や経営経験 |
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自己資金の割合 |
必要総額の25%程度を準備しているか |
どれほど施術スキルが高くても、事業計画書の内容が不十分であれば融資は通りません。
開業後の経営判断の羅針盤になるから
接骨院・整骨院の事業計画書は融資を受けるためだけの書類ではありません。開業後に経営状況を振り返り、軌道修正するための基準としても機能します。
例えば、事業計画書に「開業6ヶ月後に月間来院患者数100人・月商80万円」と記載していた場合、実際の数値と比較して達成度を測れます。
目標に届いていなければ「集客施策を見直す」「自費メニューの単価を調整する」など、具体的な改善策を打ち出せるでしょう。
計画書がなければ、経営がうまくいっているのか判断する基準がなく、問題の発見が遅れます。
開業後も定期的に見直し、経営状況に応じて計画を更新していくことで、安定した院運営につながるのです。
融資が不要でも事業の成功率を高められるから
接骨院・整骨院を自己資金で開業する場合でも、事業計画書の作成にはメリットがあります。
作成の過程で開業の目的・ターゲット層・サービス内容・収支の見通しを言語化するため、漠然としたイメージが具体的な計画に変わります。
たとえば「保険診療中心の院を開きたい」と考えていても、数字を落とし込むと「保険診療だけでは目標月商に届かず、家賃と人件費をまかなえない」と気づく場合があります。
開業前にこうした課題を発見できれば、自費メニューの追加やターゲット層の見直しなど事前に対策を講じられます。
将来的に融資を受ける際にも、作成済みの計画書があればスムーズに対応できるでしょう。
整骨院の事業計画書の提出先とテンプレートの選び方
接骨院・整骨院の事業計画書フォーマットは提出先によって異なります。以下で、主な提出先ごとの違いを解説します。
日本政策金融公庫には所定の創業計画書を使う

引用元:日本政策金融公庫|創業計画書
接骨院・整骨院の開業で最も多いとされる融資先が、日本政策金融公庫です。創業者向けの融資制度が充実しており、無担保・無保証で利用できるメニューもあります。
日本政策金融公庫に融資を申し込む場合は、公庫が用意した「創業計画書」のテンプレートを使用します。テンプレートはExcel形式で、公式サイトからダウンロード可能です。
ただし、公式の記入例は大まかな内容にとどまっています。
融資審査を通過するには、自院の状況に合わせて具体的な数値や根拠を盛り込む必要があります。
銀行や信用金庫では独自書式を確認する
日本政策金融公庫以外にも、民間の銀行や信用金庫から融資を受ける方法があります。
民間金融機関の場合、事業計画書のフォーマットは統一されていません。
金融機関ごとに独自の書式が用意されているケースもあれば、自由書式で提出を求められるケースもあります。
また、地方自治体の制度融資を利用する場合は、信用保証協会を経由するため、保証協会指定の書類が必要になる場合もあります。フォーマットの種類は1つではありません。
まずは融資を検討している金融機関の窓口に相談し、「どの書式で提出すればよいか」を確認するところから始めてください。
接骨院・整骨院の開業資金や助成金について詳しく知りたい方は、以下の記事も合わせてご覧ください。
https://joypal.jp/osteopathic-clinic-opening-costs/
https://joypal.jp/osteopathic-clinic-subsidy/
整骨院の事業計画書の書き方を項目別に解説

引用元:日本政策金融公庫|創業計画書(記入例)(例:美容業)
日本政策金融公庫の創業計画書をベースに、記入すべき主な項目の書き方を解説します。各項目で審査担当者が何を見ているかを押さえながら書き進めてください。
「創業の動機」で計画性まで伝える
接骨院・整骨院の開業動機が「地域の健康に貢献したい」だけでは弱いです。審査担当者は熱意よりも計画性を見ています。
大切なのは「なぜ今、この場所で、この業態なのか」を具体的に伝えること。たとえば、以下の通りです。
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「勤務先の整骨院で5年間スポーツ外傷を担当し、地域に専門院がないと感じた。〇〇駅周辺は学生アスリートが多く需要が見込める」 |
上記のように書けば、動機と市場根拠がセットで伝わります。
抽象的な理想論だけでは審査は通りません。開業場所・ターゲット・経験の3点を動機に結びつけて、読み手が「この人なら実現できそうだ」と感じる文章を目指してください。
「経営者の略歴等」で経験と実績をアピールする
経営者の略歴は「自分を採用してもらう」つもりで書くと伝わりやすいです。
柔道整復師免許の取得年や、勤務先の名称と在籍期間、担当した施術内容を時系列で記載します。
「延べ施術人数」や「院長代理の経験」など数字や役職があると説得力が増します。施術管理者の要件となる実務経験についても、ここで明確に示してください。
関連資格も忘れずに。鍼灸師やアスレチックトレーナーなど複数の資格があれば、自費メニューの幅や専門性の裏付けになります。
接骨院・整骨院の開業に必要な資格や経験などについては、下記記事で詳しく解説しています。あわせてご覧ください。
https://joypal.jp/osteopathic-clinic-qualification/
「取扱商品・サービス」で院のコンセプトを示す
審査担当者は「取扱商品・サービス」の記載から「売上の再現性」を判断しています。
そのため、保険施術と自費施術の内容・料金・比率まで具体的に記載しましょう。
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項目 |
記載内容 |
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保険施術 |
骨折・脱臼・捻挫・打撲・挫傷の施術内容 |
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自費施術 |
骨盤矯正・姿勢改善・スポーツコンディショニング等 |
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施術単価 |
1回あたりの金額と想定施術時間 |
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売上比率 |
保険と自費の割合(例:保険40%・自費60%) |
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独自メニュー |
他院にない施術内容や導入機器 |
ポイントは「何でもできます」と書かないこと。専門性を絞ったほうが、ターゲットの明確さとセットで審査の評価が上がります。
「取引先」と「従業員」の欄で運営体制を明記する
「取引先」と「従業員」欄では、開業後すぐに事業が回る体制を、取引先と人員の両面から示します。
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項目 |
記載内容 |
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医療機器の仕入先 |
会社名・取引条件(リース or 購入) |
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消耗品の仕入先 |
テーピング・タオル等の主要取引先 |
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外注先 |
レセプト代行・税理士・ホームページ制作会社 |
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従業員数 |
常勤・パートの人数と役割 |
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人件費の想定 |
月額給与の総額(売上の30〜40%程度に収まるのが一つの目安) |
1人開業の場合も「従業員なし」と書いて終わりにせず、受付対応の方法や繁忙期の増員計画まで触れると、経営の現実感が伝わります。
「必要な資金と調達方法」を設備・運転に分けて記載する
資金と調達方法の項目は、融資担当者が最も注目する部分です。設備資金と運転資金を分けて、使い道を1つずつ明示してください。
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区分 |
概要 |
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設備資金 |
内装工事費・医療機器・ベッド・看板・レジ |
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運転資金 |
家賃3〜6ヶ月分・人件費・広告費・消耗品 |
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自己資金 |
金額と総額に占める割合 |
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公庫借入 |
日本政策金融公庫からの希望額 |
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その他 |
他の金融機関や親族からの借入など |
目安として、接骨院・整骨院の開業資金の総額は400万〜1500万円。そのうち、自己資金は総額の25%をめざすことが目安とされています。
公庫の開業調査結果でも、新規開業者(整骨院に限定せず)の自己資金比率の平均は約24.5%です(2024年度)。
「なぜその金額が必要なのか」を見積書や相場データで補足できると、説得力がさらに上がります。
参考:日本政策金融公庫総合研究所「2024年度新規開業実態調査」p.9
接骨院・整骨院の開業資金の目安については、下記記事で詳しく解説しています。規模毎の相場なども紹介していますので、ぜひお読みください。
https://joypal.jp/osteopathic-clinic-opening-costs/
「事業の見通し」で売上根拠を数値で示す
最後の項目は「事業の見通し」です。「月商100万円を目指します」だけでは根拠不足。1日の来院数×客単価×営業日数で、月商・年商を逆算してください。
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項目 |
数値例 |
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1日の平均来院数 |
15人 |
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平均施術単価 |
5,000円 |
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月間営業日数 |
25日 |
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月商 |
187.5万円 |
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主な経費(家賃・人件費・広告費等) |
約120万円 |
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月間営業利益 |
約67.5万円 |
とはいえ、開業直後からこの数字は出ません。
3ヶ月目・6ヶ月目・12ヶ月目の段階別に来院数を設定し、損益分岐点を超える時期を明記すると現実味が増します。
整骨院の事業計画書で融資審査に通る5つのポイント

事業計画書の完成度で融資の可否が決まります。以下の5つを押さえてください。
自費と保険の売上比率を明確にする
保険施術だけに頼る経営は、年々厳しくなっています。療養費の改定や受領委任の審査厳格化が進んでいるためです。
審査担当者も、この業界の動向は把握しています。
だからこそ「自費でも売上を立てられる設計になっているか」を見ています。
どのモデルを選ぶかに正解はありません。ただし、自費比率が低いほど経営リスクは高まります。自院がどの比率で運営するのか、根拠とともに明記してください。
接骨院・整骨院の自費メニューの作り方については、下記記事で詳しく解説しています。
https://joypal.jp/osteopathic%EF%BD%B0clinic%EF%BD%B0self%EF%BD%B0pay%EF%BD%B0menu/
競合分析で自院の差別化ポイントを示す
「近隣に競合がいないから大丈夫です」は危険な発想です。半径1km以内に競合がゼロでも、車で10分の圏内まで広げれば状況は変わります。
審査で求められるのは、競合を把握したうえで「それでも勝てる理由」を示すこと。
近隣3〜5院について、立地・施術メニュー・価格帯・営業時間・Googleマップの口コミ評価を調べてください。
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比較項目 |
調べる内容 |
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立地・アクセス |
駅からの距離・駐車場の有無 |
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施術メニュー |
保険・自費の内容と価格帯 |
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営業時間 |
平日・土日・夜間の対応状況 |
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口コミ評価 |
Googleマップの星評価とレビュー内容 |
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自院の優位性 |
上記を踏まえた差別化ポイント |
比較した結果、「夜間対応している院がない」「スポーツ特化の院がない」など空白地帯が見つかれば、それが自院のポジションになります。
ターゲット顧客を具体的に設定する
「腰痛に悩む30〜50代」では広すぎます。融資審査で評価されるのは、もっと解像度の高い顧客像です。
たとえば「〇〇駅周辺で働く40代の男性会社員。デスクワーク中心で慢性的な腰痛を抱えているが、平日は夜まで仕事があり通院できていない」。
ここまで絞れば、営業時間を20時までにする理由や、夜間割引メニューの根拠にもつながります。
ターゲットが曖昧だと、サービス内容も集客戦略もすべてぼやけます。一方で、1人の具体的な人物像が描ければ、事業計画書の各項目に一貫性が生まれます。
立地・メニュー・価格・営業時間のすべてが、そのターゲットに向けて設計されている状態を目指してください。
集客戦略をオンラインとオフラインで設計する
接骨院・整骨院の集客戦略は「チラシを配ります」「ホームページを作ります」だけでは不十分です。審査担当者は、集客にかかるコストと見込み効果のバランスを確認しています。
以下が代表的なオンライン・オフライン施策です(※費用は目安)。
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【オンライン施策】 ホームページ制作(初期構築 約30万〜50万円) MEO対策(月額 約1万円~) SNS運用(月額 約1万円~) ポータルサイト掲載(月額 約1万〜5万円) |
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【オフライン施策】 開業チラシ配布(1回 約3万〜10万円) 看板・のぼり設置(初期 約5万〜20万円) 近隣施設への挨拶回り(0円~) |
開業直後はオフラインで認知を広げつつ、中長期ではオンラインに軸を移すのがおすすめです。各施策の費用を事業計画書の経費欄と一致させることも忘れないでください。
接骨院・整骨院の開業時のホームページ制作については、下記記事で詳しく解説しています。あわせてご覧ください。
https://joypal.jp/osteopathic-clinic-homepage-opening/
収支計画に根拠ある数値と損益分岐点を記載する
接骨院・整骨院の収支計画は、数字の羅列だけでは意味がありません。審査担当者が知りたいのは「その数字の根拠」と「いつ黒字化するか」の2点です。
売上の根拠は、来院数×客単価×営業日数で組み立てます。
ただし開業初月から満員になるシナリオは現実的ではありません。段階的に来院数が伸びる想定で記載してください。
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時期 |
1日の来院数 |
月商 |
経費 |
損益 |
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開業〜3ヶ月目 |
8人 |
100万円 |
90万円 |
+10万円 |
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4〜6ヶ月目 |
12人 |
150万円 |
95万円 |
+55万円 |
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7〜12ヶ月目 |
15人 |
187.5万円 |
100万円 |
+87.5万円 |
損益分岐点を「開業3ヶ月目で月8人・月商100万円」のように明示すると、審査担当者は返済の見通しを立てやすくなります。
楽観的すぎる数字は逆効果。控えめな想定でも黒字化する計画を示すほうが、信頼を得られます。
接骨院・整骨院経営にかかわる収支については、下記記事で詳しく解説しています。高収入を目指すポイントも紹介していますので、参考にしてください。
https://joypal.jp/annual-income-of-osteopathic-clinic/
整骨院の事業計画書についてよくある質問
接骨院・整骨院の事業計画書の作成でよく受ける質問を3つ取り上げます。
整骨院の事業計画書には何を書けばいい?
日本政策金融公庫の創業計画書であれば、主な記入項目は以下の通りです。
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1.創業の動機 2.経営者の略歴等 3.取扱商品・サービス 4.従業員 5.取引先・取引関係等 6.お借入の状況 7.必要な資金と調達方法 8.事業の見通し |
ただし、項目を埋めれば審査に通るわけではありません。各項目に「なぜそうするのか」という根拠を添えることが重要です。
銀行や信用金庫に提出する場合はフォーマットが異なるため、融資先に事前に確認してください。
整骨院の開業資金はどのくらい必要?
日本政策金融公庫の融資を受ける場合、自己資金は総額の25%以上が望ましいとされています。たとえば開業資金が600万円なら、自己資金150万円以上が目安です。
「自己資金が足りないかもしれない」と不安を感じている方もいるかもしれません。
ジョイパルでは、自己資金が少ない場合でも1,700件超の開業支援で培ったノウハウをもとに、資金計画の組み立て方から一緒に考えます。
融資に通りやすい計画の作り方や、設備コストを抑える方法など、開業資金の壁を突破するための具体的なアドバイスが可能です。
文章を書くのが苦手でも事業計画書は作れる?
作れます。事業計画書に文学的な表現は不要です。事実と数字を整理して伝えられれば十分です。
「何から書けばいいかわからない」という方は、まず自分の思いを声に出してみてください。
AIの音声入力ツールを使えば話した内容がそのままテキスト化されるため、それをたたき台に整理するとゼロから書くより格段に進みます。
身近な人に思いを話して言語化を手伝ってもらうのも有効です。
それでも不安な方は、ジョイパルが壁打ち相手になります。平均勤続20年以上のベテラン支援員が「この項目はこう書くと伝わる」「数字の根拠はこう補強できる」と具体的にアドバイスしながら、抜け漏れチェックまで一緒に進めます。
整骨院の事業計画書は開業成功の設計図
接骨院・整骨院の事業計画書は、融資審査を通すためだけの書類ではありません。開業後の経営を安定させるための設計図です。
「根拠のある数字」と「一貫したストーリー」をもとに記載していく必要があります。
とはいえ、初めての開業で完璧な事業計画書を1人で仕上げるのは簡単ではありません。
株式会社ジョイパルは、創業28年・開業支援1,700件超の実績をもとに、事業計画書の作成から融資申請、物件選び、内装、医療機器の選定まで、開業に必要なすべてをワンストップでサポートしています。
コンサル料は0円。全国対応で最短翌日の訪問も可能です。
「まず何から始めればいいかわからない」という方は、LINEでお気軽にご相談ください。経験豊富なスタッフが、あなたの開業を一緒に形にします。
「接骨院・整骨院を開業したいが、患者様とうまくコミュニケーションが取れるだろうか…」
開業を控え、このような不安を感じている方もいるのではないでしょうか。
施術に自信はあっても、接客や会話に苦手意識を持つ施術者は少なくありません。
しかし、整骨院経営において流暢なトーク力は必須ではありません。口下手でも患者様に信頼され、繁盛している院は数多くあります。
本記事では、創業28年・1,700件以上の開業支援実績を持つ株式会社ジョイパルが、コミュニケーションが苦手でも成功できる理由と具体策を解説します。
無理に会話を盛り上げなくても「この接骨院・整骨院なら安心できる」と思われる信頼関係の築き方をお伝えします。
ぜひ最後までお読みいただき、自信を持って開業準備を進めてください。
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【株式会社ジョイパルの強み】 創業28年。医療業界を支えてきた確かな信頼 開業支援1,700件超。実績が裏付けるノウハウ 平均勤続20年以上。経験豊富なベテランが対応 全国対応・最短翌日訪問のスピード支援 医療機器ディーラーのため、コンサル料は無料 |
接骨院・整骨院の開業の流れについて知りたい方は、開業準備について網羅的にまとめた「整骨院開業の流れ・必要な準備は?整骨院を開業するための資格・費用・手続きをわかりやすく解説」の記事をぜひ参考にしてください。
整骨院開業の流れ・必要な準備は?整骨院を開業するための資格・費用・手続きをわかりやすく解説
「整骨院を開業したいけど、何から始めればいいのかわからない」 「資格や費用、手続きの流れを知りたいけど、調べても難しくて不安…」 整骨院の開業には、資格・物件・資金・届出など…
整骨院、接骨院の開業支援ならジョイパル整骨院経営はコミュニケーションに苦手意識があっても成功できる

接骨院・整骨院を経営するにあたり「会話が上手でなければならない」という思い込みは不要です。
多くの患者様が求めているのは、おしゃべりではなく「痛みの原因を知ること」「安心して体を任せられること」 です。
実際に、患者様の本音を示す興味深い民間アンケート結果があります。

引用元:キャリサポ|リアル調査第24回:施術中に会話は必要?
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あまり話しかけられたくない:35% 話しかけられるのは好きではない:22% |
なんと、半数以上(57%)の患者様が、マッサージや整体などの施術中の会話に対して消極的です。
「話しかけられるのが好き」と答えた人は19%にとどまります。
無理に会話を盛り上げる必要はありません。大切なのは、丁寧な説明と安心感。「話さなければ」と構えすぎなくても、信頼関係は築けます。
口下手でも信頼される整骨院コミュニケーション3つの基本

