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「整骨院って病院じゃないの?」
そんな疑問を持ったことはありませんか?
確かに、ケガをしたときに通うことがある整骨院は、見た目も雰囲気も病院に似ていて、健康保険証が使える場合もあります。
でも実は、整骨院は医療機関ではなく、保険が使える範囲も限られているんです。
これから整骨院の開業を考えている方にとって、「整骨院が医療機関ではない」ということを正しく理解しておくことは、大切です。
制度のしくみを知らずに開業してしまうと、トラブルや誤解、最悪の場合は保険請求のトラブルに発展することも…。
この記事では、以下のような内容をわかりやすく解説します。
- 整骨院と医療機関の違い
- 健康保険が使える条件・使えないケース
- 開業前に押さえておきたい注意点
接骨院・整骨院がどんな施設か理解したい方は、ぜひ最後までご覧ください。
整骨院はなぜ医療機関ではないのか?
整骨院(接骨院)は、一般的に「病院と同じようなもの」と思われることが多いですが、実は医療機関ではありません。
施術を行うのは柔道整復師という国家資格を持った専門職ですが、医師ではないため、診断や投薬などの医療行為は行えません。
整骨院は「施術所」であり、病院とは異なる
整骨院は、捻挫や打撲、骨折などに対して、手技による施術を提供する場所です。
医療機関と異なり、レントゲン検査や薬の処方はできませんし、「この痛みは○○という病気です」といった診断もできないため、必要に応じて医師との連携が必要になります。
整骨院では対応できない疾患がある
たとえば、腰の痛みで整骨院を訪れたとしても、その原因が内臓疾患にあれば、整骨院では対処できません。
そういったケースでは、整形外科や内科といった医療機関の受診が適切です。
整骨院と整形外科や整体院の違いをあらかじめ知っておくことで、患者さんからの信頼にもつながります。
整骨院で健康保険が使えるケースとは?
整骨院では一部の症状について、健康保険を利用することが可能です。
ただし、その適用範囲は想像よりも限られており、しっかり確認しておくことが大切です。
健康保険が適用される主なケース
保険適用となるのは、以下のような急性または亜急性の外傷性のケガです。
- 捻挫や打撲
- 挫傷(肉離れなど)
- 骨折や脱臼(※医師の同意が必要)
これらに該当すれば、柔道整復師の施術に対して保険が適用されます。ただし、骨折や脱臼については医師の同意がない場合、保険扱いにはなりません。
保険が使えないケースも意外と多い
反対に、以下のような症状は保険対象外となります。
- 慢性的な肩こりや腰痛
- 疲労回復を目的としたマッサージ
- 医療機関と同時並行で通院している場合
- 交通事故や数年前の古傷による痛み
こういった施術は全額自己負担となるため、注意が必要です。
保険が使えるかどうかは、患者さんにも丁寧に説明できるようにしておきましょう。
整骨院の施術と「療養費制度」のしくみ
整骨院で保険が適用されるといっても、病院とまったく同じ制度ではありません。
実際には「療養費制度」という仕組みで取り扱われます。
療養費制度とは?
整骨院は保険医療機関ではないため、本来であれば施術費をいったん全額支払い、あとで保険組合に請求するのが原則です。
ただし、現在は「受領委任制度」が導入されており、あらかじめ手続きをすれば病院と同じように窓口で3割負担で施術が受けられます。
出典:和歌山県|はり、きゅう及びあん摩マッサージ指圧の受領委任について
施術内容を確認して「療養費支給申請書」に署名する必要がある
この制度を使うには、患者が施術内容を確認したうえで「療養費支給申請書」に署名する必要があります。
もし、誤った申請書に署名してしまうと、それは不正請求につながりかねません。内容は必ず確認し、明細付きの領収書の発行もお願いするようにしましょう。
整骨院の開業を目指すなら、制度理解と経営準備の両方が必要である
整骨院を開業したいと考えている方にとって、「医療機関ではない」という制度的な位置づけを正しく理解しておくことは大前提です。
しかし、それだけで成功できるほど現実は甘くありません。
集客・広告・費用の知識が必要
たとえば、「技術さえあれば大丈夫」と思っていたけど、患者さんが来ない、「いい場所に開いたつもりが失敗だった」など、整骨院は儲からないと言われる背景には、共有するポイントがあります。
特に、保険収入だけに頼ると不安定になりがちです。
最近では、自費メニューの導入で収益を安定させる整骨院が増えています。
整骨院の開業を考えているなら、ジョイパルに相談してみませんか?