コミュニケーションに苦手意識があっても、以下の3点を守れば、患者様から信頼を得られる接骨院・整骨院になります。具体的に見ていきましょう。
①聞き役に徹する
最初のステップは、徹底して「聞き役」に回ること。
患者様は痛みや不安を抱えて来院しており、まずはその辛さを誰かに理解してほしいと願っています。
こちらから多くのことを話す必要はありません。
全体の会話量の8割は患者様に話してもらい、残りの2割で質問や相槌を打つイメージをもちましょう。
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【聞き上手のポイント】 患者様が話し終えるまで口を挟まない 目を見て大きく頷きながら話を聞く オウム返しで相手の言葉を受け止める |
例えば、患者様が「朝起きるときに腰が痛くて…」と言ったら「朝起きるときに痛むんですね」とそのまま返します。
これだけで、患者様は「しっかり話を聞いてもらえた」と安心感を覚えます。
②わかりやすい言葉で説明する
次のステップは、誰にでも伝わる言葉選び。
専門家は、つい専門用語を使用しがちですが、相手には伝わらないことを理解しましょう。
相手が小学生でも理解できるレベルまで言葉を噛み砕くのがプロの技です。
以下を参考に、難しい言葉を優しい表現に変換しましょう。
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専門用語 |
患者様に伝わる表現 |
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アライメント |
骨の並びや姿勢のバランス |
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筋硬結(きんこうけつ) |
筋肉の固まったコリ |
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可動域制限 |
動きが悪くなっている状態 |
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炎症所見 |
赤く腫れて熱をもっている状態 |
難しい言葉を使わないことで、患者様は自分の体の状態を正しくイメージできます。
「なるほど、そういうことだったのか」と納得してもらうことが、信頼関係の構築につながります。
③施術中は確認と共感の言葉に徹する
最後のステップは、施術中の会話をシンプルにすること。
沈黙が怖いからといって、無理に天気の話やニュースの話題を振る必要はありません。
施術中に必要なのは、痛みや力加減の確認と、患者様の感覚への共感だけです。
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「この強さは大丈夫ですか?」「痛くないですか?」 「ここは凝っていますね」「辛かったでしょう」 |
これらを丁寧に繰り返すだけで、患者様は「私の体を丁寧に扱ってくれている」と感じます。
余計な雑談を省き、治療に必要なコミュニケーションに集中しましょう。
整骨院のコミュニケーションで患者さんが離れる理由
一方、接骨院・整骨院で配慮に欠けた一方的なコミュニケーションを行なってしまうと、患者さんは離れていきます。
施術者が話しすぎる
施術者が一方的に話し続けてしまうのは逆効果です。
患者様は「自分の痛みや悩みをわかってほしい」という思いで来院しています。
にもかかわらず、施術者が自分の趣味の話や、聞かれてもいない武勇伝を語り続けてしまえば、患者様は「私の話を聞いてくれない」と不満を抱きます。
特に初診の問診時は注意が必要です。 こちらの伝えたいことばかりを優先せず、まずは患者様が話し終わるまでじっくりと耳を傾ける姿勢をもちましょう。
「話し上手」である必要はありませんが「聞き上手」であることは信頼獲得の必須条件です。
距離感が近すぎる
初対面で馴れ馴れしい態度や、プライベートへの過干渉は不快感の元です。
親しみを込めたつもりでも、いきなりタメ口を使ったり「仕事は何をしているんですか?」「結婚は?」とプライベートに踏み込んだ質問をしたりするのは避けましょう。
患者様はあくまで「治療」を受けに来ています。
プロフェッショナルとして、丁寧な言葉遣いと適度な距離感を保つことが、安心感につながります。
特に異性の患者様に対しては、細心の注意を払いましょう。
コミュニケーションの失敗は経営リスクにつながることもあります。接骨院・整骨院の廃業率の実情については、下記記事で詳しく解説しています。
https://joypal.jp/osteopathic-clinic-closure-rate/
整骨院のコミュニケーション不足を補う仕組みの作り方

ここからは、会話力に頼らず、患者様との信頼関係を築くための仕組みづくりについて解説します。
以下の仕組みを導入することで、無理に話そうとしなくても、プロフェッショナルとしての信頼を獲得できる環境が整います。
問診票を工夫する
問診票は、患者様の情報を事前に引き出し、会話のきっかけを作る強力な接点です。
一般的な氏名や住所だけでなく、痛みや悩みの詳細を書いてもらうことで、施術前のヒアリング時間を短縮できます。
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【問診票に追加したい項目】 「どのような時に痛みますか?」(朝起きるとき、歩くときなど) 「過去にどんな治療を受けましたか?」(マッサージ、電気治療など)」 「施術中に話しかけられるのは好きですか?」(はい、いいえ、どちらでもない) |
特に3つ目の質問は、患者様の希望を直接知ることができるため、会話のプレッシャーから解放されます。
「いいえ」と書かれていれば、無理に話しかける必要がなくなり、施術に集中できるでしょう。
模型やイラストを使う
言葉だけで説明しようとすると、どうしても専門用語が出てしまったり、早口になったりしがちです。
そこで活用したいのが、骨格模型や筋肉図などの視覚的なツールです。
「ここが歪んでいるから、ここの筋肉が引っ張られて痛いんですよ」と模型を指差しながら説明すれば、患者様は一目瞭然で理解できます。
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ツール |
使い方 |
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骨格模型 |
姿勢の崩れや関節の動きを視覚的に説明する |
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筋肉図 |
痛みの原因となっている筋肉の場所を示す |
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iPadなどのタブレット |
施術前後の姿勢の変化を写真で見せる |
説得力のある説明が可能になり、患者様も自分の体の状態を深く理解でき、納得して通院を続けてくれるでしょう。
アフターフォローのメッセージを送る
施術後のフォローも、信頼関係を深める重要な要素です。
しかし、その場で気の利いた言葉をかけるのが苦手な場合は、LINEやメールでメッセージを送りましょう。
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【送信メッセージの例 】 「本日はご来院ありがとうございました。施術後の痛みや違和感はありませんか?」 「水分を多めに摂って、今日はゆっくりお休みください」 「次回の予約は〇月〇日です。お待ちしております」 |
定例文メッセージを自動送信できる予約システムやLINE公式アカウントを活用すれば、手間をかけずに患者様とのつながりを維持できます。
「気にかけてくれている」という安心感が、リピート率向上につながります。
LINEを含めたSNS活用法やコツについては、記事「接骨院・整骨院のSNS集客はどう始める?どれを選ぶ?戦略や注意点を紹介」で詳しく解説しています。あわせてご覧ください。
https://joypal.jp/osteopathic-clinic-sns-marketing/
コミュニケーションが苦手な施術者でも繁盛している整骨院の共通点

コミュニケーションが苦手でありながら繁盛している接骨院・整骨院に見えてくる共通点は「誠実さ」と「非言語コミュニケーション」です。具体的に見ていきましょう。
丁寧な挨拶とアイコンタクトを徹底する
繁盛している接骨院・整骨院の施術者は、患者様が来院された瞬間に、作業の手を止めて笑顔で挨拶をします。
たとえ口数は少なくても、しっかりと目を見て「こんにちは」「お大事に」と心を込めて伝えるだけで、患者様は「歓迎されている」と感じるのです。
逆に、どれだけ流暢に話せても、目が笑っていなかったり、パソコンを見ながら話したりすれば、不信感を与えてしまいます。
大切なのは、会話の中身よりも態度です。
身だしなみに清潔感がある
患者様の体に触れる職業だからこそ、清潔感は信頼の土台となります。
髪型が整っているか、爪が短く切り揃えられているか、白衣に汚れやシワがないか。
身だしなみは言葉以上に雄弁に、施術者の「プロ意識」を物語ります。
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チェック項目 |
患者様が見ているポイント |
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髪型・顔周り |
寝癖やフケがないか、無精髭がないか |
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手・指先 |
爪が伸びていないか、タバコの匂いがしないか |
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服装 |
白衣が黄ばんでいないか、靴が汚れていないか |
清潔感のある施術者なら、口下手でも「この人に体を任せても大丈夫だ」と思ってもらえます。
院内が整理整頓されている
接骨院・整骨院内の環境も、非言語コミュニケーションの一つです。
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待合室の雑誌が整頓されているか 観葉植物の葉に埃が溜まっていないか トイレが綺麗に掃除されているか |
細部まで掃除が行き届いている院は、それだけで「丁寧な仕事をする施術者だ」という印象を与えます。
空間を綺麗に整えることで、患者様への敬意と感謝を伝えましょう。
整骨院開業時は、患者様がリラックスできるよう院内内装にこだわることも大切です。接骨院・整骨院のおしゃれな内装については、下記記事で詳しく紹介しています。
https://joypal.jp/osteopathic-hospital-interior/
整骨院のコミュニケーションに関するよくある質問(FAQ)
接骨院・整骨院を開業する際、コミュニケーションへの不安は尽きません。 ここでは、特に相談が多い3つの質問に回答します。
Q.患者さんと何を話せばいいかわからない時は?
A.無理に話題を探す必要はありません。
「痛みはどうですか?」「昨日はよく眠れましたか?」など、施術に関する質問を投げかけましょう。
患者様は自分の体の不調を治したい一心で来院しています。 世間話よりも、まずは痛みや不安に寄り添う言葉が先決です。
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【おすすめの質問リスト】 「今の痛みはどのくらいですか?」 「普段どんな姿勢が多いですか?」 「ご自宅で何かケアをされていますか?」 |
上記の質問をきっかけに、患者様との会話が自然に生まれます。 聞き役に徹することで、患者様も話しやすくなり、信頼関係が深まるでしょう。
Q.施術中に沈黙が続くと気まずいのですが…
A.沈黙は悪いことではありません。 むしろ、リラックスして施術を受けてもらうための「大切な時間」と捉えましょう。
患者様の中には、静かに施術を受けたいと願っている方も少なくありません。
無理に話しかけるよりも、ゆったりとしたBGMを流したり、アロマを炊いたり、心地よい空間作りを心がけるほうが喜ばれることも。
「静かで落ち着く」と感じてもらえることも、一種のコミュニケーションといえるでしょう。
Q.女性の患者とのコミュニケーションで気をつける点は?
A.女性患者様は特に「安心感」を重視する傾向があります。口下手でも以下のポイントを押さえれば信頼を得られます。
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【女性患者様への配慮】 共感を最優先する 事前説明を徹底する 適度な距離を保つ |
まずは「辛かったですね」と共感し、否定的な言葉を使わないようにしましょう。
施術前には「次は背中を触りますね」と、何をするか具体的に伝えることで恐怖心を取り除きます。
プライベートな質問は控え、プロとしての誠実な距離を保つことが大切です。
整骨院のコミュニケーションは「流暢さ」より「誠実さ」
接骨院・整骨院の開業において、コミュニケーションの苦手意識は決してマイナスではありません。
患者様の話を真摯に聞き、誠実に向き合う姿勢こそが、長く愛される院を作る秘訣です。 流暢なトークスキルよりも、以下の3点を大切にしてください。
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聞き役に徹する わかりやすい言葉で説明する 非言語コミュニケーション(あいさつ、身だしなみ、院内の清潔感など)を磨く |
株式会社ジョイパルでは、創業28年・1,700件以上の開業支援実績をもとに、施術者一人ひとりの希望や個性に合わせた開業プランをご提案しています。
医療機器の選定はもちろん、患者対応のポイントや、コミュニケーションが苦手な施術者でも安心して経営できる仕組みづくりまでトータルでサポートいたします。
まずはお気軽に、無料相談やLINE登録から理想の院づくりを始めてみませんか。
「接骨院・整骨院を開業したいけど、患者のリピート率ってどれくらいが普通なの?」
「経営を安定させるには、何%を目指せばいいんだろう?」
接骨院・整骨院の開業を検討している柔道整復師の方なら、リピート率は気になる項目ではないでしょうか。
整骨院の平均リピート率は50%前後といわれています。45%程度という実態を示した調査結果もあります。
リピート率は整骨院経営の生命線。
この記事では、1,700件以上の開業支援実績をもつジョイパルが、整骨院のリピート率の平均値と理想値、患者がリピートしない原因、そしてリピート率を上げる具体的な方法など詳しく解説します。
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【株式会社ジョイパルの強み】 創業28年。医療業界を支えてきた確かな信頼 開業支援1,700件超。実績が裏付けるノウハウ 平均勤続20年以上。経験豊富なベテランが対応 全国対応・最短翌日訪問のスピード支援 医療機器ディーラーのため、コンサル料は無料 |
接骨院・整骨院の開業の流れについて知りたい方は、開業準備について網羅的にまとめた「整骨院開業の流れ・必要な準備は?整骨院を開業するための資格・費用・手続きをわかりやすく解説」の記事をぜひ参考にしてください。
整骨院開業の流れ・必要な準備は?整骨院を開業するための資格・費用・手続きをわかりやすく解説
「整骨院を開業したいけど、何から始めればいいのかわからない」 「資格や費用、手続きの流れを知りたいけど、調べても難しくて不安…」 整骨院の開業には、資格・物件・資金・届出など…
整骨院、接骨院の開業支援ならジョイパル整骨院のリピート率の平均と目指すべき目標値

接骨院・整骨院の経営を安定させるには、リピート率の平均値をふまえ、自院の目標を設定することが必要です。
整骨院のリピート率の平均は、約50%程度といわれています。
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【算出方法】 リピート率 = 特定の期間に再来院した患者数 ÷ 新規来院した患者数 ×100 |
例えば、2週間以内に初回来院した患者が20人で、そのうち2回目以降も来院した患者が12人だった場合、リピート率は60%です。
リピート率を測る上で、ある民間調査(2025年)の数値も参考になります。
調査によると、整骨院に1回だけ通ってリピートしなかった人は55%にのぼり、2回目以降も通院した人は約45%にとどまることがわかりました。
ただし、経営を安定させるにはリピート率60%以上を目指す必要があります。
リピート率60%を達成できれば、新規集客にかける広告費を抑えながら、既存患者からの安定した売上を確保しやすくなります。
開業直後は認知度が低く、初回来院のハードルが高いため、まずはリピート率50%を目指しましょう。その後、施術の質や接客対応を改善しながら段階的に60%以上へ引き上げる計画を立てるのが現実的です。
自院の数値を毎月記録し、改善施策の効果を検証しながら対策を打ち出してください。
参考:リピートされる整骨院についての消費者調査 | 株式会社ファンくるのプレスリリース
整骨院の患者がリピートしない原因上位5つ

引用元:リピートされる整骨院についての消費者調査 | 株式会社ファンくるのプレスリリース / 株式会社ファンくる(Fancrew Inc.)調べ
接骨院・整骨院のリピート率を改善するには、患者が2回目の来院をためらう理由を把握することが必要です。
先に述べた民間調査の結果によると、患者がリピートしない原因の上位5つは以下の通りです。
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リピートしない原因上位5つ 1.施術効果に不満がある 2.価格が負担になる 3.接客態度に不満がある 4.院内の雰囲気や清潔感が気になる 5.営業感・提案内容を負担に感じる |
1つずつ確認していきましょう。
施術効果に不満がある
接骨院・整骨院の施術効果に不満があると、患者は2回目の来院をためらいます。
初回の施術で痛みが改善されなかった場合や、説明された効果を実感できなかった場合、患者は「他の院を試そう」と考えます。
特に慢性的な症状を抱える患者は、1回の施術で劇的な変化を期待しがちです。
期待と現実のギャップが大きいと患者は不信感をもち、リピートを選択しません。
価格が負担になる
価格が負担になると、患者は接骨院・整骨院の通院を継続できません。
特に保険適用外の自費診療を提案された場合、患者は「予算オーバーだ」と感じて来院をやめてしまいがちです。
1回あたりの施術費が3,000円〜5,000円でも、週2回通うと月に2〜4万円程度かかります。
家計を圧迫する金額だと感じると、患者は通院の優先順位を下げてしまうでしょう。
接客態度に不満がある
院長・スタッフの接客態度に不満があると、患者は接骨院・整骨院への信頼を失います。
受付での対応が冷たかったり、施術中の説明が不十分だったりすると、患者は「雑に扱われた」と感じて2回目の来院をやめてしまいがちです。
特に、初回来院時の患者は緊張しているため、スタッフの言葉遣いや表情が院全体の印象を左右します。
不快な経験が1つでもあると、患者は他の院を探し始めるでしょう。
院内の雰囲気や清潔感が気になる
接骨院・整骨院内の雰囲気や清潔感が気になると、患者は再来院をためらいます。
以下のような状況があると、患者は不快に感じます。
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待合室に雑誌が散乱している 受付カウンターにホコリがある トイレに汚れや臭いがある 施術ベッドのシーツが汚れている |
清潔感の欠如は、施術の技術以前の問題として患者に認識されるため、注意しましょう。
営業感・提案内容を負担に感じる
営業感・提案内容を負担に感じると、患者は接骨院・整骨院を避けるようになります。
回数券の購入を強く勧められたり、高額なサプリメントを売り込まれたりすると、患者は「商売っ気が強い」と感じて不快になります。
特に初回来院時に次回予約や回数券を強く勧められると、患者は「通い続けることを前提にされている」とプレッシャーを感じやすいものです。
自分のペースで通院を決めたい患者にとって、押し付けがましい提案は大きなストレスです。
整骨院経営でリピート率対策が重要な4つの理由

接骨院・整骨院を開業する際、リピート率対策は経営に欠かせません。
新規集客にかかる広告宣伝費を削減できるため
新規集客にかかる広告宣伝費を削減できるため、リピート率対策は経営効率を高めます。
新規患者を1人獲得するには、チラシ配布・Web広告・ポータルサイト掲載などで平均5,000円〜7,000円程度のコスト(CPA)がかかるとされています。
一方、既存患者のリピートを促す施策は、LINEでのメッセージ送信やサンキューレターの郵送など、1人あたり数百円で実施可能です。
例えば、月に20人の新規患者を獲得する院の場合、広告費は月10万円〜14万円程度かかります。
しかし、既存患者のリピート率を45%から60%に引き上げられたとしたら、新規患者を月15人に減らしても同じ売上を維持できるのです。
その結果、広告費を月7万5,000円〜10万円程度に削減でき、年間で30万円〜50万円程度のコストカットにつながります。
LTV(顧客生涯価値)が最大化して利益が増えるため
LTV(顧客生涯価値)が最大化して利益が増えるため、リピート率対策は収益性を高めます。
※LTV…1人の患者が生涯で接骨院・整骨院に支払う金額の合計
1回きりの来院で終わる患者よりも、継続的に通院する患者の方が、院にもたらす利益は大きくなります。
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通院パターン |
来院回数 |
1回の単価 |
生涯価値(LTV) |
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1回のみで終了 |
1回 |
5,000円 |
5,000円 |
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月2回×3ヶ月通院 |
6回 |
5,000円 |
3万円 |
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月2回×12ヶ月通院 |
24回 |
5,000円 |
12万円 |
リピート率を高めることで、1人あたりのLTVが増加し、安定した収益基盤の構築が可能です。
信頼関係が構築され口コミによる紹介が増加するため
信頼関係が構築され口コミによる紹介が増加するため、リピート率対策は集客力を強化します。
継続的に通院する患者は、接骨院・整骨院への信頼度が高まり、家族や友人に院を紹介してくれる可能性が高まるのです。
そして、紹介による新規患者は、広告経由の患者よりもリピート率が高い傾向があります。
例えば、以下のような好循環が生まれます。
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3ヶ月間通院した40代女性が「肩こりが改善された」と実感する →同じ悩みをもつ友人に接骨院・整骨院を紹介する →紹介された患者は、知人の体験談を聞いているため、初回来院時から院への信頼度が高く、継続通院につながりやすい |
リピート患者が増えるほど、口コミの連鎖が生まれ、広告費をかけずに新規患者を獲得できるでしょう。
経営が安定し、施術やスキルアップに専念できるため
経営が安定し、施術やスキルアップに専念できるため、リピート率対策は院の成長を促進します。
新規患者の獲得に追われる状態では、広告費の捻出や集客施策の検討に時間を取られ、施術技術の向上やサービス改善に集中できません。
一方、リピート率が高い院は、既存患者からの安定した売上があるため、精神的な余裕をもって経営できます。
新しい施術技術を学ぶセミナーに参加したり、最新の医療機器を導入したりする余裕が生まれます。
施術の質が向上することで、さらにリピート率が高まる好循環を作れるでしょう。
接骨院・整骨院の廃業率について気になる方は、下記記事で詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。
https://joypal.jp/osteopathic-clinic-closure-rate/
整骨院のリピート率を上げるための具体的な方法5選

接骨院・整骨院のリピート率を確実に上げるには、患者が「また通いたい」と感じる仕組みを作ることが必要です。下記で、開業時から実践できる具体的な方法を紹介します。
初回問診で治療計画とゴールを明確に共有する
初回問診で治療計画とゴールを明確に共有することで、患者は通院の必要性を理解できます。
患者が「何回通えば良くなるのか」「どのような状態を目指すのか」をわからないまま施術を受けると、2回目以降の来院をためらってしまいます。
例えば、以下のようなアプローチが有効です。
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患者:慢性的な腰痛を抱える50代男性 初回診断で伝えること「週2回の施術を6週間続けることで、痛みが半減する見込みです。12週間継続すれば、日常生活で支障のないレベルまで改善できます」 →患者は、通院のゴールをイメージできる 施術後に伝えること「今日は腰の筋肉の緊張をほぐしました。次回は骨盤の歪みを調整します」 →患者は、段階的な改善プロセスを理解し、継続通院の意欲が高まる |
初回問診時は、丁寧なコミュニケーションが不可欠です。
会計時に次回の予約をその場で提案する
会計時に次回の予約をその場で提案することで、患者の来院率を高められます。
その場で予約しないと日常生活に追われ予約を忘れてしまう恐れがあるからです。例えば、以下のような声かけが効果的です。
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【会計時の声かけ例 】 「次回は〇日の△時が空いていますが、いかがでしょうか」 「今週中にもう1回来ていただくと、改善が早まります」 「来週の同じ曜日・同じ時間で予約しておきますか」 |
押し付けがましくならないよう、患者の都合を確認しながら提案しましょう。
サンキューレターやLINEでアフターフォローを行う
サンキューレターやLINEでアフターフォローを行うことで、患者との接点を維持できます。
初回来院後に連絡を取ることで、患者は「自分のことを気にかけてくれている」と感じ、院への信頼度が高まります。
例えば、初回来院の翌日に以下のようなLINEメッセージを送ることで、患者は安心するでしょう。
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「昨日はご来院ありがとうございました。施術後の痛みや違和感はありませんか?ご不明な点があればお気軽にご連絡ください」 |
サンキューレターを郵送する場合は、手書きで以下のようなメッセージを添えると、温かみのある印象を与えられます。
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「〇〇様の腰痛が改善するよう、全力でサポートいたします」 |
定期的なフォローを続けることで、患者は院を身近に感じ、リピート率が向上するはずです。
LINEを含めた接骨院・整骨院のSNS活用については、下記記事で詳しく解説しているので、あわせてご覧ください。
接骨院・整骨院のSNS集客はどう始める?どれを選ぶ?戦略や注意点を紹介
「開業準備で忙しくてSNSまで手が回らない・・・」 「アカウントは開設してみたものの、何を発信していいかわからない・・・」 そんなお悩みはありませんか? 接骨院・整骨院の開業…
整骨院、接骨院の開業支援ならジョイパル通いやすい回数券や会員制度を導入する
通いやすい回数券や会員制度を導入することで、患者は継続通院のハードルを下げられます。
1回ごとに支払うよりも、回数券でまとめて購入する方が1回あたりの単価が安くなるため、患者は「お得に通える」と感じるものです。
回数券を購入した患者は、すでに料金を支払っているため、通院を継続する動機が強まるという利点も生まれます。
待ち時間を減らす予約システムを活用する
待ち時間を減らす予約システムを活用することで、患者のストレスを軽減できます。
忙しい患者にとって、待ち時間は大きな負担であり、リピートをためらう原因になるものです。
例えば、以下の方法を検討しましょう。
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・Web予約システムを導入し、患者が24時間いつでも予約できる環境を整える ・予約忘れを防ぐよう、予約時間前にLINEでリマインド通知を送る |
予約管理を徹底し、患者を待たせない運営を心がけることで、患者は「時間を大切にしてくれる院だ」と感じ、継続通院につながるでしょう。
整骨院の平均リピート率に関するよくある質問
接骨院・整骨院のリピート率について、よく寄せられる質問に回答します。
Q.自費診療に移行するとリピート率は下がる?
保険診療から自費診療へ切り替えると、患者の自己負担額が上がるため、価格を理由に離脱する可能性はあります。
しかし、自費診療の価値を丁寧に伝えれば、納得して継続通院してもらうことは十分可能です。
例えば、肩こり患者に対しては、次のように説明すると、自費診療の意義と見通が伝えられ、効果的です。
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「保険診療では電気治療が中心ですが、自費診療では骨盤矯正と筋膜リリースを組み合わせ、根本改善を目指します。1回5,000円ですが、月4回を3か月続けることで大幅な改善が期待できます。」 |
十分な説明を徹底し、施術の質を高めながら患者満足度を維持することが欠かせません。
接骨院・整骨院の自費診療については下記記事で詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。
https://joypal.jp/osteopathic%EF%BD%B0clinic%EF%BD%B0self%EF%BD%B0pay%EF%BD%B0menu/
Q.リピート率が低い場合の最優先対策は?
リピート率が低い場合の最優先対策は、初回問診の質を高めることです。
患者がリピートしない理由の多くは、初回来院時の体験に問題があります。施術効果の説明不足や、患者の悩みを十分に聞けていない場合、患者は「この院は自分に合わない」と判断してしまいます。
初回問診では、以下の項目を必ず確認しましょう。
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【初回問診で確認すべき項目】 症状の詳細と発症時期 過去の治療歴と効果 日常生活での困りごと 通院可能な頻度と予算 改善後に実現したいこと |
患者の話を傾聴し、共感する姿勢を示すことで、信頼関係が構築されリピート率が向上します。
Q.開業当初から高いリピート率を維持するには?
開業当初から高いリピート率を維持するには、患者管理システムを導入して来院履歴を記録することが必要です。
開業直後は業務に追われて、患者1人ひとりの情報を覚えきれません。
そのため、システムで管理し、前回の施術内容や患者の悩みをすぐに確認でき、質の高い対応を提供できるようにすることが有効です。
以下が具体例です。
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アプローチ |
効果 |
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2回目に来院した患者に対して「前回の腰痛は改善されましたか?」と声をかける |
患者は「自分のことを覚えてくれている」と感じ、院への信頼度が高まる |
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来院間隔が空いた患者には、LINEで「お体の調子はいかがですか?」とメッセージを送る |
再来院を促せる |
開業当初から患者情報を丁寧に管理し、1人ひとりに寄り添った対応を心がけることで、高いリピート率を維持できるでしょう。
整骨院のリピート率の平均は50%!60%以上を目指して経営を安定させよう
接骨院・整骨院のリピート率の平均は約50%前後であり、経営を安定させるには60%以上を目指す必要があります。
リピート率は整骨院経営の生命線であり、新規集客の広告費を抑え、既存患者からの安定した売上を確保するために欠かせない指標です。
ぜひリピート率の把握と改善にむけて取り組んでいきましょう。
株式会社ジョイパルは、1,700件以上の開業支援実績をもとに、接骨院・整骨院の安定経営をサポートします。
創業38年の信頼と、平均勤続20年以上のベテランスタッフが、開業を全力でバックアップいたします。医療機器ディーラーのため、相談料は無料です。
接骨院・整骨院開業に関するご相談は、ぜひジョイパルまでお気軽にお問い合わせください。
「固定費や通勤の負担を抑えたい」
「育児や介護と両立しながら働きたい」
そんな想いから、自宅で接骨院・整骨院を開業したいと考える方も多いのではないでしょうか。
自宅の一部を改装して開業するスタイルは、固定費を抑えながら、自分のライフスタイルに合わせて働ける点が大きな魅力です。
一方で、保健所の基準やプライバシー確保など、自宅開業ならではの注意点もあります。
この記事では、1,700件以上の開業支援実績をもつジョイパルが、自宅開業におけるメリット・デメリット、費用の目安、間取りの工夫など分かりやすく解説します。
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【株式会社ジョイパルの強み】 創業28年。医療業界を支えてきた確かな信頼 開業支援1,700件超。実績が裏付けるノウハウ 平均勤続20年以上。経験豊富なベテランが対応 全国対応・最短翌日訪問のスピード支援 医療機器ディーラーのため、コンサル料は無料 |
接骨院・整骨院の開業の流れについて知りたい方は、開業準備について網羅的にまとめた「整骨院開業の流れ・必要な準備は?整骨院を開業するための資格・費用・手続きをわかりやすく解説」の記事をぜひ参考にしてください。
https://joypal.jp/osteopathic-clinic-opening-flow/
整骨院を自宅で開業するメリットとデメリット

まずは、接骨院・整骨院の自宅開業を選択する前に、メリット・デメリットを把握しておきましょう。
【メリット】家賃・通勤費ゼロで高利益体質を作れる
接骨院・整骨院の開業地に自宅を選ぶと、経営を圧迫する固定費を最小限に抑えられます。
家賃や共益費が発生しないため、売り上げが少ない時期でも赤字リスクを低く保てます。
賃貸と自宅での違いを比較しました。
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賃貸物件での開業 |
自宅での開業 |
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月々の賃料 |
10万〜20万円程度 |
0円(ローン等除く) |
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物件取得費 |
家賃の6〜10ヶ月分 |
不要 |
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通勤時間 |
往復の時間が発生 |
0分 |
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損益分岐点 |
高くなりやすい |
低く抑えられる |
自宅開業で浮いた資金を医療機器の導入や広告費に回すことで、早期の収益安定を狙えます。
手元に残る利益を最大化したい1人経営者にとって、自宅開業は効率的な選択肢でしょう。
【メリット】育児・介護と両立し柔軟に働ける
職場と住居が同じ建物内にある環境は、育児や介護などプライベートとの両立を大切にしたい方に適しています。
具体的には、以下のようなメリットがあります。
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完全予約制にして自由な時間を作れる 隙間時間を家事や育児にあてられる 通勤による肉体的・時間的負担を解消できる |
自宅開業は、ライフステージや個人の価値観に応じて柔軟な働き方が可能であり、結果として長期的に仕事を継続しやすい形態といえます。
【デメリット】集客の難易度やプライバシー確保に課題がある
接骨院・整骨院の自宅開業には特有の難しさも存在します。
路面店に比べて看板が目立ちにくく、通行人に存在を知ってもらう機会が限られるため、チラシ配布などの積極的な認知拡大が必要です。
また、家族の生活空間と院が近接する環境のため、プライバシーの確保も欠かせません。
患者が「他人の家にお邪魔している」という気まずさを感じないよう、生活感を消す工夫が求められます。
時間外や休診日でも近所の方から対応を求められる可能性もあるため、家族と運営ルールを共有し、仕事の場としての独立性を高めましょう。
成功する自宅兼整骨院の間取りと内装
自宅兼整骨院を成功させるために必要な間取りや内容について、具体的なポイントを説明します。
生活動線と患者様動線を完全に分離する
患者が私生活の一部を目にすると、プロフェッショナルな印象が薄れる恐れがあります。
理想は玄関を2つ設ける形ですが、難しい場合はパーテーションやリフォームで廊下を区切る方法を選びます。
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分離すべきポイント |
具体的な対策 |
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玄関の共用 |
靴箱を分けるか目隠しを設置する |
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居住スペース |
廊下に仕切り扉を設けて視線を遮る |
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トイレの利用 |
患者専用を設けるか徹底して清掃する |
家族の気配を感じさせない配置にすることで、患者の満足度は向上します。
導線を整理して、プライベートを守りながら運営しましょう。
待合室と施術室には生活感を出さない
待合室や施術室に家族の私物があると、患者は落ち着いて過ごせません。
日用品や家族の写真は片付け、院専用の空間として独立させます。視覚・聴覚・嗅覚の全てから「家」の要素を排除しましょう。
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【具体的な工夫】 アロマや空気清浄機で生活臭を遮断する 院内専用のスリッパとラックを用意する 壁紙や床材を医療機関らしい色調にする 子供やペットの鳴き声が漏れないよう、防音対策を行なう |
細かい配慮の積み重ねが、院のブランディングを支えます。プロの施術所としての空間づくりを意識してください。
保健所の構造設備基準をクリアする
自宅開業でも、保健所の構造設備基準を満たさなければ開設届は受理されません。
施術室は6.6平方メートル以上、待合室は3.3平方メートル以上の広さが必要です。
床から天井までの仕切りで施術室を独立させる必要があるため、リフォーム前に図面を保健所に持参して相談しましょう。
換気設備の設置や、常に清潔を保てる床材の選択、さらに、手指消毒のための手洗い場を施術室内に設けるなど、衛生面の規定も細かく決まっています。
基準を正しく理解し、スムーズな開院を目指しましょう。
接骨院・整骨院の構造設備基準については、下記記事でも詳しく解説しています。あわせてご覧ください。
https://joypal.jp/osteopathic-clinic-spaciousness
自宅開業に最低限必要な資金は?初期費用の内訳と抑え方

接骨院・整骨院の自宅開業の魅力は、低コスト。自宅開業に必要な額を把握しておきましょう。
自宅開業に必要な資金内訳と相場を知る
接骨院・整骨院の自宅開業に必要な資金内訳と相場を正しく把握し、無理のない資金計画で失敗しない開業を目指しましょう。
自宅開業はテナント物件に比べて初期費用を抑えられるのが特徴ですが、最低限の設備投資は必要です。
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費用の目安 |
内容 |
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内装工事費 |
50万〜150万円 |
保健所基準クリアのための改装など |
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医療機器・備品 |
50万〜150万円 |
施術ベッド、低周波治療器、消毒設備など |
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広告宣伝費 |
10万〜30万円 |
チラシ、看板、ホームページ作成など |
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開設手続き費用 |
5万〜10万円 |
開設届、保険申請関連を外注する場合など |
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運転資金(3ヶ月分) |
60万〜150万円 |
生活費、光熱費、広告費など |
以上のように、自宅で接骨院を開業する場合、200万〜500万円程度が一つの目安となります(住宅の状態や設備投資の内容によって大きく前後します)。
自己資金が不足する場合は、融資や補助金・助成金を活用する方法もあります。
新品・中古・リース・レンタルから予算に合わせて機器を選ぶ
接骨院・整骨院に必要な医療機器を、新品・中古・リース・レンタルから予算に合わせて選ぶことも、開業資金を抑える有効な手段です。
全てを新品で揃えると高額になりますが、中古品やリースを組み合わせることで初期投資額を調整できます。
弊社ジョイパルでは、予算や施術方針に合わせて最適な機器プランを提案します。
例えば、最初は使用頻度の高い干渉波治療器を中古で導入し、利益が出てから最新機器へ入れ替える方法も効果的です。
リースの活用は月々の支払いを一定に保てるため、キャッシュフローの安定に役立ちます。
自分の状況に合わせた柔軟な選択を検討してください。
https://joypal.jp/salelist/
無料の開業支援や助成金を活用してコストを削る
無料の開業支援や助成金を活用してコストを削ることで、実質的な負担を減らせます。
補助金は公募期間が決まっているため、早めの情報収集が必要です。プロの知見を借りながら、賢く資金をやりくりして開業を成功させましょう。
弊社・ジョイパルは医療機器ディーラーのため、相談料は無料です。1700件以上の支援実績があり、個別最適化したサポートをさせていただきます。ぜひお気軽にお問い合わせください。
助成金・補助金については「接骨院・整骨院開業の助成金・補助金4選【2025年最新】資金調達に役立つ制度を解説」の記事で詳しく解説しています。あわせてご覧ください。
https://joypal.jp/osteopathic-clinic-subsidy/
整骨院の自宅開業は儲かる?年収とリスクの実態

自宅開業を検討する際、最も気になるのが収益性です。以下で、自宅開業の実態を確認しましょう。
個人経営の平均年収と損益分岐点の低さ
個人経営の整骨院(自宅・賃貸含む)の平均年収は、300万円程度から、軌道に乗れば800万円程度も目指せるといわれています。
自宅開業の場合、新たに賃貸物件を借りる必要がないため、家賃負担を抑えられ、手元に残る利益率を高めやすい点が大きな特徴です。
自宅開業は固定費を低く抑えられるため、会計上の損益分岐点は比較的低く設定しやすい傾向があります。
とはいえ、自宅開業でも、生活費の確保や売上の変動を考慮すると、月商40~50万円程度を一つの「安定ライン」として設定するケースが多いといえます。
廃業率から見る「潰れる整骨院」の共通点
一方で、自宅開業だからといって必ずしも安泰ではありません。
廃業に追い込まれる院には、共通の失敗パターンが存在します。
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【廃業する院の共通点】 「そのうち軌道に乗る」と集客への怠慢がある 自宅の生活感が抜けず、患者様からの信頼を失う 近隣の競合リサーチが不足し、価格競争へ埋没する 事業とプライベートの家計が混ざり、資金管理が不透明になる |
特に「認知不足」は致命的です。自宅は路面店よりも目立たないため、自ら発信を止めると存在を忘れられてしまいます。
初期のコストを抑えられるからこそ、その余力を集客や技術向上に充てることが、安定経営には欠かせません。
接骨院・整骨院の廃業率については、下記記事でも詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。
https://joypal.jp/osteopathic-clinic-closure-rate/
失敗しない整骨院自宅開業の進め方5ステップ

自宅開業をスムーズに進めるには、正しい順序での準備が不可欠です。
以下の5つのステップに沿って着実に進めましょう。
①コンセプト設計と資金計画
まずは「どのような患者様に、どんな価値を提供するか」を言語化します。
ターゲットを絞ることで、必要な設備や内装の方向性が定まります。
あわせて、開業費と3〜6ヶ月分の運転資金を算出し、融資を受けるか自己資金で賄うかの計画を立てましょう。
接骨院・整骨院の開業時の資金計画については、下記記事でも詳しく解説しています。
https://joypal.jp/osteopathic-clinic-opening-costs/
②物件リフォームと医療機器選定
保健所の基準を満たすよう、図面を確認しながらリフォームを行います。
並行して、コンセプトに合った医療機器を選定しましょう。
ジョイパルでは、自宅の限られたスペースに最適な機器配置や、予算に合わせた新品・中古の組み合わせを提案可能です。
③開設届など行政への申請手続き
「保健所への開設届」と、保険診療を行う場合の「地方厚生局への申請」は、開業準備の中でも特に重要な手続きです。
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手続き |
注意するポイント |
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保健所への開設届 |
・開設10日以内 ・開院前の提出を推奨(保険診療の場合は必須) |
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地方厚生局への申請 ※保険診療を行なう場合 |
・審査には1~2ヶ月かかるため開院2~3ヶ月前から準備を |
そのほか、自宅の場合、以下の確認を事前に行ってください。
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持ち家の場合、住宅ローン契約で事業利用が制限されていないか 賃貸の場合、賃貸借契約で商用利用が認められているか マンションの場合、管理規約で事業利用が禁止されていないか 建築基準法により、用途地域で接骨院開業が可能か |
余裕をもったスケジュールで準備を進めることが、スムーズな開業へつながります。
④チラシ・HP作成など集客準備
接骨院・整骨院が完成する前から、地域住民への告知を開始します。
「近所に整骨院ができる」と知ってもらうために、チラシ配布やホームページ開設、Googleマップへの登録(MEO対策)を済ませましょう。
自宅開業の弱点である「認知の低さ」をここでカバーします。
⑤プレオープンと開院
正式な開院前に、近隣住民や知人を招いてプレオープンを実施します。
動線の確認や設備の不備がないか最終チェックを行い、患者様の声を直接聞く貴重な機会にしましょう。
準備が整ったら、いよいよ自院のスタートです。
整骨院の自宅開業に関するよくある質問(FAQ)
自宅開業を検討中の方から寄せられる、よくある疑問に回答します。
柔道整復師の資格なしでも整骨院は開業できる?
いいえ、できません。
接骨院・整骨院として開業し、保険診療を行うには、国家資格である「柔道整復師」が必要です。
資格がない場合は、柔道整復師を雇用して「オーナー」として経営に回る必要があります。
もし資格を持たず自分一人で施術を行うのであれば、整骨院ではなく、リラクゼーション目的の「整体院」や「エステサロン」としての開業になります。
資金ゼロ(0円)でも整骨院の自宅開業は可能?
結論から言えば、完全な0円での自宅開業は現実的ではありません。
自宅を活用して物件取得費を抑えたとしても、最低限の医療機器やベッド、保健所基準を満たすための備品購入に数十万円は必要です。
ただし、日本政策金融公庫などの融資を活用し、自己資金をほぼ持ち出さずにスタートする方法はあります。
まずは「いくら必要か」を精査し、借入を含めた資金計画を立てましょう。
女性一人の整骨院自宅開業でも防犯面は安心?
自宅開業はプライベートな空間を公開するため、防犯対策は必須です。
特に女性一人の場合は、以下の対策を検討しましょう。
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完全予約制にして「誰が来るか」を把握する 入り口や受付に防犯カメラを設置する 施術スペースを外から適度に見えやすくする(密室化を防ぐ) 初回利用時に身分証の提示を求める仕組みを作る |
防犯意識の高さをアピールすることは、招かない客を遠ざけるフィルターにもなります。
整骨院の自宅開業を成功させるには?低リスクで選ばれる院を作るポイント
接骨院・整骨院の自宅開業は、家賃や通勤コストをゼロにできるため、1人経営において非常に高い利益率を実現できるモデルです。
集客やプライバシー確保といった自宅特有の課題はありますが、適切な間取りの工夫と集客戦略があれば、理想の働き方を叶える大きなチャンスとなります。
今回のポイントを振り返りましょう。
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【まとめ】 家賃ゼロ、通勤なしで「低リスク・高利益」な経営をめざせる 生活感の排除と保健所基準の遵守が欠かせない 自宅開業の弱点である「認知不足」は早めの広報でカバーする 新品、中古、リースを賢く選び、初期投資を最小限に抑える |
ジョイパルでは、1,700件以上の開業支援実績を活かし、自宅のスペースに合わせた最適な医療機器の選定や、無理のない資金計画を無料でサポートしています。
「自宅で本当に開業できるのか」「今の予算でどの程度の機器が揃えられるのか」など、どんな小さな不安でもお気軽にご相談ください。
平均勤務年数20年以上のベテランの専門スタッフたちが、あなたの理想の院づくりを全力でバックアップいたします。
「接骨院・整骨院を開業したいけれど、経営に失敗しないだろうか・・・」
開業準備中は、期待と同時に不安を感じるものでしょう。
経営を安定させるためには、近隣の整骨院との明確な違いを打ち出すことが欠かせません。
自院の強みを言葉にし、患者に伝える「ブランディング」は、選ばれる院になるための有効な手段です。
本記事では、1,700件以上の開業支援実績を持つジョイパルが、整骨院ブランディングの手順からポイントまで網羅的にご紹介します。
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【株式会社ジョイパルの強み】 創業28年。医療業界を支えてきた確かな信頼 開業支援1,700件超。実績が裏付けるノウハウ 平均勤続20年以上。経験豊富なベテランが対応 全国対応・最短翌日訪問のスピード支援 医療機器ディーラーのため、コンサル料は無料 |
接骨院・整骨院の開業の流れについて知りたい方は、開業準備について網羅的にまとめた「整骨院開業の流れ・必要な準備は?整骨院を開業するための資格・費用・手続きをわかりやすく解説」の記事をぜひ参考にしてください。
整骨院開業の流れ・必要な準備は?整骨院を開業するための資格・費用・手続きをわかりやすく解説
「整骨院を開業したいけど、何から始めればいいのかわからない」 「資格や費用、手続きの流れを知りたいけど、調べても難しくて不安…」 整骨院の開業には、資格・物件・資金・届出など…
整骨院、接骨院の開業支援ならジョイパル
整骨院にブランディングが必要な理由