制度の理解に加え、立地・集客・資金計画など、実際の開業には多くの準備が必要です。
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ジョイパルでは、
- 人口動態や競合をもとにした開業エリアの選定
- 自己資金+融資を考慮した資金計画の立案
- 整骨院の内装デザインや設備設計の提案
- チラシやホームページ、MEO対策などの集客支援
- 自費施術メニュー構築のサポート
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など、開業前後の不安をトータルで支援しています。
「失敗しない整骨院開業をしたい」「将来に不安のない経営を目指したい」
そんな方は、ぜひ一度ジョイパルにご相談ください。あなたの夢を、私たちが全力でサポートいたします。
以上、「整骨院は医療機関ではない?健康保険との関係や開業前に知っておきたいこと」でした。
整骨院や接骨院をこれから開業する方にとって、ロゴをどうやって作るべきか考えていませんか?
ロゴは看板や名刺、Webサイトなどあらゆる場面で使われ、患者さんに与える第一印象を大きく左右します。
「どんなデザインにすれば整骨院らしさが伝わるのか?」「自分で作るか、プロに頼むべきか?」
整骨院を開業しようと考えている人が、まず考える課題でしょう。
この記事では、整骨院・接骨院・整体院向けのロゴデザインの事例や参考サイト、色やモチーフの選び方、作成時の注意点まで、丁寧に解説します。
これからロゴを決める方は、ぜひ参考にしてください。
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整骨院のロゴデザインの参考サイト
整骨院のロゴデザインを検討中の方に向けて、実際のデザイン事例を多数掲載している参考サイトをご紹介します。
今回紹介するサイトでは、整骨院や接骨院に適したロゴマークを閲覧・購入することが可能です。デザインの方向性やイメージを固める際に、ぜひ活用してみてください。
ロゴマーケット
出典:ロゴマーケット|「整骨院」のロゴマーク一覧 | ロゴ制作・販売
ロゴマーケットは、国内最大級のロゴ販売サイトで、28,000件以上のオリジナルロゴを取り扱っています。プロのデザイナーが手掛けた高品質なロゴが多数掲載されており、整骨院や接骨院に適したデザインも豊富に揃っています。
購入後は、色やフォントの変更などのカスタマイズにも対応しており、修正回数は無制限です。価格帯は29,800円(税込32,780円)から79,800円(税込87,780円)まで幅広く設定されており、予算に応じて選択できます。
ロゴタンク
ロゴタンクは、13,200円(税込)から購入可能なロゴ販売サイトで、業種別にデザインが分類されており、整骨院や接骨院向けのロゴも多数掲載されています。
購入後は、色やフォントの変更などのカスタマイズにも対応しており、納品形式もAI、PDF、JPGなど多様です。また、著作権譲渡も含まれているため、安心して使用できます。
これらのサイトを活用することで、整骨院や接骨院に適したロゴデザインを効率的に選定・購入することができます。開業準備やリニューアルを検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。
整骨院のロゴを作成する方法と注意点
ロゴのイメージがある程度固まってきたら、次は実際に「どうやって作るか」を考える段階です。
整骨院のロゴは、一度作ったら何年も使い続けることになるため、作成方法や注意点もしっかり押さえておきましょう。
自分でロゴを作る方法(無料ツールの活用)
費用を抑えたい場合は、無料のロゴ作成ツールを使って、自分でデザインすることも可能です。
ブラウザ上で使えるものが多く、専門的なソフトがなくても簡単に始められます。
以下は、ロゴ制作でよく使われるツールで、初心者でもかんたんに使えます。
- Canva(キャンバ)
- Shopifyロゴメーカー(Hatchful)
- Adobe Express
それぞれ、紹介します。
Canva(キャンバ)
出典:Canva
Canvaは、豊富なテンプレートと直感的な操作で人気のデザインツールです。商用利用も可能ですが、以下の点に注意が必要です。
- 商用利用: 基本的に可能です。
- 注意点:
- テンプレートや素材を無加工で使用することは避けましょう。
- 商用利用は可能ですが、Canvaで作成したロゴの商標登録は原則として認められていません。