接骨院・整骨院経営を安定させるためには、技術力だけでなく「選ばれる理由」を明確に伝えることが重要です。
ブランディングが必要とされる主な理由は、以下の3点です。
①競合院が増え、差別化が不可欠なため
近年の整骨院の増加により、差別化が困難になっています。全国の柔道整復の施術所数は 50,924 か所(令和4年末時点)にのぼり、コンビニエンス店舗数56,054店舗(令和7年12月現在)にせまる水準です。
このような環境では、特徴のない院は埋もれてしまいます。
「産後の腰痛ケアに特化する」「スポーツ外傷を専門に扱う」など、強みや専門性を明確に打ち出すことで、同じ悩みを持つ患者から優先的に選ばれるようになります。
②自費メニューの価値を正しく伝えるため
保険請求審査の厳格化により、保険診療だけに依存した経営は年々難しくなっています。
専門性・施術効果・設備へのこだわりをブランドとして可視化することで、高単価な自費メニューも納得して選ばれやすくなります。
③理想のターゲット患者を集めるため
ターゲットを絞ったブランド発信により、院の考え方や施術方針に共感する患者が来院します。
すると、認識のズレが起こりにくく、満足度の高い関係構築が可能です。
このように「選ばれる理由」を意図的につくることが、価格競争に左右されない整骨院経営につながります。
整骨院のブランディングで得られる3つの効果

接骨院・整骨院が独自のブランドを確立すると、集客以外にも経営面に多くのプラスの影響をもたらします。
価格競争から脱却して適正な単価設定ができる
ブランディングがない場合、患者は「安い」「近い」といった条件面だけで院を選びがちです。
その結果、近隣の低価格院との価格競争に巻き込まれ、消耗する経営になりやすくなります。
一方で、自院の強みや専門性が明確に伝わっていれば、価格だけで比較されることは減少します。
自院の価値に納得した患者が来院するため、適正な料金設定と安定した利益確保が可能です。
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ブランディングなし |
ブランディングあり |
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選定基準 |
安さや近さ |
技術や専門性への信頼 |
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価格決定権 |
周囲の相場に依存 |
自院で自由に設定可能 |
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利益率 |
低くなりやすい |
高く維持できる |
例えば「40代の慢性腰痛専門」といった専門性を打ち出すことで、距離に関係なく価値を求める患者が集まり、適正価格でも選ばれる院になります。
価格ではなく価値で選ばれる環境を整えることが、質の高い施術を長く続けるための土台となるのです。
ファンが増えてリピート率やLTVが向上する
ファンが増え、リピート率やLTV(1人の患者が、通院期間を通して院にもたらす総売上)が向上すると、新規集客にかかる負担は大きく軽減されます。
ブランドコンセプトに共感した患者は、症状が改善した後もメンテナンス目的で通い続ける傾向があります。
さらに、家族や友人を紹介してくれるという好循環も。
結果として、広告費に頼らない、安定した院運営が可能になります。
採用活動において優秀な人材を確保しやすくなる
接骨院・整骨院のブランディングは、患者だけでなく採用面でも大きな効果を発揮します。将来的な組織化を見据えた場合、採用面への効果も見逃せません。
求職者は、院の理念や雰囲気、方向性に共感できるかを重視して応募先を選ぶもの。独自のカラーが明確な院には、価値観が合い、意欲の高い人材が集まりやすくなります。
例えば、スポーツ障害に強い院であれば、部活動やアスリート支援に関わりたい柔道整復師が自然と集まるでしょう。
入職後のミスマッチを防げるため、定着率の向上にもつながります。
失敗しない整骨院ブランディングの進め方5ステップ

接骨院・整骨院のブランディングとは思いつきで進めるものではなく、正しい手順があります。
ここでは、5つの基本ステップを確認していきましょう。
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【5ステップ】 |
① 院のコンセプトとターゲット層を明確にする
最初に決めるべきなのが、院のコンセプトとターゲット層です。
「誰の、どんな悩みを解決する院なのか」が曖昧だと、その後の施策がぶれてしまいます。
自分の得意分野や理想の働き方を踏まえて設定しましょう。
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【コンセプト設計の要素】 悩みの種類(腰痛・肩こりなど) ターゲット層(高齢者・会社員など) 通院目的(根本改善・癒やしなど) |
例えば、デスクワークによる首の不調に悩む30代男性をターゲットにするなら、夜遅くまで受付する体制が強みになります。
まずは軸を明確にし、そこから細部を詰めていきましょう。
② 近隣の競合をリサーチして独自の強みを見つける
次に、近隣の整骨院をリサーチします。どんな院があり、どんな患者層が通っているのかを把握しましょう。
ポイントは、他院にないポジションを取ることです。
例えば、周囲が「保険診療中心・短時間施術」がメインであれば、自院は「自費メイン・完全予約制・丁寧な施術」にすると差別化につながります。
比較したうえで「勝てる部分」を徹底的に磨きましょう。
③ 信頼の根拠となる技術や資格・機器を整理する
患者に安心してもらうためには、信頼の根拠が必要です。開業直後で実績が少なくても、これまでの経歴や資格は大きな武器になります。
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【整理しておきたい情報例】 国家資格:柔道整復師・鍼灸師 |
情報を整理して見せることで、技術力や信頼性が伝わります。
自院の強みを、誰が見ても分かる形にしておきましょう。
とはいえ、広告に掲載する際は、規制に注意が必要です。
接骨院・整骨院が配慮すべき広告規制に関する詳しい解説は「接骨院・整骨院の広告規制・広告ガイドライン【2025年最新】」の記事にありますので、ぜひ参考にして下さい。
https://joypal.jp/osteopathic-college-advertise/
④ ロゴ・内装・Webサイトのデザインを統一する
ロゴ・内装・Webサイトは、すべて同じ世界観で統一しましょう。視覚的なバラつきは、不信感につながりかねません。
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【統一するポイント】 ロゴの形・配色 |
例えば「和モダンで落ち着く院」を目指すなら、木の温もりを感じる内装と深みのある色合いを組み合わせると効果的です。
どの接点でも同じ印象を持ってもらうことが大切です。
⑤ 認知拡大のためのマーケティング施策を実行する
最後に、マーケティング施策で認知を広げます。どれだけ良いコンセプトでも、知られなければ意味がありません。
開業前からオンライン・オフライン施策を併用し、継続的に発信しましょう。
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【マーケティング施策例】 Instagramでストレッチ動画を定期投稿 |
地道な情報発信の積み重ねが、ブランドの認知度を着実に高めていきます。
接骨院・整骨院のSNSを使った集客法やコツについては、記事「接骨院・整骨院のSNS集客はどう始める?どれを選ぶ?戦略や注意点を紹介」で詳しく解説しています。
あわせてご覧ください。
https://joypal.jp/osteopathic-clinic-sns-marketing/
以上、手順に沿って、適切にブランディングを進めていきましょう。
整骨院のブランディングでよくある失敗パターン3選

ブランディングは、慎重に進めないと失敗することもあります。よくある失敗パターンを知り、経営リスクを未然に防いでください。
デザインなどの見た目だけで中身が伴っていない
見た目ばかり整えて中身が伴っていないと、患者の期待を裏切り、リピート率の低下につながります。
立派なロゴやWebサイトで来院しても、施術や接客の質が低ければ、次は選ばれません。
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【よくあるギャップ】 広告の印象より施術レベルが低い コンセプトと接客態度が一致していない 内装は豪華だが清掃が行き届いていない |
例えば「丁寧なカウンセリング」を打ち出しながら、実際は数分で終わってしまうと信頼は失われます。
発信内容と実際の体験が一致するよう、技術力とスタッフ教育にも力を入れましょう。
ターゲットを広げすぎて誰にも刺さらなくなっている
集客への不安からターゲットを広げすぎると、結果的に誰の心にも響かない院になってしまいます。
「老若男女・全症状対応」という表現は、 一見魅力的でも、特徴のない院として埋もれがちです。
例えば、30代の働く女性を狙うなら、 仕事帰りに通いやすい時間帯や、疲労回復に特化した提案が必要です。
対象を絞ることで「自分のための院だ」と感じてもらえます。
こだわりすぎて開業資金を内装等に使いすぎている
内装にこだわりすぎると、開業後の運転資金が不足し、経営が不安定になります。
理想を追い求めるあまり、家具や装飾に費用をかけすぎるケースは少なくありません。
しかし重要なのは、見た目の豪華さよりも患者が感じる価値と認知の拡大。
待合室の椅子に多額を投じるより、機器導入や集客媒体に使った方が、早期の黒字化につながります。
内装は清潔感を最優先にし、身の丈に合った投資と冷静な予算配分を心がけましょう。
開業成功にはブランディングと事業計画の両立が不可欠

接骨院・整骨院のブランドコンセプトを実現するためには、立地選定や資金計画、設備投資まで事業計画に一貫性を持たせる必要があります。
特に、立地は集客効率に直結するため、ターゲット層の生活動線や競合状況を踏まえて検討しましょう。
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【ブランディングを成功させる事業計画のポイント】 ブランドイメージに合う立地・物件を選ぶ 強みや専門性を反映した収益モデルを設計する 施術と相性が良く、収益性の高い機器を導入する |
数字と想いの両面を整理し、事業計画を立てることが、開業後も安定して選ばれ続ける整骨院に近づきます。
整骨院の開業・ブランディングに関するよくある質問
接骨院・整骨院のブランディングに関するよくある質問を取り上げます。
開業資金が少なくてもブランディングは可能?
はい、開業資金が少なくてもブランディングは可能です。ブランディングとは、高額な費用をかけて見た目を整えることではなく 「自院の価値を定義し、正しく伝える活動」を指します。
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【低コストでできる施策例】 院のコンセプトを言語化する SNSで無料の情報発信を行う 自作チラシを近隣に配布する 接客や対応ルールを統一する |
例えば、Instagramで腰痛予防の知識を継続的に発信することでも、 専門性は伝わります。
まずはお金をかけずにできることから始め、少しずつ自院のファンを増やしていきましょう。
整体院と整骨院ではビジネスモデルや戦略が違う?
はい、整体院と整骨院には明確な違いがあります。大きな違いは、国家資格の有無と保険診療を扱えるかどうかです。
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整骨院 |
国家資格を活かした医療的な信頼性が強み |
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整体院 |
独自の手技や世界観で差別化する戦略が主流 |
整骨院の場合は、資格・医学的根拠・専門性を前面に出したブランディングが有効です。
自院ならではの強みを明確にし、整体院との違いを分かりやすく伝えましょう。
ブランディングは自力でもできる?
ブランディングは自分で進めることも可能ですが、必要な部分だけプロの力を借りるのが効率的です。
判断の基準は、予算と自分の得意分野。
院のコンセプト設計や想いの言語化は、院長自身が行うことで一貫性が生まれます。
一方、ロゴやWebサイトなどの制作物は、プロに依頼することで完成度と集客力が大きく向上します。
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【プロに依頼するメリット】 客観的な視点で強みを整理できる 洗練されたデザインが手に入る 集客を意識したWeb構成が可能 |
要所を外注することで、無駄なくブランドを形にしていきましょう。
整骨院ブランディングで開業を成功に導くために
接骨院・整骨院の開業を成功させるためには、競合と差別化するブランディングが欠かせません。
本記事では、5つのステップによるブランドの土台づくりや事業計画との両立について解説しました。
これらを一つずつ実践することで、「選ばれる理由」が明確な整骨院を目指せます。
開業準備やブランディングに不安がある場合は、整骨院の開業支援実績が1,700件以上と豊富な株式会社ジョイパルにぜひご相談ください。
医療機器選定をはじめ、立地調査、内容や広報サポートなど、経験をふまえた幅広いアドバイスが可能です。
お問い合わせ
お電話でのお問い合わせ 製品に関わるご相談やご質問、採用に関するお問合せ等、以下の代表電話番号におかけください。受付担当がご要件を伺い、担当よりご連絡させていただきます。お問…
整骨院、接骨院の開業支援ならジョイパル
1人で整骨院・接骨院を開業して、本当に生活できるだけの売上は出るのか。
独立を考える多くの柔道整復師が、まずここに不安を感じます。
結論から言うと、1人整骨院の売り上げは戦略なしでは厳しいのが現実です。
保険診療のみ・集客対策なしの場合、月商40〜50万円前後で伸び悩み、手取りは月約25〜35万円程度(年収300~420万円程度)に落ち着くケースが少なくありません。
一方で、自費メニューを軸に単価を設計し、立地や資金計画を開業前から整えた院では、月商80〜100万円を安定して確保し、手取りで月50万円(年収600万円)以上を実現している例もあります。
つまり、1人整骨院の売り上げは運ではなく、開業前の設計でほぼ決まるのです。
本記事では、1,700件超の開業支援実績を持つジョイパルが、1人整骨院のリアルな売上データと、失敗せずに利益を最大化する仕組みを解説します。
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【株式会社ジョイパルの強み】 創業28年。医療業界を支えてきた確かな信頼 開業支援1,700件超。実績が裏付けるノウハウ 平均勤続20年以上。経験豊富なベテランが対応 全国対応・最短翌日訪問のスピード支援 コンサル料0円。開業コストを抑えられる |
接骨院・整骨院の開業の流れについて知りたい方は、開業準備について網羅的にまとめた「整骨院開業の流れ・必要な準備は?整骨院を開業するための資格・費用・手続きをわかりやすく解説」の記事をぜひ参考にしてください。
https://joypal.jp/osteopathic-clinic-opening-flow/
1人整骨院の売上と年収は?

1人で接骨院・整骨院を経営する場合、どれくらいの売上や年収が見込めるのか、具体的な数字を知ることが欠かせません。
下記では、統計データをもとに月商や年収の目安を解説します。開業後の生活をイメージするための参考にしてください。
1人接骨院・整骨院経営者の年収はどれくらいなのでしょうか。
厚生労働省のデータによると、勤務柔整師も含めた柔道整復師全体の平均年収は約430.2万円(令和6年賃金構造基本統計調査の結果による)となっています。

引用元:柔道整復師 – 職業詳細 | 職業情報提供サイト(job tag)
1人で開業する場合、この平均額を上回るにはしっかりとした経営戦略が必要です。
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項目 |
1人整骨院の現実的な目安 |
軌道に乗った場合の目安 |
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月商 |
40万円〜60万円 |
80万円〜100万円 |
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年商 |
480万円〜720万円 |
960万円〜1,200万円 |
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年収(所得) |
300万円〜450万円 |
600万円〜800万円 |
開業すれば自動的に稼げるわけではなく、経費を差し引くと勤務時代と変わらない、あるいは下回るケースも少なくありません。
しかし、自分の裁量で経費をコントロールしたり、自費メニューで単価を上げたりすることで、平均年収を大きく超えることも十分に可能です。
まずは「月商60万円(手取り30〜40万程度)」を最初の安定ラインとして目指すのが現実的でしょう。
1日の来院数ごとの売上シミュレーション
接骨院・整骨院で目標とする売上を達成するためには、1日に何人の患者様に来院してもらう必要があるのでしょうか。
(株)リクルート ホットペッパービューティーアカデミーの調査データによると、あはき柔整の1回あたりの平均利用金額(保険適用なし)は5,999円(2025年度)です。
この金額を客単価の目安とし、月25日営業と仮定した場合のシミュレーションを見てみましょう。
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【1日あたりの売上目安(単価約6,000円の場合)】 1日5人の場合:日商3万円 × 25日 = 月商75万円 1日10人の場合:日商6万円 × 25日 = 月商150万円 1日15人の場合:日商9万円 × 25日 = 月商225万円 |
このデータは「保険適用なし」の場合ですので、自費メニューを導入することで1日10人の来院でも月商150万円を目指せることがわかります。
1人経営では施術できる人数に限りがあるため、保険診療のみの薄利多売モデルではなく、平均単価(約6,000円)に近い高付加価値な自費サービスを提供することが、売上アップの鍵となります。
参考:(株)リクルート ホットペッパービューティーアカデミー 鍼灸・接骨院に関する利用実態調査2025
https://www.recruit.co.jp/newsroom/pressrelease/assets/20250710_beauty_01.pdf
手取り額に直結する経費の内訳
開業しても、接骨院・整骨院の売上がすべて自分の収入になるわけではありません。
家賃や光熱費などの経費を差し引いた残りが、院長の手取り(事業所得)となります。
主な経費項目を把握しておきましょう。
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【1人整骨院の主な経費】 地代家賃:店舗の賃料 水道光熱費:電気・ガス・水道代 消耗品費:テーピングや衛生用品など 広告宣伝費:HP維持費やチラシ代 通信費:ネット回線や電話代 リース料:医療機器やレセコンのリース代 |
特に家賃は毎月必ず発生する大きな固定費です。
家賃は売上の10%程度に抑えるのが理想ですが、開業当初は売上が低いため負担率が高くなりがちです。
接院・整骨院の開業支援を行なう弊社・ジョイパルでは、無理のない資金計画やコストを抑えた機器導入のサポートを行なっています。ぜひお気軽にご相談ください。
1人整骨院の経営は厳しい?売上に関する現状と課題

「整骨院・整骨院数はコンビニ数に迫る」といわれる現在、経営環境は決して甘くありません。
しかし、廃業する院がある一方で、着実に売上を伸ばす1人整骨院も数多く存在します。
下記では、業界の現状と課題を整理します。
廃業が増えている背景と原因
接骨院・整骨院の数は年々増加し、現在は5万件を超えています。
競合がひしめき合う中で、以前のような「看板を出せば患者が来る」時代は終わりました。
加えて、療養費改定により保険請求の審査が厳格化されたことも、経営を圧迫する要因です。
保険収入だけに頼る従来のモデルでは、安定した売上が難しくなっています。
市場の変化に対応できず、古い経営スタイルのまま続けている院が、淘汰されやすい傾向にあります。
接骨院・整骨院の廃業率については、下記記事で詳しく紹介していますので、あわせてご覧ください。
https://joypal.jp/osteopathic-clinic-closure-rate/
廃業につながる主な原因
経営に行き詰まる院には、共通するいくつかの原因があります。
開業準備の不足や戦略の甘さが、売上の停滞を招くケースが多いです。
主な失敗原因を確認しておきましょう。
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【経営難に陥る主な原因】 立地選定のミス:人通りやターゲット層の分析不足 資金計画の甘さ:運転資金が足りず早期に資金ショート 集客力の不足:Web対策や看板などの準備不足 リピート率の低さ:接遇や技術力不足による患者離れ 差別化の欠如:近隣の競合院と同じようなメニュー構成 |
特に「立地」と「資金」は、開業後に修正するのが難しい要素です。
これらのリスクを事前に把握し、対策を練っておく必要があります。
成功する院と失敗する院の決定的な違い
同じ1人整骨院でも、繁盛する院とそうでない院には明確な違いがあります。
その差は開業時の「準備の質」と「戦略の有無」です。
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項目 |
失敗しやすい院 |
成功する院 |
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開業準備 |
機器や内装を感覚で選ぶ |
ターゲットに合わせて選定する |
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収益モデル |
保険診療のみに依存する |
自費メニューで単価を上げる |
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資金計画 |
初期費用だけで精一杯 |
半年分の運転資金を確保する |
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集客戦略 |
開業してから考える |
開業前からWeb等で告知する |
成功する院は、開業前から綿密な計画を立てています。
「なんとなく」で進めるのではなく、プロの知見を借りながら戦略的に準備を進めましょう。
1人整骨院の売上を含めたメリット・デメリット

接骨院・整骨院を1人で開業するスタイルには、組織にはない大きな魅力がある一方で、1人ならではの限界も存在します。
メリットとデメリットの両面を正しく理解しておきましょう。
人件費などの固定費を最小限に抑えられる
1人開業の最大のメリットは、経営を圧迫する固定費を抑えられることです。
スタッフを雇う場合、給与や社会保険料などの人件費が毎月発生しますが、1人であれば一切かかりません。
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【1人開業のコストメリット】 毎月の人件費がかからない 小さい物件で済むため家賃を抑えられる 損益分岐点が低く、利益が出やすい |
固定費が低いということは、少ない来院数でも黒字化しやすいことを意味します。
リスクを抑えて堅実に経営したい方にとって、1人開業は有効な選択肢です。
経営方針や施術の自由度が高い
「自分の理想とする施術を提供したい」という想いを、100%実現できるのも魅力です。
組織に属していると、院の方針やルールに従う必要がありますが、1人ならすべて自分の裁量で決められます。
治療方針はもちろん、営業時間や休日の設定、院内の内装デザインまで、自分のこだわりを反映できます。
患者様一人ひとりとじっくり向き合い、納得のいく施術を提供できる環境は、施術家としての大きなやりがいにつながるでしょう。
施術可能人数に限界があり売上の天井がある
1人である以上、1日に施術できる人数には物理的な限界があります。
これが1人経営のデメリットの1つです。
スタッフがいれば分業できますが、1人では自分が動いた分しか売上になりません。
例えば、1人30分の施術で1日10時間稼働しても、最大で20人程度が限界です。
この「売上の天井」を突破するには、単に人数を増やすのではなく、自費メニューを導入して1人あたりの単価を高める戦略が必要になります。
集客から事務まですべて1人でこなす負担がある
接骨院・整骨院では、施術以外のすべての業務も、院長1人でこなさなければなりません。
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【施術以外の主な業務】 レセプト(保険請求)業務 経理・会計処理 集客・広告宣伝活動 電話対応・予約管理 院内の清掃 |
施術に集中しすぎて事務作業がおろそかになると、経営全体に悪影響が出ます。
予約システムや会計ソフトなどのICTツールを活用し、業務を効率化する工夫も欠かせません。
効率化を含めた接骨院・整骨院経営の今後のあり方については「【2026年最新】接骨院・整骨院業界の今後は?新しい需要と生き残る経営戦略」でも解説しています。参考にしてください。
https://joypal.jp/osteopathic-clinic-industry-future/
1人整骨院で売上を最大化する仕組み

1人経営には「稼働時間の限界」という壁がありますが、正しい戦略を持てば売上の天井を高くすることは可能です。
ここでは、1人でも高収益を実現するための具体的な仕組みづくりについて解説します。
自費メニューを導入して客単価を上げる
保険診療だけでは単価が低く、数をこなす必要があります。
売上を伸ばすためには、価格を自由に設定できる自費メニュー(自由診療)の導入が不可欠です。
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【自費メニューの導入例】 骨盤矯正・姿勢矯正:根本改善を求める層へ 産後ケア:明確な悩みを持つママ層へ EMSトレーニング:運動不足解消や筋力強化へ |
例えば、保険診療に自費メニュー(3,000円〜5,000円)をプラスすることで、1人あたりの単価を大幅にアップできます。
患者様のニーズに合わせたメニューを用意し、提供価値を高めましょう。
自費メニューの種類や料金相場など、具体的な情報については下記記事で紹介しています。
接骨院・整骨院は自費メニューで経営安定を!種類や料金相場・法規制など解説
接骨院・整骨院の開業を考えているものの「本当にうまく経営できるのだろうか?」と不安を感じていませんか? 接骨院・整骨院の数は増え続ける一方で、保険の厳格化や競合の増加により収…
整骨院、接骨院の開業支援ならジョイパルターゲットを絞り込んで集客力を高める
「誰でも来てください」という広いアピールは、逆に誰にも刺さらない結果になりがちです。
1人整骨院こそ、特定の悩みに特化した専門性を打ち出すことで、遠方からでも通いたくなる「選ばれる院」になります。
「腰痛専門」「スポーツ外傷専門」「産後骨盤矯正専門」など、得意分野を明確に打ち出しましょう。
ターゲットを絞ることでWeb広告の効果も高まり、効率的な集客が可能になります。
専門特化は、高単価でも納得してもらえる理由づくりにもつながります。
顧客満足度を向上させてリピート率を安定させる
新規集客にはコストと労力がかかります。
経営を安定させるには、一度来院した患者様に長く通い続けてもらう「リピート対策」が最重要です。
1人経営の強みである「担当者が変わらない安心感」を最大限に活かしましょう。
丁寧なカウンセリングや、施術後のアフターフォロー(LINEでのストレッチ動画配信など)を通じて信頼関係を築くことで、自然とリピート率は向上します。
接骨院・整骨院のSNSを使った集客法やコツについては、記事「接骨院・整骨院のSNS集客はどう始める?どれを選ぶ?戦略や注意点を紹介」で詳しく解説しています。あわせてご覧ください。
https://joypal.jp/osteopathic-clinic-sns-marketing/
医療機器を活用して施術効率を良くする
自分一人ですべて手技を行うと、体力的にも時間的にも限界が来ます。
そこで有効なのが、医療機器の活用です。
高性能な機器を導入すれば、手技と同等以上の効果を短時間で提供できます。
機器による施術中、院長は問診や会計などの別業務を行えるため、実質的な稼働効率が上がります。
ジョイパルでは、施術者の負担を減らしつつ単価アップに貢献する、費用対効果の高い機器をご提案しています。
医療機器販売・リース
弊社がご用意している幅広い機器のラインナップから治療院様に最適な医療機器をご案内いたします。 実費治療も重要なポイントになりますので、実費向きの治療機器等のご提案も行っており…
整骨院、接骨院の開業支援ならジョイパル売上で失敗しない!1人整骨院の開業ステップ

1人接骨院・整骨院の売上成功は、開業前の準備で8割が決まるといっても過言ではありません。
ここでは、失敗リスクを最小限に抑え、スムーズにスタートするための具体的な手順を解説します。
焦らず着実に準備を進めることが、開業後の安定経営につながります。
①事業計画書を作成して資金調達する
開業資金を金融機関から借り入れるためには、説得力のある「事業計画書」が必要です。
「いくら売上げて、どう返済するか」を数字で具体的に示す必要があります。
事業計画書は単なる融資のための書類ではありません。
自分自身の経営プランを客観的に見直し、甘い見通しを修正するための重要なツールです。
売上予測や経費計算をシビアに行い、半年分の運転資金を含めた余裕のある資金計画を立てましょう。
②商圏分析を行い最適な立地を選定する
「家賃が安いから」「自宅から近いから」という理由だけで物件を決めるのは危険です。
その場所にターゲットとなる患者様がいるのか、競合院の状況はどうなっているのかを事前に調査する必要があります。
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【立地選びのチェックポイント】 人口構成:ターゲット層(高齢者、若者など)が多いか 競合状況:近隣に同じ強みを持つ院がないか 視認性:看板が見やすく、入りやすい場所か |
ジョイパルでは、平均勤続年数20年以上のベテランスタッフたちによる、精度の高い「診療圏分析」を無料で行っています。
経験とデータに基づいた立地選定で、失敗のリスクを減らしましょう。
③コンセプトに合った医療機器・設備を導入する
院のコンセプトやターゲットに合わせて、最適な医療機器を選定します。
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例 スポーツ選手をターゲットにするなら怪我の早期回復に特化した機器 高齢者が多いなら痛みの緩和や筋力維持に役立つ機器 |
機器選びは、後の自費メニュー作りにも直結します。
新品だけでなく、状態の良い中古品やリースを活用することで、初期費用を抑えながら高機能な設備を整えることも可能です。
接骨院・整骨院の開業時の機器の選び方の詳細については「接骨院・整骨院の機器の選び方とは?失敗しない導入基準やおすすめを紹介」の記事が参考になります。
https://joypal.jp/osteopathic-equipment-guide/
④プロの支援を受けて開業リスクを減らす
1人で全ての準備を進めるのは、時間的にも知識的にも大きな負担です。物件探し、内装工事、資金調達、届出など、やるべきことは山積みです。
わからないまま進めて後悔しないよう、開業支援のプロを頼るのも賢い選択です。
ジョイパルは医療機器ディーラーのため、コンサル料0円でトータルサポートが可能です。1,700件以上の実績をもとに、開業支援をバックアップします。
1人整骨院の売上についてよくある質問(FAQ)
接骨院・整骨院の売上に関してよくいただく質問にお答えします。
1日10人の来院でも経営は成り立つ?
はい、成り立ちます。1日10人の来院でも、客単価を適切に設定すれば十分に利益を出せます。
例えば、単価6,000円なら月商約150万円(25日営業)となり、経費を引いても十分な手取りを確保できます。
重要なのは人数ではなく、1人あたりの単価を高める自費メニューの構築です。
1日40人~50人を1人で施術するのは可能?
物理的には可能ですが、推奨はしません。1人ですべて対応する場合、問診や準備を含めると1人あたり10分〜15分で回す必要があり、施術の質や満足度が低下するリスクがあります。
また、院長の体力が消耗し、長期的な継続が難しくなります。
数で勝負するよりも、質と単価で勝負するモデルへの転換をおすすめします。
整骨院業界で儲かる仕組みを作るには?
「治療」だけでなく「予防」や「美容」など、患者様のニーズに幅広く応えることがポイントです。
痛みを取る治療が終わった後も、再発予防のメンテナンスやトレーニングで通ってもらう仕組みを作れば、リピート率が高まり収益が安定します。
物販や回数券の導入も、キャッシュフローを良くする有効な手段です。
1人経営で売上の限界を感じたらどうする?
自分がいなくても売上が立つ仕組みを作りましょう。
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例 スタッフを雇用して分院展開する 操作が簡単な医療機器を導入してスタッフに任せる |
まずは自分の時間を切り売りする働き方から、院の仕組みで収益を上げる経営者としての視点を持つことが、次の段階への飛躍につながります。
1人整骨院で理想の売上をめざそう
本記事では、1人整骨院の売上目安や成功のポイントについて解説しました。
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【記事の要点】 1人経営でも戦略次第で年収1,000万円を目指せる 「自費メニュー導入」による客単価アップが欠かせない 開業前の綿密な計画(コンセプト設計や立地選定など)が明暗を分ける |
1人での開業は自由度が高い反面、すべての責任を自分で負う厳しさもあります。
しかし、正しい準備と戦略があれば、理想の売上を手に入れられます。
「自分1人で開業準備を進めるのは不安」「将来の売上で失敗しないための計画を立てたい」とお考えの方は、ぜひ一度ジョイパルにご相談ください。
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【株式会社ジョイパルの強み】 創業28年。医療業界を支えてきた確かな信頼 開業支援1,700件超。実績が裏付けるノウハウ 平均勤続20年以上。経験豊富なベテランが対応 全国対応・最短翌日訪問のスピード支援 コンサル料0円。開業コストを抑えられる |
「接骨院・整骨院の開業を考えているけれど、大手フランチャイズ(FC)加盟と個人独立のどちらが良いのだろう」開業を検討する多くの柔道整復師が悩むポイントではないでしょうか。
FC加盟はノウハウや安心感を得られますが、多くの制限があります。一方、個人開業は自由と高収益を狙えますが、全責任を負います。
双方のメリット・デメリットを正しく理解することが、最適な選択には欠かせません。
本記事では、1,700件以上の開業支援実績をもつ株式会社ジョイパルが、FCと個人開業の違いを徹底比較します。
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【株式会社ジョイパルの強み】 創業28年。医療業界を支えてきた確かな信頼 開業支援1,700件超。実績が裏付けるノウハウ 平均勤続20年以上。経験豊富なベテランが対応 全国対応・最短翌日訪問のスピード支援 コンサル料0円。開業コストを抑えられる |
接骨院・整骨院の開業ノウハウについては「整骨院開業の流れ・必要な準備は?整骨院を開業するための資格・費用・手続きをわかりやすく解説」で詳しく紹介していますので、あわせて参考にしてください。
https://joypal.jp/osteopathic-clinic-opening-flow/
接骨院・整骨院をFCで開業するメリットとデメリット

フランチャイズ(FC)加盟とは、本部に加盟金やロイヤリティを支払うことで、看板・ノウハウ・システムを利用する権利を得る仕組みです。
まずはFC加盟ならではのメリットとデメリットを見ていきましょう。
【メリット①】経営ノウハウや集客システムが確立されている
FC加盟の最大の利点は、成功確率の高いビジネスモデルをそのまま利用できる点です。
本部は多くの店舗運営を通じて膨大なデータを蓄積しています。
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<FC本部がもつノウハウ例> 立地戦略・・・人通りや競合状況から勝てる場所を選定する 集客手法・・・チラシの配布エリアやWeb広告の運用を最適化する リピート施策・・・患者さんを定着させるための接遇やフォロー体制がある |
個人開業ではすべて手探りで進める必要がありますが、FCなら研修やマニュアルを通じて効率的な運営方法を学べます。
経営知識に不安がある柔道整復師にとって、実績あるノウハウを得られるのは大きな安心材料です。
【メリット②】開業時の物件探しや融資サポートを受けられる
開業準備の中で特にハードルが高いのが、物件選定と資金調達です。
FC本部のサポートを受けることで、個人では難しい好条件でのスタートが可能になります。
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FC加盟のメリット |
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物件選定 |
独自データに基づき、集客が見込める優良物件を紹介してもらえる |
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融資審査 |
大手看板と実績ある事業計画書により、金融機関の信用を得やすい |
面倒な手続きをプロに任せられるため、開業前の貴重な時間を有効に使えます。
【メリット③】本部のブランド力で初期から集客が見込める
開業直後の最大の課題は「認知度がないこと」ですが、FC加盟ならその心配を軽減できます。
テレビCMやWeb広告で広く知られているチェーン店なら、看板を見ただけで「あの整骨院だ」と安心してもらえるからです。
知名度があることで、初日からスムーズな立ち上がりが期待できます。
広告費をかけずに一定の集客が見込める点は、経営初期の安定化に大きく貢献します。
【デメリット①】加盟金や毎月のロイヤリティで利益率が下がる
手厚いサポートの対価として、決して安くないコストが発生します。
開業時には数百万円単位の「加盟金」や「研修費」が必要です。
さらに開業後は、売上の数パーセント(または定額)を「ロイヤリティ」として毎月本部に支払わなければなりません。
売上が上がってもロイヤリティの支払い額が増える契約の場合、手元に残る利益は思ったほど増えないケースがあります。
長期的な収支をシミュレーションし、支払いに見合う対価が得られるか慎重な判断が必要です。
【デメリット②】施術方針や経営の自由度が制限される
FC加盟店は、あくまで本部のブランドイメージを守る一員として運営を行います。
そのため、以下のような項目で本部のルールに従う必要があります。
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<制限されやすい項目> 内装・外観・・・指定のデザインや什器を使用しなければならない 施術メニュー・・・本部推奨のメニュー以外は導入できない場合がある 営業時間・・・全店統一の営業時間を守るよう求められる |
「もっと時間をかけた手技を提供したい」「地域に合わせて独自の割引キャンペーンを打ちたい」と考えても、本部の許可が下りなければ実現できません。
自分の理想とする院を作りたい人にとっては、窮屈に感じる可能性があります。
【デメリット③】本部の評判が悪化すると自院も影響を受ける
FCチェーンは「運命共同体」の側面をもっています。
もし別の加盟店や本部で不祥事・トラブルが発生し、ニュースやSNSで炎上した場合、自院には何の落ち度がなくても客足が遠のく恐れがあります。
ブランドへの信頼が一瞬で崩れるリスクは、チェーン店ならではの懸念点です。
加盟を検討する際は、本部のコンプライアンス体制や過去のトラブル事例についても調べておきましょう。
個人で接骨院・整骨院を開業するメリットとデメリット

個人開業は、自身の理想を追求できる反面、すべての責任を自分で負う厳しさがあります。FC加盟と比較した際の特徴をリストアップしました。
【メリット①】初期費用を抑え利益を最大化できる
個人開業の最大の魅力は、コストコントロールのしやすさと収益性の高さです。
FC加盟で発生する加盟金やロイヤリティが一切かかりません。
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個人開業 |
FC加盟 |
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初期コスト |
必要最低限の設備でスモールスタートが可能 |
加盟金や指定の内装費で高額になりがち |
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月額コスト |
家賃や人件費などの実費のみ |
毎月ロイヤリティの支払いが発生する |
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利益構造 |
売上が増えた分だけ自分の収入になる |
売上の一部を本部に納める必要がある |
浮いた資金を最新の医療機器導入や内装のこだわりに回せます。軌道に乗せられたら、FC加盟店よりも高い年収を実現できるでしょう。
【メリット②】自身の理想とする施術や経営ができる
「一人ひとりの患者さんにじっくり向き合いたい」
「スポーツ障害に特化した院を作りたい」
こうした独自のコンセプトを100%実現できるのは、個人開業ならではの特権です。
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<自由に決められること> 施術内容:自分の得意な手技や最新機器を自由に導入できる 料金体系:地域やターゲットに合わせて柔軟に価格を設定できる 運営方針:営業時間や休日を自分のライフスタイルに合わせられる |
自分の城をもち、理想の医療を提供したい人には最適な環境です。
【デメリット①】集客や経営を全て自力で行う必要がある
自由の裏返しとして、すべての業務を自分でこなす重責があります。
施術以外にも、以下のようなタスクを一人で管理しなければなりません。
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物件・資金:立地調査、融資交渉、内装業者の手配 集客・広告:HP制作、チラシ配布、SNS運用、口コミ対策 人事・労務:スタッフ採用、教育、給与計算、シフト管理 |
特に集客は最大の壁となります。施術の腕が良くても、経営手腕がなければ患者さんは来ないという現実に直面します。
【デメリット②】ブランド認知までに時間がかかる
個人院が地域で信頼を得るまでには、相応の時間がかかります。オープン当初は「どんな先生がいるのか」「怪しい院ではないか」と警戒されることも少なくありません。
口コミや紹介で評判が広まるまで、半年〜1年程度は集客に苦戦する覚悟が必要です。
その間の運転資金を確保しておかないと、黒字化する前に資金が尽きてしまうリスクがあります。
長期的な視点で、地道に信頼を積み上げていく忍耐力が求められます。
【比較】FC加盟と個人開業接骨院・整骨院の収益モデル

「FC加盟と個人開業、結局、どちらが儲かるのか?」は最も気になるポイントでしょう。それぞれの初期費用と年収の目安を比較します。
FC加盟店の初期費用と年収モデル
FC加盟した場合の一般的な費用の目安は、以下のとおりです。
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金額(目安) |
備考 |
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初期費用 |
400万〜700万円程度 |
店舗規模等により、増減あり |
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年収 |
300万円~700万円程度 |
1人院長かスタッフ雇用あるかで異なる |
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ロイヤリティ |
定額:月5〜15万円程度 変動:売上の5〜10%程度 |
別途システム利用料(月3万円程度)がかかる場合あり |
FCはロイヤリティの負担があるため、利益率はどうしても低くなります。
一方で、本部のブランド力や経営ノウハウの提供により、開業初期のリスクを軽減できるメリットがあります。
参考:フランチャイズ加盟募集net|フランチャイズで整骨院を開院するために必要な資格と手続き・健康保険との関係も解説
個人開業院の初期費用と年収モデル
個人開業の場合の費用目安は、以下のイメージです。
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金額(目安) |
備考 |
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初期費用 |
300万〜800万円 |
機器のグレードや内装へのこだわりで大きく変動する (自宅開業や居抜き物件なら100万円台も可能) |
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年収 |
1年目 300万~600万円程度 3年目以降経営が安定した場合、600万~800万円以上 |
実力次第で青天井だが、集客できなければ低収入(200万円程度)のリスクも |
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ロイヤリティ |
0円 |
毎月の支払いがなく、売上がダイレクトに利益になる |
個人開業は、ロイヤリティがない分、損益分岐点を低く設定できます。
固定費を抑えてスモールスタートし、徐々に利益を積み上げていくスタイルが一般的です。
参考:日本政策金融金庫|はり師・きゅう師・柔道整復師の施術所の創業ポイント
FCは「多くの売上が必要だが、集客力があるため達成が早い」、個人は「少ない売上で済むが、集客に時間がかかる」という特徴があります。
手持ちの資金で立ち上がり時期を乗り切れるかなど、具体的にシュミレーションしてみましょう。
結局どちらがいい?FC加盟・個人開業に向いている人の特徴