- 他のユーザーと同じテンプレートを使用する可能性があるため、オリジナリティを出すためにはカスタマイズが必要です。
詳細な情報は、Canvaの利用規約や公式ヘルプページを参照してください。
参考:Canvaを使って販売用のデジタルおよび物理的な製品をデザインする
Shopifyロゴメーカー(Hatchful)
出典:Shopify
Shopifyが提供するHatchfulは、業種やデザインスタイルを選択するだけで、簡単にロゴを作成できるツールです。
- 商用利用: 可能です。
- 注意点:
- アカウント登録をしないと、作成したロゴをダウンロードできません。
- 提供されるデザインのカスタマイズ性は限定的で、他のユーザーと似たデザインになる可能性があります。
詳細な情報は、Hatchfulの公式サイトや利用規約を確認してください。
Adobe Express
Adobe Expressは、Adobeが提供するデザインツールで、豊富なテンプレートと編集機能が特徴です。
- 商用利用: 基本的に可能です。
- 注意点:
- 一部の素材には商用利用に制限がある場合があります。
- テンプレートや素材を無加工で使用することは避けましょう。
- Adobe Stockの素材を使用する際は、ライセンスの範囲を確認してください。
詳細な情報は、Adobe Expressの公式サイトや利用規約を参照してください。
参考:Adobe Expressは商用利用OK?注意点や禁止事項をご紹介
無料のロゴ作成ツールは、整骨院や接骨院の開業時に手軽にロゴを作成できる一方で、商用利用に際しては各ツールの利用規約を確認し、適切に使用することが重要です。特に、テンプレートや素材の使用方法、商標登録の可否などに注意を払いましょう。
自作の場合は、文字が読みやすいか・印刷しても見えるかなど、実際に使用する場面を意識して調整しましょう。
デザイナーや制作会社に依頼する方法
「時間がない」「プロに仕上げてもらいたい」という方には、ロゴ制作を外部に依頼する方法がおすすめです。
費用は数万円〜数十万円と幅がありますが、ヒアリングをもとに院のコンセプトをしっかり反映したロゴを作ってもらえるメリットがあります。
以下は、依頼時のポイントです。
- 過去の実績(特に医療・治療系の経験)をチェック
- 修正回数や納期、データ形式などを事前に確認
- 看板やチラシなどにも使えるよう、複数の用途で展開できるか相談
実際に、整骨院や接骨院のロゴデザインをプロに依頼する際は、クラウドソーシングサービスを活用する方法が一般的です。
ここでは、特に利用者の多い3つのサービスをご紹介します。初めて依頼する方でも使いやすく、それぞれに特徴がありますので、自院に合った方法を検討してみてください。
実際に依頼したい場合には、以下で外注すると良いでしょう。
- ココナラ
- ランサーズ
- クラウドワークス
それぞれ解説します。
ココナラ
出典:ココナラ
ココナラは、個人・法人問わず幅広いデザイナーが登録しているサービスで、料金やデザインの雰囲気に合わせて依頼先を自由に選べるのが特徴です。
商用利用や著作権の扱いは出品者によって異なるため、事前にしっかり確認しておくと安心です。
また、修正回数の上限や納品データの形式(例:AI・PNG)も出品者ごとに設定されているため、こちらも事前に確認しておくことをおすすめします。
ランサーズ
出典:ランサーズ
ランサーズでは、コンペ形式を利用して、複数のデザイナーから実際のロゴ案を受け取った上で選ぶことができます。
「たくさんのデザインを見比べたい」「いろいろなスタイルを検討したい」という方には特におすすめです。
ただし、選んだロゴをそのまま使う場合でも、著作権の譲渡条件は契約時にしっかり取り決めておく必要があります。その点だけ注意しましょう。
クラウドワークス
出典:クラウドワークス
クラウドワークスでは、ランサーズと同様にコンペ形式が利用できるほか、特定のデザイナーと直接やり取りしながら進める「プロジェクト形式」も選べるのが特徴です。
柔軟なスタイルで進めたい方や、今後も継続的にデザインをお願いしたいと考えている方には特に向いています。
依頼時には、納品形式や著作権の扱いについて明確にしておくことが大切です。
これらのサービスを活用すれば、整骨院・接骨院のコンセプトや雰囲気に合ったロゴを、効率的かつ安心して依頼することが可能です。
依頼前には、予算・納期・希望するデザインのイメージなどを整理しておくと、スムーズにやり取りが進みます。
整骨院のロゴ制作で注意したいこと
ロゴは見た目の印象だけでなく、使い方や権利の面でも注意が必要な“資産”です。