これまでの比較を踏まえ、それぞれのスタイルに向いている人の特徴を簡潔にまとめました。
経営ノウハウがなくリスクを最小限にしたい人は「FC加盟」
経営の経験がない、または数字の管理に自信がない場合は、FC加盟が堅実な選択です。
FC本部の確立されたノウハウとサポート体制は、失敗のリスクを大きく引き下げてくれます。
「施術に集中したい」「開業準備の手間を省きたい」「初月から安定した集客がほしい」といったニーズをもつ人には最適です。
まずは守られた環境で経営の基礎を学びたいと考えるなら、FC加盟が向いています。
技術に自信があり利益と自由度を追求する人は「個人開業」
自分の技術力に自信があり、理想の院をゼロから作り上げたい情熱があるなら、個人開業がおすすめです。
以下のような志向をもつ人は、個人開業で成功する可能性が高いです。
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<個人開業に向いている人の志向> 独自の施術メニューやコンセプトで勝負したい 働く時間や休日を自分でコントロールしたい 経営の全てを自分で学び、実践したい コストを抑えて利益を最大化したい |
FCの枠に収まらず、自分の城を築きたいという独立心旺盛な方は、個人開業を選ぶと良いでしょう。
個人院であれば、自身の強みを活かした自費メニューの導入も可能です。
自費メニューの種類や、失敗しない料金設定の考え方については「接骨院・整骨院は自費メニューで経営安定を!種類や料金相場・法規制など解説」の記事で紹介しています。あわせてお読みください。
https://joypal.jp/osteopathic%ef%bd%b0clinic%ef%bd%b0self%ef%bd%b0pay%ef%bd%b0menu/
接骨院・整骨院のFC開業に関するよくある質問(FAQ)
接骨院・整骨院の開業に関してよく寄せられる質問にお答えします。
FC加盟店から途中で脱退し独立することは可能ですか?
法的には可能ですが、実質的には極めて困難です。
多くのFC契約には、以下のような厳しい制約が設けられています。
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一般的な内容 |
影響 |
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高額な違約金 |
固定額やロイヤリティ数年分 |
解約時に数百万円程度の支払いが発生しうる |
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競業避止義務 |
契約終了後2年間、半径5km以内で開業禁止など |
同じエリアでの独立開業が不可能になる |
安易に「嫌なら辞めて独立すればいい」と考えるのは危険です。
FC契約は事実上の「長期拘束契約」であることを理解して臨みましょう。
接骨院・整骨院の開業に自己資金はいくら用意すればいいですか?
一般的には、開業資金総額の1/3〜1/2程度(300万〜400万円程度)の自己資金があると、融資審査が通りやすくなります。
FC加盟の場合は初期費用が高額になりやすいため、より多くの自己資金を求められるケースがあります。
少ない自己資金でも開業可能なケースはありますが、運転資金の余裕をもたせるためにも、計画的な貯蓄をおすすめします。
接骨院・整骨院の個人開業で失敗する一番の原因は何ですか?
最も多い原因は「資金ショート」です。開業当初の集客見込みが甘く、売上が上がらないまま運転資金が尽きてしまうケースが目立ちます。
資金ショートを防ぐためには、厳しめの売上予測を立て、半年程度は売上がゼロでも耐えられるだけの十分な運転資金を確保しておくことが必要です。
FC・個人開業を見極めて接骨院・整骨院の開業成功を目指そう
本記事では、接骨院・整骨院の開業におけるFC加盟と個人開業の違いを比較しました。
FCは「安心と集客力」を得られる反面、コストと制約があります。
個人開業は「自由と高収益」を狙えますが、全て自己責任です。
「自由度は欲しいが、一人での開業は不安」という方には、プロの開業支援をご検討ください。
医療機器販売会社のジョイパルなら、豊富な開業支援実績をもとにトータルサポートを行います。
- 診療圏調査:データに基づく立地選定
- 資金調達:融資に強い事業計画書の作成
- 差別化:最新医療機器による集客力強化
まずはLINE登録・お問い合わせから、お気軽にご相談ください。
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【株式会社ジョイパルの強み】 創業28年。医療業界を支えてきた確かな信頼 開業支援1,700件超。実績が裏付けるノウハウ 平均勤続20年以上。経験豊富なベテランが対応 全国対応・最短翌日訪問のスピード支援 コンサル料0円。開業コストを抑えられる |
「接骨院・整骨院は廃業が相次いでいると聞く」
「数が多すぎて、今から開業しても成功できないのでは」
こうした不安を抱く柔道整復師の方は少なくありません。確かに業界では「廃業ラッシュ」や「飽和」といった声が目立ちますが、業界全体が衰退しているわけではありません。
高齢化によるニーズの変化や、M&Aを含む業界再編が進むなど、市場は大きな転換期を迎えています。
重要なのは「将来性がない」と決めつけるのではなく、これから伸びる接骨院・整骨院の形を正しく理解することです。
本記事では、1700件以上の開業支援実績をもつジョイパルが、業界の現状から今後の需要、競争環境で生き残るための経営戦略、失敗しない開業準備のポイントまで詳しく解説します。
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\1,700件以上の実績!ジョイパルなら開業をトータル支援 / 医療機器ディーラーだから「コンサル料は0円」! 【ジョイパルができること】 徹底したエリア調査:成功率を高める「診療圏分析レポート」を無料で提供 |
接骨院・整骨院の開業ノウハウについては「整骨院開業の流れ・必要な準備は?整骨院を開業するための資格・費用・手続きをわかりやすく解説」で詳しく紹介していますので、あわせて参考にしてください。
https://joypal.jp/osteopathic-clinic-opening-flow/
接骨院・整骨院業界の現状と抱える課題

かつては接骨院・整骨院を開業すれば患者が集まる時代でしたが、現在は環境が大きく変わりました。業界が直面している主な課題は以下の2点です。
- 院数がコンビニの数にせまるほど増え、競争が激化している
- 療養費改定により保険請求が厳格化している
これらの課題を正しく把握し、対策を練ることが経営安定への出発点です。現状を詳しく見ていきましょう。
院数がコンビニの数にせまるほど競争が激化している
接骨院・整骨院の数(50,924件/2024年)は年々増加し続け、今やコンビニエンスストアの店舗数(56,007件/2025年11月)にせまる規模になりました。
限られた商圏内で多くの院がひしめき合い、患者の奪い合いが起きているのが実情です。
以前のように「看板を出せば近隣住民が来院する」という受動的な経営スタイルでは、集客が難しくなっています。
特に都市部では、半径500メートル以内に複数の競合院が存在するケースも多い状態です。
患者は多くの選択肢から自分に合った院を選べるため、特徴のない院は淘汰されていきます。厳しい競争を勝ち抜くには、他院にはない強みが必要です。
参考:
厚生労働省|令和6年衛生行政報告例(就業医療関係者)の概況 p.8
一般社団法人 日本フランチャイズチェーン協会「コンビニエンスストア統計調査月報」
療養費改定により保険請求が厳格化している
国の医療費適正化政策により、柔道整復師の療養費請求は年々厳格化しています。
主な変更点や注意すべきポイントは以下のとおりです。
- 受領委任払いの適用条件が厳格化された
- 不正請求に対する指導や監査が強化された
- 患者への照会頻度が増え返戻リスクが高まった
保険収入だけに頼る経営モデルは、大きなリスクを抱えることになります。
今後は法令遵守を徹底しつつ、保険外の収益源を確保する視点をもちましょう。
今後の接骨院・整骨院業界で拡大する「新しい需要」

接骨院・整骨院業界の競争は激しいですが、社会の変化とともに新しいビジネスチャンスも生まれています。特に注目すべき需要は以下の2点です。
- 高齢化に伴う介護・リハビリ需要の増加
- リモートワークやスマホ普及による現代病への対応
既存の枠組みにとらわれず、時代のニーズに合わせてサービスを進化させれば、経営を軌道に乗せられます。それぞれの需要について解説します。
高齢化に伴う介護・リハビリ需要の増加
日本は超高齢社会を迎えており、高齢者の人口増加に伴って運動器のケアやリハビリを求める声は増え続けています。
「いつまでも自分の足で歩きたい」と願う高齢者に対し、柔道整復師がもつ専門知識は大きな価値を提供できるはずです。
接骨院での施術にとどまらず、デイサービスでの機能訓練指導員として活躍したり、訪問マッサージ事業を展開したりする院も増えてきました。
地域包括ケアシステムの中で、高齢者の健康寿命を延ばす役割を担えば、地域社会に必要とされる院として安定した経営基盤を築けます。
リモートワークやスマホ普及による現代病への対応
生活様式の変化により、若い世代や働き盛り世代の間で新たな身体の不調が急増しています。
長時間のデスクワークやスマートフォンの使いすぎが原因で起きる不調は「現代病」とも呼ばれ、深刻な悩みをもつ人が多いです。
主な現代病と求められるケアは以下のとおりです。
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現代病の種類 |
症状とニーズ |
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スマホ首(ストレートネック) |
首や肩の痛みに対し、姿勢矯正やストレッチの指導が求められる |
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眼精疲労・頭痛 |
目の疲れからくる頭痛に対し、ヘッドマッサージや鍼治療が有効 |
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腰痛 |
長時間のデスクワークによる腰痛に対し、骨盤矯正や運動指導が必要 |
これらの悩みに対して専門的なメニューを用意し、Web集客でターゲット層にアプローチすれば、新規患者の獲得につながります。
時代の変化を敏感にキャッチし、柔軟に対応する姿勢をもちましょう。
今後接骨院・整骨院業界で生き残るための多角化・経営戦略

変化の激しい時代に生き残るには、従来のやり方に固執せず、多角的な視点で経営戦略を立てる必要があります。具体的な戦略は以下の4点です。
- 脱・保険依存を目指して自費診療へ移行する
- フィットネスなど異業種と連携し領域を広げる
- 規模拡大や事業承継の手段としてM&Aを活用する
- 業務効率化のためにICT(情報通信技術)やAI技術を導入する
これらの戦略を組み合わせることで、収益の柱を増やし、安定した経営を実現できます。1つずつ見ていきましょう。
脱・保険依存を目指して自費診療へ移行する
保険診療の単価は国によって定められており、売上の上限が見えやすいのが難点です。
経営を安定させるには、自院で価格やサービス内容を自由に決められる自費診療(自由診療)の導入が不可欠です。
患者にとっても、保険の枠に縛られず、十分な時間をかけた質の高い施術を受けられるメリットがあります。
自費メニューの導入例は以下のとおりです。
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メニュー例 |
特徴とメリット |
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骨盤矯正・姿勢矯正 |
根本改善を望む患者へ高単価でアプローチできる |
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産後骨盤ケア |
出産後の体型戻しや不調改善など、明確な悩みを抱えるターゲット層に響く |
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EMSトレーニング |
機器による筋力強化で、施術者の負担なく単価アップを図れる |
独自の技術や機器を活かした自費メニューを確立し、患者に「お金を払う価値がある」と感じてもらえるサービスを提供しましょう。
自費メニューの種類や失敗しない料金設定のコツについては「接骨院・整骨院は自費メニューで経営安定を!種類や料金相場・法規制など解説」の記事で紹介しています。あわせてお読みください。
https://joypal.jp/osteopathic%ef%bd%b0clinic%ef%bd%b0self%ef%bd%b0pay%ef%bd%b0menu/
フィットネスなど異業種と連携し領域を広げる
接骨院・整骨院は、関連する異業種と連携することで新たな顧客層を獲得できます。
特に親和性が高いのが「運動」や「美容」の分野です。治療で痛みが取れた後のメンテナンスとして運動を提案したり、美容に関心の高い層を取り込んだりと、相乗効果が期待できます。
具体的な連携のアイデアは以下のとおりです。
- 院内にパーソナルトレーニングジムを併設する
- 美容鍼やエステサロンのメニューを取り入れる
- スポーツチームとトレーナー契約を結ぶ
「健康と美」「治療と予防」をワンストップで提供できる施設になれば、地域の競合院と大きく差別化できます。
参考事例①
PRTIMES|整体×トレーニング×栄養指導>のオーダーメイドメニュー提案 より効果的なパーソナルトレーニングジム「Period.」渋谷店オープン
参考事例②
PRTIMES|ReCORE鍼灸接骨院を運営するHITOMIOテクノロジーズがプロ卓球チームの琉球アスティーダと業務提携および専属トレーナー就任を発表
規模拡大や事業承継の手段としてM&Aを活用する
新規開業には「患者ゼロ」からスタートするリスクがありますが、既存の院を引き継ぐM&A(合併・買収)なら、そのリスクを軽減できます。
後継者不足で廃業を考えている院を譲り受けることで、患者カルテやスタッフ、内装設備をそのまま引き継げるため、初月から売上が見込めるのが最大の利点です。
大手グループだけでなく、個人が開業の手段としてM&Aを選択するケースも増えています。
初期投資を抑えつつ、スムーズに事業をスタートさせたい場合は、M&Aも有力な選択肢の1つとして検討してみてください。
業務効率化のためにICTやAI技術を導入する
人手不足が深刻化する中、少ない人数でも効率よく院を運営するために、ICT(Information and Communication Technology:情報通信技術)やAIなどのデジタル技術活用は欠かせません。
予約管理や顧客データの管理をシステム化すれば、事務作業の時間を大幅に削減でき、その分を施術や患者対応に充てられます。
最新のテクノロジー活用例は以下のとおりです。
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技術の種類 |
活用メリット |
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オンライン予約システム |
24時間受付が可能になり、予約の取りこぼしを防げる |
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AI姿勢分析アプリ |
客観的なデータを患者に見せることで、施術の必要性を納得させやすい |
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電子問診票 |
事前にスマホで入力してもらうことで、来院時の受付時間を短縮できる |
便利なツールを積極的に取り入れ、生産性の高いスマートな経営体制を構築しましょう。
今後業界で成功するための接骨院・整骨院開業プロセス

厳しい競争の中で生き残るには、開業前の準備が何よりも重要です。行き当たりばったりの開業は失敗のもとになります。
成功率を高めるために、以下の3つのプロセスを確実に実行しましょう。
- 競合を避けて勝てる立地を徹底分析する
- 他院と差別化できる医療機器を選定する
- 開業後の運転資金まで含めた資金計画を立てる
それぞれのプロセスについて、具体的なポイントを解説します。
競合を避けて勝てる立地を徹底分析する
「人通りが多いから」「家賃が安いから」という理由だけで物件を決めるのは危険です。
開業の成否は立地で8割決まるといっても過言ではありません。地域の人口構成や競合院の数、住民の動線などをデータに基づいて分析し、勝てる見込みのある場所を選びましょう。
例えば、弊社・ジョイパルでは、開業希望エリアの診療圏調査を無料で行っています。
地域の年齢層や世帯年収、競合院の状況を詳細なレポートとして提供するため、客観的なデータに基づいた判断が可能です。
「なんとなく」で場所を決めず、プロの調査力を活用して確実な一歩を踏み出しましょう。
接骨院・整骨院の開業場所に関する解説については、下記「接骨院・整骨院の開業場所や立地・物件選びのポイントをわかりやすく解説!」記事をご覧ください。
https://joypal.jp/location-opening-osteopathic-clinic/
他院と差別化できる医療機器を選定する
手技の技術も大切ですが、最新の医療機器を導入することで、施術の効果を客観的に示したり、他院にはないメニューを作ったりできます。
機器の力で施術者の負担を減らしつつ、患者満足度を高めることが可能です。ただし、高額な機器を闇雲に導入すればよいわけではありません。
機器選びで失敗しないためのポイントは以下のとおりです。
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ポイント |
具体的なアクション |
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ターゲットに合わせる |
スポーツ外傷が多いなら超音波、高齢者が多いなら干渉波治療器などを整備する |
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費用対効果を考える |
稼働率や自費メニュー単価をシミュレーションする |
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購入方法を検討する |
新品だけでなく、状態の良い中古品やリースも視野に入れる |
ジョイパルなら、新品から中古まで幅広い選択肢の中から、予算と目的に合った最適な機器を提案します。
無駄なコストを抑えつつ、集客の武器となる設備を整えましょう。
詳細は「接骨院・整骨院の機器の選び方とは?失敗しない導入基準やおすすめを紹介」で詳しく解説しています。
https://joypal.jp/osteopathic-equipment-guide/
開業後の運転資金まで含めた資金計画を立てる
開業資金というと、物件取得費や内装費、機器購入費などの初期投資ばかりに目がいきがちです。
しかし、開業直後から黒字化するケースは稀で、軌道に乗るまでの数ヶ月間は赤字が続くこともあります。
この期間を乗り切るための「運転資金」を確保しておかないと、資金ショートで黒字倒産しかねません。
融資を受ける際は、売上予測や経費をシビアに見積もった事業計画書が必要です。
ジョイパルでは、金融機関に提出するための事業計画書の作成サポートも行っています。
プロのアドバイスを受けながら、無理のない返済計画と余裕をもった資金調達を行い、安心して経営に専念できる環境を作りましょう。
接骨院・整骨院業界の今後についてよくある質問(FAQ)
接骨院・整骨院業界の今後に関して、開業を検討中の方が抱きやすい疑問にお答えします。
大手グループのフランチャイズと個人開業、どちらが有利ですか?
どちらが有利かは、目指す経営スタイルによって異なります。
フランチャイズ(FC)は、ブランド力や確立された経営ノウハウ、集客システムを活用でき、経営未経験でも始めやすいのが特徴です。一方で、加盟金やロイヤリティが発生し、自由度は低めです。
個人開業は、治療方針や院のコンセプトを自由に決められ、ロイヤリティも不要なため利益率を高めやすい点が魅力です。ただし、集客や経営はすべて自分で行う必要があります。
組織化・拡大を目指すならFC、技術重視・地域密着なら個人開業が向いています。目指す姿に合わせて選びましょう。
スタッフを雇わず「一人院長」でも生き残れますか?
はい、しっかりと経営を行えば、十分に生き残れます。むしろ、近年は大規模なグループ院と差別化するために、あえて小規模な「一人院長」スタイルを選ぶ方も増えています。
スタッフを雇わないことで人件費などの固定費を大幅に抑えられるため、損益分岐点が低くなり、経営のリスクを減らせるのが強みです。
成功のポイントは、低単価で数をこなすのではなく、高単価でも通いたくなる「専門性」を打ち出すこと。
「完全予約制の腰痛専門院」や「貸切空間での施術」など、一人だからこそできるきめ細かな対応を売りにすれば、ファンを増やして安定した収益を上げられます。
居抜き物件で開業する際のリスクや注意点は?
居抜き物件は、前のテナントの内装や設備をそのまま使えるため、初期費用を抑えて早期に開業できるのが大きなメリットです。
しかし、いくつか注意すべきリスクもあります。主なリスクと確認すべきポイントは以下のとおりです。
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リスク |
確認ポイント |
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設備の老朽化 |
空調や水回りなど、修理や交換に予期せぬ費用がかからないか |
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前店舗の評判 |
「腕が悪い」「対応が悪い」など、ネガティブなイメージがついていないか |
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レイアウトの制限 |
自分の施術スタイルに合った動線が確保できるか |
居抜き物件を選ぶ際は、表面的な安さだけでなく、前の院がなぜ撤退したのかという理由も含めて慎重に調査しましょう。
接骨院・整骨院業界の今後を見据えて成功する開業を
本記事では、接骨院・整骨院業界の厳しい現状と、そこから見えてくる新たな可能性、そして生き残るための具体的な戦略について解説しました。
- 施設数過剰で競争は激しいが、高齢化や新しい健康課題により需要は拡大している
- 保険依存から脱却し、自費診療や異業種連携で多角化する必要がある
- M&AやICT・AI技術導入など、効率的な経営手法を取り入れる
- 立地選定や資金計画、機器導入など、開業前の準備が成功のカギを握る
業界全体は変革期を迎えていますが、社会の変化に対応し、正しい戦略で開業・運営を行えば、十分に成長できるチャンスがあります。
「失敗しない開業」を目指すなら、専門家のサポートを活用するのも賢い選択です。
株式会社ジョイパルは、1,700件以上の開業支援実績をもち、物件探しから資金調達、医療機器の選定までトータルでサポートしています。
「自分の理想の院を作りたい」「不安なく開業準備を進めたい」とお考えの方は、まずは一度ジョイパルへお問い合わせください。
接骨院・整骨院の開業準備は、物件探しや資金調達だけでなく、院内で使用する備品の選定も欠かせません。何から揃えれば良いか迷う方も多いでしょう。
本記事では、医療機器、衛生材料、事務用品など、接骨院・整骨院の開業に必要なアイテム一式を総称して「備品」として解説します。
1,700件以上の開業支援実績をもつジョイパルが、開業に必要な備品を漏れなくリストアップし、効率的な購入方法まで紹介します。
準備不足を防ぎ、スムーズな開業を目指しましょう。
接骨院・整骨院の開業に関する網羅的な情報については、別記事「柔道整復師が開業するには?必要な条件・手続き・費用をわかりやすく解説」で詳しく解説しています。あわせてお読みください。
https://joypal.jp/judo-therapist-practice-opening/
接骨院・整骨院の開業で準備すべき備品を全紹介

接骨院・整骨院の開業に必要な備品は非常に多岐にわたります。
「うっかり買い忘れた」を防ぐため、以下の詳細チェックリストを活用して準備を進めてください。
【保存版】接骨院・整骨院開業備品チェックリスト
【受付・待合室まわり】
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カテゴリ |
具体的な備品名・アイテム |
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家具・什器 |
受付カウンター、受付用椅子、待合室用ソファー・ベンチ、傘立て、コートハンガー、マガジンラック・本棚、下駄箱 |
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履物・マット |
スリッパ、スリッパ殺菌ディスペンサー、靴べら、玄関マット、フロアマット |
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環境設備 |
ウォーターサーバー、加湿空気清浄機、観葉植物、掛け・置き時計、キッズスペース用マット・おもちゃ |
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受付小物 |
コイントレイ、電卓、金庫(手提げ金庫)、診察券入れ、掲示板・ブラックボード、 マイナ保険証対応受付備品(資格確認用端末、カードリーダー、インターネット回線など) |
【施術室・医療機器】
|
カテゴリ |
具体的な備品名・アイテム |
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ベッド・什器 |
施術用ベッド(昇降式・固定式)、施術用スツール(丸椅子)、ワゴン(器械卓)、脱衣カゴ、全身鏡、カーテン・レール |
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枕・マット類 |
胸当てマット(バストマット)、顔枕(フェイスマット)、足置きクッション(足枕)、各種タオル |
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物理療法機器 |
低周波治療器、干渉波治療器、超音波治療器、赤外線治療器、ホットパック・加温機、タオルウォーマー |
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教育・説明ツール |
骨格模型、骨格ポスター(解剖図)、自費メニュー表 |
【衛生材料・施術消耗品】
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カテゴリ |
具体的な備品名・アイテム |
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テーピング類 |
キネシオロジーテープ(各サイズ)、ホワイトテープ、アンダーラップ、スパイラルテープ |
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鍼灸用品 |
鍼(ディスポ鍼)、灸(台座灸など)、鍼灸用シャーレ、消毒用アルコール綿 |
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処置用品 |
包帯(弾性・綿包帯)、ガーゼ、カット綿、湿布、冷却シート、サージカルテープ |
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感染対策・衛生 |
使い捨てフェイスペーパー(Y字・U字)、使い捨てシーツ、サージカルマスク、グローブ、手指消毒液 |
【事務用品・文房具】
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カテゴリ |
具体的な備品名・アイテム |
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OA機器・通信 |
レセプトコンピューター(レセコン)、パソコン、プリンター・複合機、電話機・FAX、ルーター |
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帳票・管理 |
カルテ・カルテファイル、問診票、同意書、診察券、領収証、予約表、出勤簿 |
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文房具 |
ボールペン(黒赤)、蛍光ペン、油性マジック、ハサミ、カッター、のり、セロハンテープ、修正テープ |
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整理用品・その他 |
ホッチキス・針、朱肉・印鑑マット、クリップ、クリアファイル、封筒(長3・角2)、付箋、シュレッダー |
【スタッフルーム・清掃関係・その他】
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カテゴリ |
具体的な備品名・アイテム |
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スタッフ用 |
ロッカー、冷蔵庫、電子レンジ、電気ケトル、休憩用テーブル・椅子、ユニフォーム(白衣等)、サンダル |
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洗濯・清掃 |
洗濯機、乾燥機、物干しハンガー、掃除機、フロアモップ、トイレ用洗剤・ブラシ、ゴミ箱・ゴミ袋 |
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日用品 |
トイレットペーパー、ペーパータオル、ハンドソープ、食器用洗剤・スポンジ、ティッシュペーパー |
上記の詳細リストをもとに、各エリアの備品選びのポイントを解説します。
すべてを一度に買う必要はありませんが、リストを参考に優先順位をつけて揃えていきましょう。
受付・待合室の環境を整える
患者さんが最初に入る受付や待合室は、院の第一印象を決める重要な場所です。
機能性だけでなく、患者さんがリラックスできる空間づくりを意識しましょう。
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備品名 |
選定のポイント |
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受付カウンター |
カルテ棚付きが便利。高さは患者さんと目線が合うものを選ぶ |
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待合用ソファー |
高齢の患者さんが立ち上がりやすいよう、適度な硬さと高さを選ぶ |
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スリッパ・殺菌 |
清潔感を重視し、汚れにくい素材や殺菌ディスペンサーを検討する |
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ウォーターサーバー |
待ち時間のサービスとして設置すると満足度が向上する |
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キッズスペース |
ファミリー層をターゲットにする場合、マットやおもちゃを用意する |
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マイナ保険証に必要な受付備品 |
マイナ保険証でスムーズに受付できるよう環境を整える |
特にスリッパやマットは汚れが目立ちやすいため、耐久性のある素材や洗い替えを用意して清潔さを保ちます。
また、高齢の患者さんが多い場合は、沈み込みすぎない椅子を選ぶといった配慮も、リピート率向上につながります。
|
【マイナ保険証に対応した資格確認体制の準備も忘れずに!】 2024(令和6)年12月以降、接骨院・整骨院では、受付で資格情報のみを確認する「オンライン資格確認(資格確認限定型)」の導入が原則義務づけられています。 そのため、従来の受付備品に加えて、以下のアイテムを準備しましょう。 ・受付用端末:PC または タブレット・スマートフォン ・マイナンバーカード対応カードリーダー ・インターネット回線(有線・Wi-Fiいずれも可だが安定性重視) ・受付補助備品:カード受けトレー、案内POP、予備の充電器・電源タップなど 制度の詳細や最新の運用方針は「社会保険診療報酬支払基金・公益社団法人国民健康保険中央会|施術所等向け総合ポータルサイト」で随時更新されています。 |
参考:厚生労働省|オンライン資格確認について(医療機関・施術所等、システムベンダ向け)
厚生労働省|柔道整復師、あん摩マッサージ指圧師、 はり師及びきゅう師向け オンライン資格確認導入に関する説明会
施術室で使うベッドや医療機器を揃える
施術室の設備は、提供する治療メニューや施術方針によって大きく異なります。
主な機器の特徴を比較して、最適なものを選びましょう。
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機器の種類 |
特徴・用途 |
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昇降式ベッド |
高さを調整できて施術者の腰への負担が少ない |
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トムソンベッド |
カイロプラクティックの矯正施術に特化している |
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干渉波治療器 |
深部の筋肉まで刺激し、疼痛緩和に使用する |
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超音波治療器 |
温熱効果とミクロマッサージ効果がある |
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低周波治療器 |
電気刺激で筋肉を動かし血行を促進する |
予算配分を考える際は、使用頻度の高い機器に投資しましょう。
例えば、手技メインの院であれば高品質な昇降式ベッドを優先し、物理療法を重視するなら最新の治療器を導入するなど、自院の強みに合わせたメリハリのある選定が必要です。
施術に必要な衛生材料・消耗品を確保する
日々の施術で消費する衛生材料は、ランニングコストに直結する項目です。開業当初は、予想よりも少し多めに在庫を確保しておくと安心です。
具体的には、以下のものが挙げられます。
- キネシオテープやホワイトテープなどの各種テーピング
- 鍼灸用品
- 使い捨てのフェイスペーパー
- アルコール消毒液 など
これらは毎日大量に使うため、品質と価格のバランスを見て仕入れ先を選びましょう。
また、枕や胸当て、タオル類は患者さんの肌に直接触れるものです。常に清潔な状態を提供できるよう、洗濯のサイクルも考慮して十分な枚数を用意してください。
物販用のサポーターや健康グッズを用意する
院内での物販は、患者さんのセルフケアを助けるだけでなく、収益の柱としても期待できます。ターゲット層に合った商品を取り揃えましょう。
おすすめの物販アイテムと、それぞれの導入メリットをまとめました。
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アイテム |
おすすめの理由 |
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腰痛用コルセット |
急性期の痛み緩和や、重労働を行う患者さんの再発予防に必須 |
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関節サポーター |
膝や足首の痛みを抱える高齢者やスポーツ選手へのケアに最適 |
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湿布・冷却シート |
自宅での疼痛管理として需要が高く、手軽に購入されやすい |
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姿勢矯正グッズ |
デスクワークによる猫背や骨盤の歪みを気にする層へ訴求できる |
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サプリメント |
内側からの体質改善を促し、継続的な購入(リピート)が見込める |
物販を成功させるには、ただ商品を陳列するのではなく、施術と連動した提案が必要です。
信頼できるメーカー品を選び「施術後の状態を維持するために、このサポーターが有効です」などと専門家としてアドバイスすると、患者さんも納得して購入しやすくなります。
事務用品・スタッフルーム備品・掃除用具を準備する
バックヤードの環境整備は、スタッフの働きやすさや業務効率に大きく関わります。見落としがちな細かな備品もしっかりリストアップしましょう。
事務用品は、レセコンやプリンターといった機器類だけでなく、ホッチキス・のり・修正テープ・朱肉などの文房具一式も欠かせません。
これらは普段あまり意識されませんが、開業初日に不足していると思わぬところで業務が滞ってしまいます。
スタッフルームには、冷蔵庫、電子レンジ、ロッカー、休憩用の椅子などを用意して、スタッフがリフレッシュできる環境を整えます。
さらに、洗濯機や乾燥機、掃除機などの清掃用具も欠かせません。清潔な院内環境を維持するために、使い勝手の良い道具を揃えておきましょう。
開業後に気づく…接骨院・整骨院で「買って失敗しやすい備品」

接骨院・整骨院の開業準備では、開業後に備品の買い直しや運営トラブルの原因になるケースも少なくありません。
ここでは、実際の現場でよくある備品選びの失敗例を紹介します。
|
失敗しやすい備品・ポイント |
起こりがちな問題・影響 |
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価格重視で選んだ施術ベッド |
施術中にグラつき、患者さんの不安や施術者のストレスに直結。結果的に早期買い替えとなり、余計な出費が発生する |
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カーテン・動線設計の軽視 |
「隣が気になる」という不満が増え、リピート来院につながりにくくなる原因になる |
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タオル・フェイスペーパーの枚数不足 |
洗濯が追いつかず、繁忙時間帯にオペレーションが崩壊。追加購入で割高になる |
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タオルウォーマーの容量ミス |
冬場に個数が足りず、患者さんを待たせてしまう |
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汚れやすい素材のスリッパ |
清潔感を損ね、第一印象や無意識の満足度低下につながる |
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家庭用プリンターの使用 |
印刷速度が遅く、受付業務が滞る |
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マイナ保険証対応端末の兼用 |
電池切れやフリーズが起きやすく、予備端末や充電環境の重要性を後から痛感する |
効率よく備品を揃えるための4つのステップ

では、失敗しないよう、実際に備品を揃えていく手順を確認しましょう。
①院のコンセプトとターゲットを明確にする
備品選びの前に、まずは「どんな患者さんに」「どんな施術を提供したいか」を明確にします。コンセプトが決まれば、準備するもののグレードもおのずと決まるからです。
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コンセプト例 |
必要な備品の傾向 |
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自費治療メイン |
高級感のある内装、高機能な特殊治療器、個室用のインテリア |
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保険診療メイン |
効率よく回せる複数のベッド、汎用的な低周波治療器、待合の広さ |
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スポーツ特化 |
リハビリスペース用の器具、超音波治療器、高機能なテーピング |
例えば、リラクゼーションを売りにするなら座り心地の良いソファーが必要ですし、スポーツ選手をターゲットにするなら最新の物理療法機器が優先されます。
ターゲットに合わない高価な設備を買ってしまう失敗を防ぐためにも、軸をしっかり定めましょう。
②必要な物品を書き出して予算を守って購入する
コンセプトが決まったら、先ほどのチェックリストを参考に必要なものを全て書き出します。そして、予算内で収めるために「必須」と「後回しOK」なものに分別しましょう。
一般的な接骨院・整骨院(10〜15坪程度)の開業における、備品・機器類の予算目安は以下の通りです。
|
項目 |
予算目安(概算) |
|
医療機器・施術ベッド |
100万円〜300万円 |
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レセコン・OA機器 |
50万円〜100万円 |
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家具・家電・備品 |
30万円〜50万円 |
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消耗品(初期在庫) |
10万円〜20万円 |
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合計目安 |
約200万円〜450万円 |
開業時は内装工事(坪単価20〜50万円)や広告費にも多額の費用がかかるため、備品だけで予算を使い切るのは危険です。
「あれば便利」程度のものは、開業して収益が安定してから買い足す判断も大切です。
まずは施術と運営に支障がない最低限のラインを確保し、予算を守ることを優先しましょう。
接骨院・整骨院の開業には、このほかにもさまざまな費用がかかります。
詳しくは、以下の2記事をご覧ください。活用できる補助金情報もぜひチェックしておきましょう。
https://joypal.jp/osteopathic-clinic-opening-costs/
https://joypal.jp/osteopathic-clinic-subsidy/
③大型機器は新品・中古・リース・レンタルを比較検討する
医療機器やレセコンなどの高額な設備は、全て新品で購入する必要はありません。初期費用を抑えるために、中古やリース・レンタルの活用も視野に入れましょう。
|
購入方法 |
メリット |
デメリット |
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新品購入 |
最新機能が使える、故障リスクが低い、保証が手厚い |
価格が高い、初期費用の負担が大きい |
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中古購入 |
新品の半額以下で買えることもある、導入コストが安い |
故障リスクがある、保証期間が短い、希望の機種がない |
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リース |
新品を使用でき、月々の支払いで経費処理できる |
原則として途中解約が不可。総支払額は購入より高くなる |
|
レンタル |
月額料金で利用できる、初期費用不要、途中解約が可能 |
長期利用だと割高になる場合がある、所有権がない |
特にレセコンや治療機器などは技術の進歩が速いため、数年での買い替えを前提にリースやレンタルを選ぶのも賢い方法です。
一方で、長く使う施術ベッドなどは耐久性を重視して新品を選ぶなど、機器ごとに最適な調達方法を使い分けましょう。
ジョイパルでは、新品・中古・リース・レンタルなど、幅広い選択肢で医療機器のご相談を承っています。千葉県松戸市の本社倉庫では、見学や体験も可能です。お気軽にお問い合わせください。

④消耗品や衛生材料の安定した仕入れ先を決める
テーピングやフェイスペーパーなどの消耗品は、開業後も継続的に購入し続けるものです。そのため、価格だけでなく、配送スピードや品揃えも考慮して仕入れ先を決めます。
仕入れ先選びのチェックポイント
| 注文のしやすさ | ネットで24時間注文できるか |
| 配送スピード | 配送は早いか |
| 品揃え | 必要なメーカーの取扱いはあるか |
| 価格 | まとめ外割引きやポイント還元、送料無料などのサービスがあるか |
複数の業者を使い分けるのが一般的ですが、管理が煩雑になるのを防ぐため、メインの仕入れ先は1〜2社に絞るのがおすすめです。
特に衛生材料は、安さだけで選ぶと品質が悪く患者さんに不快感を与えることもあるため、サンプルを取り寄せて確認してから定期購入を決めると失敗しません。
ジョイパルでは、医療機器のほか衛生材料も取り扱っています。
必要なものをまとめて揃えたい方は、ぜひあわせてご相談ください。
https://joypal.jp/salelist/material/
接骨院・整骨院の備品・消耗品を購入できる主な場所3選

備品を揃える際は、すべてのアイテムを1か所で買う必要はありません。
「消耗品は安さ重視」「機器はサポート重視」というように、用途に合わせて購入先を使い分けるのが賢い方法です。
事務用品や一般消耗品は総合通販サイト
ボールペン、コピー用紙、洗剤、トイレットペーパーなどの一般的な消耗品は、Amazonやアスクルなどの総合通販サイトを利用するのが最も便利です。
総合通販サイトのメリット
| 配送が早い | 翌日配送が当たり前で、急な在庫切れに対応できる |
| 品揃えが豊富 | 文房具から掃除用具まで何でも揃う |
| 価格が安い | プライベートブランド(PB)商品などでコストを下げられる |
特に開業直後は「あれがない!」と気づくことが多々あります。
そんな時、スマホからすぐに注文できて翌日に届くスピード感は大きな助けになります。
専門的な医療用品以外は、こうしたサイトでまとめて購入するのも経費や労力の削減のコツです。
衛生材料や専門小物は医療用通販サイト
テーピング、鍼灸用品、フェイスペーパーなどの施術に関わる専門的な消耗品は、医療・介護用品が充実した通販サイト(モノタロウ、Ciメディカルなど)がおすすめです。
医療用通販サイトのメリット
| 専門商材が豊富 | 鍼の太さやテープの幅など、細かい規格を選べる |
| まとめ外がお得 | 業務用の大容量パックが安く手に入る |
| 関連商品が見つかる | 「これも必要だった」という専門用具に気づける |
ドラッグストアや総合通販では取り扱っていない専門メーカーの商品も、こうしたサイトなら確実に入手できます。定期的に消費するものは、お気に入りの商品を登録しておき、在庫が減ったらすぐに補充できる体制を整えておきましょう。
大型機器や開業セットは専門商社・ディーラー
施術ベッド、電気治療器、レセコンなどの大型機器や、開業準備の全体サポートが必要な場合は、専門商社・ディーラーに依頼するのが鉄則です。
通販サイトでは難しい「搬入設置」「デモ体験」「アフターメンテナンス」に対応してくれる点が最大のメリット。
例えば、創業25年以上・取引実績1,700件超のジョイパルは、機器の販売だけでなく、以下のようなトータルサポートが可能です。
- 医療機器ディーラーのため、開業相談や立地選定については無料でコンサル
- 新品だけでなく、予算に合わせた中古機器やレンタル・リースを柔軟に提案
- 医療機器から衛生材料まで一括で手配でき、準備の手間を大幅に削減
「どの機器を選べばいいかわからない」「資金計画に不安がある」という方にとって、豊富な実績を持つ専門商社・ディーラーは頼れるパートナー。
失敗できない開業準備は、プロのアドバイスを受けて慎重に進めましょう。
接骨院・整骨院の開業備品についてよくある質問FAQ
接骨院・整骨院の備品選びについて、開業準備中の多くの方が抱える疑問を紹介します。
開業資金を抑えるために中古機器を選んでも大丈夫?
信頼できる業者から購入すれば問題ありません。中古機器の購入は、初期費用を抑えるために有効な選択肢です。
ただし、ネットオークションや個人売買での購入はおすすめしません。「動作確認が不十分ですぐ壊れた」「保証がなく修理も断られた」といったトラブルが多いからです。
中古機器を選ぶ際は、必ず「メンテナンス済み」で「保証期間(3か月~1年程度)」がついている専門業者から購入しましょう。
ジョイパルのように、新品と中古の両方を扱っている業者であれば、予算に合わせて「ここは新品、ここは中古」といった柔軟な組み合わせ提案も可能です。
治療院での物販におすすめの人気グッズは?
患者さんに喜ばれやすく、かつ収益につながりやすい人気グッズには以下の特徴があります。
- 施術効果を持続させるもの・・・コルセット、サポーター、矯正インソール
- 自宅ケアを楽にするもの・・・湿布、冷却シート、セルフマッサージ器具
- 健康意識を高めるもの・・・枕、マットレス、サプリメント
特にサポーター類は、試着サンプルを用意しておくと購入率が上がります。「実際に着けてみて楽になった」という体験が、最も強力な購入動機になるからです。
まずは売れ筋の定番商品から少量ずつ仕入れ、患者さんの反応を見てラインナップを増やしていくのが失敗しないコツです。
備品の買い忘れや無駄遣いを防ぐコツは?
最も効果的なのは、「場所ごとのシミュレーション」を行うことです。
図面を見ながら、患者さんが来院してから帰るまでの動線を歩いてみてください。
「ここで靴を脱ぐ(スリッパがいる)」「ここで上着を掛ける(ハンガーがいる)」「施術後に鏡を見る(鏡がいる)」といった具合に、具体的な行動をイメージすると必要なものが見えてきます。
また、本記事で紹介したチェックリストを活用し、購入済みのものを消し込んでいくのも有効です。
無駄遣いを防ぐためには、決して「なんとなく」で買わず、優先順位リストに従って「必須」なものから順に予算を割り振ることを徹底してください。
接骨院・整骨院の開業備品を漏れなく揃えて万全のスタートを
接骨院・整骨院の開業には、施術機器から事務用品まで膨大な備品が必要です。準備不足で慌てないよう、計画的に進めることが成功のカギとなります。
本記事のまとめ
- 場所別チェックリストを活用して買い忘れを防ぐ
- 「必須」と「後回し」の優先順位をつけて予算を守る
- 大型機器は新品・中古・リース・レンタルを柔軟に使い分ける
- 消耗品は通販、重要機器は専門商社と購入先を賢く選ぶ
消耗品や文具は通販サイトで手軽に揃えられますが、失敗できない医療機器選びや、開業全体の資金計画については、プロのアドバイスを受けるのが最も近道です。
創業25年以上、取引実績1,700件超の「ジョイパル」なら、医療機器の販売・レンタルはもちろん、立地選定から資金調達まで、コンサル料無料でトータルサポートいたします。
「何から手をつければいいかわからない」「予算内で最適な機器を提案してほしい」とお考えの方は、まずはジョイパルのLINE公式アカウントへご登録ください。
万全の準備を整えて、理想の接骨院・整骨院開業を実現しましょう。
接骨院・整骨院を開業する方にとって「どんな機器を導入すればいいか」は最大の悩みどころではないでしょうか。
現在の接骨院・整骨院経営は保険請求だけではなかなか立ち行かない時代であり、自費メニューの展開も見据えた戦略的な機器選定が欠かせません。
本記事では、全国1,700件以上の開業支援実績を持つ「ジョイパル」の視点から、失敗しない機器の選び方とおすすめ機種を解説します。
接骨院・整骨院の開業に必要な情報については「柔道整復師が開業するには?必要な条件・手続き・費用をわかりやすく解説」の記事で詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。
https://joypal.jp/judo-therapist-practice-opening/
接骨院・整骨院の機器選びで失敗しないための3つの基準

接骨院・整骨院を開業する際、どの機器を選ぶかは経営の安定を左右します。「何となく良さそう」で選ぶのではなく、明確な基準を持って選定することが必要です。
失敗しないための判断基準は以下の3つです。
- 「誰のどんな悩みを解決するか」自院の強みから逆算して選ぶ
- 自身の技術・経験と照らし合わせ、使いこなせるか判断して選ぶ
- 院の規模やオペレーション効率に合わせて選ぶ
それぞれの基準について見ていきましょう。
「誰のどんな悩みを解決するか」自院の強みから逆算して選ぶ
接骨院・整骨院における機器選びの出発点は「ターゲット層の深い悩みを解決できるか」という視点をもつことです。
「なんとなく良さそう」という曖昧な理由で選ぶのではなく、自院のコンセプトや強みに合致した機器を選定します。その機器が、単価アップやリピートにつながる「経営の武器」となるかどうかが判断基準です。
自院のコンセプトと選ぶべき機器の例
- スポーツ外傷に特化:早期回復を促す微弱電流治療器
- 美容メニューを強化:引き締めや運動効果が期待できるEMSや筋膜リリース機器
- 慢性腰痛へのサポートが強み:深部まで届くハイボルテージやショックウェーブ
ターゲット層の悩みにダイレクトに応える機器を選ぶことで、満足度が上がり、自然と集客につながります。自院の強みを最大限に活かせる機器を選びましょう。
自身の技術・経験と照らし合わせ、使いこなせるか判断して選ぶ
どれほど高機能な機器であっても、施術者が使いこなせなければ宝の持ち腐れです。
自分自身の技術や経験と照らし合わせ、無理なく扱える機器かを見極めます。自分だけでなくスタッフでも再現性高く扱えるかも重要な視点です。
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機器タイプ |
技術習得の難易度 |
特徴 |
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矯正機器 |
高い |
トムソンベッドなどは熟練の技術が必要 |
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物理療法機器 |
低い〜中 |
操作がシンプルでスタッフも扱いやすい |
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検査機器 |
中〜高い |
エコー等は画像の読影スキルが必要 |
例えば、トムソンベッドなどの矯正機器は、施術者の技術習得が必須条件となります。十分な知識と技術がないまま導入しても、期待する効果は得られません。
逆に、操作がシンプルな機器であれば、スタッフ教育の負担も減ります。導入後の運用イメージを持ち、継続的に活用できる機器を選んでください。
院の規模やオペレーション効率に合わせて選ぶ
開業時の接骨院・整骨院の規模やスタッフ数も、機器選びの重要な要素です。
ワンオペ開業が増加する中、場所を取る機器や着脱に手がかかる機器を見送るケースも増えています。
限られたスペースと人員で、最大限の回転率を生む「時短・高効率」な機器を選ぶ視点が求められます。
例えば、装着が簡単なハイボルテージや、短時間で変化を感じやすいコンビネーション治療器は、ワンオペ院の強い味方です。
スタッフが多い場合は、複数の患者様を同時に施術できる機器を導入することで、回転率を高められます。
院の運営体制に合わせて、最適な機器を選びましょう。
【目的別】接骨院・整骨院経営を安定させるおすすめ機器の選び方

ここからは、目的別に医療機器トレンドを紹介します。患者様のニーズに応えつつ、経営を安定させる機器を選ぶことが成功への近道です。
注目すべき5つのカテゴリは以下のとおりです。
- 痛みの早期緩和で信頼を獲得し、継続的な施術へ誘導しやすい機器
- 早期回復とコンディショニングで、アスリート層のニーズを満たす機器
- 美容ニーズに応え、女性客の単価アップを実現する機器
- 患部の可視化と数値化で説明力を高め、通院継続率を向上させる機器
- 矯正やリラクゼーションで、患者満足度と定着率を高める機器
それぞれの特徴とおすすめの活用法を詳しく解説します。
痛みの早期緩和で信頼を獲得し、継続的な施術に誘導しやすい機器
激しい痛みをすぐに和らげたいという患者様のニーズに応えるには、即効性が期待できる機器が欠かせません。
深部の痛みにアプローチできる機器を導入することで、初回の施術で改善を実感してもらいやすくなります。結果として患者様の満足度向上につながり、継続的な施術のご提案がしやすくなります。
高い即効性が期待できるおすすめの機器
- ハイボルテージ:深部まで届く高電圧で疼痛を緩和する
- コンビネーション治療器:超音波と電気刺激を同時に与える
- 体外衝撃波:痛みに対し、組織の修復促進が期待できる
特に「トライレクトHV」は、ハイボルテージ、エムキューブ波、MCR(マイクロカレント)を1台に搭載した複合機です。省スペースでありながら多機能なため、痛みの緩和をはじめさまざまな施術ニーズに応える院の主力機器として活躍します。
https://joypal.jp/archives/sale/trilecthv/
実際に導入した方の使用体験談は、下記動画でご確認ください。
早期回復とコンディショニングで、アスリート層のニーズに応える機器
スポーツ現場やアスリートのケアでは、早期回復とコンディショニングに特化した機器が求められます。
試合に向けて調整したい、というニーズに応えるため、損傷部の回復をサポートする機器が人気です。コンパクト設計で持ち運びに便利なポータブルタイプも注目されています。
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機器の種類 |
期待できる主な効果 |
おすすめの用途 |
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微弱電流(マイクロカレント) |
組織修復・回復サポート |
急性期のケガ |
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ラジオ波 |
深部加温・柔軟性向上 |
コンディショニング |
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酸素ボックス |
疲労回復 |
全身のリカバリー |
中でも「フィジオアクティブHV2」は、コンパクトなボディにハイボルテージ電流と微弱電流機能を搭載しています。往診にも手軽に持ち運べるため、スポーツトレーナー活動を行う先生にも最適です。
弊社ジョイパルでも取り扱っています。
https://joypal.jp/archives/sale/physioactivehv2/
美容ニーズに応え、女性客の単価アップを実現する機器
女性層の集客とサービス拡充を図るなら「きれいになりたい」という女性の思いをサポートする機器の導入が選択肢となります。
むくみを取りたい、姿勢を良くしたいといった悩みには、エステ発祥の技術を応用した機器が活躍します。
女性に人気のケア・コンディショニング機器
- 筋膜リリース機器:吸引により筋膜の滑走性を改善する、血流を促進する
- EMS:電気刺激により筋肉を収縮させ、筋力維持をサポートする
- ラジオ波:温熱により代謝向上をサポートする
ファストトレーナーは、短時間・省スペースでトレーニングができる機器です。専用ラップを装着するだけで、忙しい女性でも気軽に利用できます。継続的なご利用につながりやすく、院の特色づくりに役立ちます。
弊社ジョイパルでもご用意しています。
https://joypal.jp/archives/sale/%e3%83%95%e3%82%a1%e3%82%b9%e3%83%88%e3%83%88%e3%83%ac%e3%83%bc%e3%83%8a%e3%83%bc/
患部の可視化と数値化で説明力を高め、通院継続率を向上させる機器
接骨院・整骨院で患者様の納得度を高めるためには、患部の状態を「可視化」することが重要です。
自分の体の状態を目で見て確認したいというニーズに対し、客観的なデータを示すことで説明力が飛躍的に向上します。
近年、客観的な評価を重視する観点から、下記を導入する院が増えています。
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機器の種類 |
可視化できる内容 |
活用のメリット |
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超音波観察装置 |
筋肉・腱・靭帯の状態 |
患部の状態を観察・共有できる |
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高精度体組成計 |
筋肉量・体脂肪率 |
体の変化を数値で追える |
エコー(超音波観察装置)は、画質の向上と低価格化が進み、導入のハードルが下がっています。患部の状態をリアルタイムで見せることで、施術計画への納得感が高まり、通院継続率の向上に寄与します。
https://joypal.jp/archives/sale/famubo-d/
ジョイパルでは、高性能体組成計について、中古品も含めて多数のラインナップを抱えています。ぜひお気軽にお問い合わせください。
矯正やリラクゼーションで、患者満足度と定着率を高める機器
痛みの緩和だけでなく、体のバランス調整や癒やしを求める患者様には、矯正やリラクゼーション効果が期待できる機器を使用した自費診療が有効です。
「体が軽くなる」「施術後にリラックスできる」といった体感価値を提供することで、治療目的だけでなく通いやすさを感じてもらいやすくなり、結果として通院の定着率向上につながります。
強い刺激を伴わず、横になったまま受けられる施術が多いため、体力に不安のある高齢者の方にも安心して利用いただけ、満足度向上に貢献します。
体のバランス調整とリラクゼーションに役立つ機器
- トムソンベッド:患者の体重を利用した身体調整施術をサポートする機器
- ウォーターベッド:水圧による全身のマッサージ
トムソンベッド(ゼニス440など)は、身体への負担が少ない調整施術が可能です。
自費の矯正メニューとして単価アップが見込める一方、施術者の技術力が求められるため、導入後の研修体制も考慮しましょう。
https://joypal.jp/archives/sale/zenith440/
経営視点で見る!機器の選び方が接骨院・整骨院にもたらすメリット

接骨院・整骨院における機器の導入は、単に施術の幅を広げるだけでなく、経営面でも大きなメリットをもたらします。
機器をうまく活用することで、収益構造の改善や集客力の向上、さらには施術者の負担軽減まで実現可能です。
ここでは、経営視点から見た3つの具体的なメリットを解説します。
手技と組み合わせて自費メニューへの移行・単価アップがスムーズになる
保険診療のみに依存した経営からの脱却において、接骨院・整骨院における機器の導入は強力な推進力となります。
手技のみの施術では、時間当たりの単価に限界がある場合があります。一方、機器を組み合わせた施術プランを提供することで施術の選択肢を広げ、患者ニーズに応じた自費メニューの構築が可能です。
機器を活用した自費メニュー例
- ハイボルト+手技:早期疼痛緩和コース(単価アップ)
- EMS+骨盤矯正:産後ケアコース(新規層開拓)
- 微弱電流+テーピング:スポーツコンディショニング(定期利用の促進)
例えば「ハイボルテージで痛みを抑えてから手技を行う」といった流れを作れば、短時間で高い効果が期待できます。結果として、患者様の満足度を上げながら、客単価の向上を実現しやすくなるのです。
地域で導入の少ない機器が他院との明確な差別化・集客のフックになる
競合が多い地域において「あの機械があるから行く」という来店動機を作ることは非常に重要です。
近隣の院にはない最新機器や珍しい機器を導入することで、強力な差別化ポイントになります。機器をアピールすれば、新規集客のフックとしても機能します。
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差別化につながる機器の例 |
アピールポイント |
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体外衝撃波 |
慢性的な痛みへのアプローチをサポート |
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酸素ボックス |
リカバリーサポート機器として訴求 |
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最新のEMS |
筋肉へのアプローチをサポート |
「地域初導入」などのキャッチコピーは、患者様の関心を引きつけます。他院との違いを明確に打ち出し、選ばれる院作りを進めましょう。
施術者の身体的負担を軽減し、長く安定した経営が可能になる
接骨院・整骨院経営を長く続けるためには、施術者自身の健康管理も欠かせない要素です。
すべての施術を手技だけで行おうとすると、指や腰への負担が蓄積し、怪我や体調不良のリスクが高まります。機器を適切に活用することで、身体的な負担を分散させることが可能です。
機器活用による負担軽減のメリット
- 指や腰への物理的な負担が減る
- 機器稼働中に休憩やカルテ記入ができる
- どのスタッフでも均質な施術が提供できる
機器に任せられる部分は任せることで、施術者は問診やコミュニケーションに注力できます。心身の余裕が生まれることで、サービスの質も向上し、結果的に安定した経営につながります。
機器は新品・中古・リース・レンタル?賢い導入比較

接骨院・整骨院に導入したい機器が決まったら、次は「どうやって導入するか」を検討する必要があります。
購入方法は主に「新品購入」「中古購入」「リース契約」「レンタル」の4つがあります。各導入方法のメリット・デメリットを以下の比較表にまとめました。
新品・中古・リース・レンタル?賢い導入方法の比較
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導入方法 |
初期費用 |
総支払額 |
所有権 |
特徴・メリット |
デメリット・注意点 |
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新品購入 |
高い |
最も安い |
あり |
最新機能が使え、メーカー保証も充実。長期的に見ればコスト安。 |
まとまった資金が必要。減価償却の事務処理が発生する。 |
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中古購入 |
安い |
安い |
あり |
初期費用を抑えられる。掘り出し物があればお得。 |
在庫限りで選べない。保証期間が短い。故障リスクがある。 |
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リース契約 |
0円 |
割高 |
なし |
初期費用0円で導入可。経費計上しやすく節税効果がある。 |
総支払額は購入より高くなる。途中解約ができず審査が必要。 |
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レンタル |
0円〜 |
割高 |
なし |
短期利用が可能。気に入らなければ返却できる。 |
長期利用すると割高になる。機種が限定される場合がある。 |
開業時は手元の現金を残しておくことが重要です。そのため、初期費用がかからない「リース契約」を選ぶケースが多く見られます。
一方で、長く使う主力機器であれば、総支払額が抑えられる「新品購入」や、状態の良い「中古購入」も選択肢に入ります。
まずは複数のパターンでシミュレーションを行い、無理のない資金計画を立てることが大切です。
ジョイパルでは、これらの導入方法を含めた資金計画の相談も承っています。
接骨院・整骨院の機器の選び方に関するよくある質問
接骨院・整骨院における機器の選び方についてよく聞かれる疑問にお答えします。
開業時に必要な医療機器一式の費用相場はどれくらいですか?
接骨院・整骨院開業時に揃える機器の費用は、導入する数やスペックによって大きく異なりますが、一般的には 200万円〜600万円程度が相場と言われています。
最低限の物理療法機器(低周波、干渉波など)やベッド、ホットパックなどの基本セットであれば200万円程度から可能ですが、自費メニューを強化するためにハイボルテージや超音波治療器、EMSなどを追加すると、300万円〜600万円程度の予算を見込む必要があります。
予算オーバーを防ぐためには、最初に「絶対に外せない機器」と「あったら良い機器」を明確に分けることが重要です。まずは必須機器から揃え、経営が軌道に乗ってから追加導入するのも賢い方法です。
特に高額な自費メニュー向け機器は、開業後の患者ニーズを見極めてから段階的に導入することも検討しましょう。
「開業時の資金については「接骨院・整骨院・整骨院開業費用は最低いくら必要?資金ゼロ・開業費用を抑えるポイント」で詳しく解説しています。
https://joypal.jp/osteopathic-clinic-opening-costs/
中古医療機器とリース契約、結局どちらがお得ですか?
「お得」の定義によりますが、総支払額を抑えたいなら中古、初期費用を抑えてキャッシュフローを重視するならリースがお得と言えます。
中古機器は安く購入できますが、故障時の修理費が高額になるリスクがあります。一方、リースは月々の支払いが経費として計上できるため、節税効果が見込めます。
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比較項目 |
中古購入 |
リース契約 |
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重視する点 |
総支払額の安さ |
資金繰りの安定 |
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向いている人 |
修理リスクを許容できる人 |
開業資金を温存したい人 |
接骨院・整骨院の開業直後は予期せぬ出費が発生しやすいため、手元の現金を残せるリース契約を選ぶケースが多いです。ご自身の資金状況に合わせて選びましょう。
狭いテナントの接骨院・整骨院にもおすすめの機器は何ですか?
接骨院・整骨院のスペースが限られている場合、1台で複数の機能を備えた「複合機」や、場所を取らない「ポータブル機」がおすすめです。
大型の機器を導入すると、動線が悪くなり、施術効率が下がる恐れがあります。コンパクトでも高単価メニューが作れる機器を選びましょう。
狭いテナントにおすすめの機器
- 複合治療器:ハイボルト、EMS、MCRなどが1台に集約
- ポータブルエコー:タブレット型で持ち運び自由
- ハンディ型マッサージ機:筋膜リリースなどを手軽に実施
例えば、複合機であれば、急性期の痛みへのアプローチから、慢性的な身体の不調へのケアまで、幅広い施術ニーズに対応できる可能性があります。
省スペースで最大限の売上を作るための機器選定が、狭小テナントでの成功のカギとなります。
接骨院・整骨院の機器の選び方で迷ったらジョイパルで見学・体験を
本記事では、接骨院・整骨院の機器選びの基準やトレンド、導入方法について解説しました。
失敗しない機器選びで最も重要なのは「誰のどんな悩みを解決したいか」という自院のコンセプトを明確にすることです。
「流行っているから」「安かったから」という理由だけで選ぶと、無駄な投資になってしまうリスクがあります。ターゲット層のニーズに合致し、経営の武器となる機器を選定してください。
また、カタログスペックだけで判断せず、必ず「実機体験」をすることをおすすめします。
実際の操作感や患者様への当たり心地は、触ってみないと分かりません。自分自身の体で変化を実感し、納得した上で導入することで、自信を持って患者様に提案できるようになります。
株式会社ジョイパルでは、本社倉庫(千葉県松戸市)のご見学が随時可能です。
1,700件以上の開業支援実績を持つプロ・ジョイパルが「あなたの院に本当に必要な機器」をアドバイスします。
まずはLINE登録して、見学・体験のご予約や無料の開業相談をお申し込みください。
ジョイパルでは、このような質問をよくいただきます
| Q1 | 接骨院、接骨院の開院を検討中だけど、どこで開業するとよいでしょうか? |
|---|---|
| Q2 | 医療機器の購入を検討しているのですが・・・ |
| Q3 | 費用対効果の高い医療機器について聞きたいです! |
| Q4 | 中古医療機器の購入を考えているのですが・・・ |
| Q5 | 今まで以上に 患者さんの集客を考えていますが、どうすれば良いですか? |
| Q6 | 店舗を 患者さんが利用しやすいようにリフォームしたいのですが・・・ |