せっかく作ったロゴが後から使えなくなったり、トラブルに発展したりしないよう、以下のポイントを押さえておきましょう。
商標登録されていないか確認する
ロゴを制作する前に、他の整骨院や企業がすでに商標登録していないかを確認しておくことが大切です。
たとえば、よくあるモチーフや業種名をそのまま組み合わせたロゴは、意図せず他院と似たデザインになるリスクがあります。
万が一、類似のロゴがすでに商標登録されていた場合、自院のロゴが「権利侵害」とみなされるおそれがあります。
- 商標チェックは「J-PlatPat(特許情報プラットフォーム)」で無料で調べられます。※ロゴ画像では検索できませんが、文字列(名称)による検索は可能です(例:「〇〇整骨院」や「〇〇接骨院」など)
- 将来的にロゴを看板・Web・広告など幅広く使いたい場合は、自院で商標登録を検討するのも安心です。
著作権に関するルールを守る
フリー素材やテンプレートをそのまま使ったロゴは、一見便利に見えますが、著作権上のリスクがある場合があります。
- CanvaやAdobe Expressなどで提供されているテンプレートやアイコン素材は、商用利用OKでも「無加工使用NG」というケースがあります。
- 無断で画像やフォントを使用したロゴは、第三者の著作権を侵害する可能性があります。
安全に使えるロゴにするためには、
- 使用する素材やフォントの「利用条件」を事前に確認する
- オリジナル要素(レイアウトや配色)を加える
- 心配であれば完全オリジナルで制作するか、プロに依頼する
ことをおすすめします。
ロゴデータの形式を確認する
ロゴはさまざまな場面で使うため、使い分けに適したデータ形式での保存と管理が必要です。
- Web用(PNG/JPEG):軽量で表示が早いが、拡大に弱い
- 印刷用(AI/PDF):高解像度で拡大しても劣化しない
- 背景透過版(PNG):看板やチラシなどで背景になじませたいときに使える
ロゴを制作する際は、「どんな形式で納品されるか」を事前に確認しておくことが大切です。
特に外注する場合は、AI形式(Illustratorデータ)での納品を希望する旨を明記しておくと安心です。
長く使えるロゴを意識して作る
ロゴは整骨院の「顔」です。一度決めたら、数年、あるいは十数年使い続けるケースも少なくありません。
そのため、デザインを考える際は以下の点も意識しましょう。
- 流行に左右されすぎない、シンプルでわかりやすいデザインにする
- 拡大・縮小しても読みやすく、看板や名刺でもバランスよく見える構成にする
- 色数を絞って、印刷コストが抑えられるよう配慮する
こうした視点でロゴを考えると、将来的にWebサイト・SNS・チラシ・看板など幅広く活用できる、ブレないブランドになります。
整骨院のロゴにおすすめのデザイン要素
ロゴを考えるときに、「どんなマークや色を使えば整骨院らしくなるのか?」と悩む方は多いと思います。
ここでは、整骨院や接骨院のロゴでよく使われるモチーフ(図柄)やカラーなど、デザインのポイントをご紹介します。
よく使われるモチーフ(図柄)
整骨院のロゴでは、以下のようなモチーフがよく使われています。
- ハート:やさしさ、思いやり、患者さんへの温かい対応をイメージさせます
- 手・手のひら:手技による施術を象徴し、「丁寧な施術」を連想させます
- リーフ(葉)・ツリー(木):自然・癒し・健康といった印象を与えます
- 十字マーク(+):医療や治療のイメージを強調できます(※赤十字と混同しないよう注意)
「整骨院の特徴をどう表現するか?」を考えながら、こうしたモチーフを組み合わせると、自院らしさが伝わるロゴになります。
色選びで印象が変わる
ロゴの印象を大きく左右するのが色の選び方です。
患者さんに「安心できそう」「清潔感がある」と感じてもらうには、以下のような色がよく使われています。
- ブルー系:清潔感・誠実さ・信頼感
- グリーン系:癒し・自然・穏やかさ
- ホワイト×ナチュラルカラー:落ち着き・やさしさ・安心感
- オレンジ系やピンク系:親しみやすさ・明るさ(女性・お子さん向けにも◎)
強すぎる色(原色の赤や黒など)は、やや強い印象になってしまうため、使う場合はアクセント程度にとどめるのがポイントです。
整骨院・整体の違いを意識した表現も
整骨院や接骨院は国家資格のもとで施術を行いますが、整体院との違いが一般の方に伝わりづらいこともあります。
そのため、「安心感」や「国家資格の信頼性」を表現するデザインを選ぶことで、差別化にもつながります。
たとえば、
- 落ち着いたトーンの色をベースに
- プロフェッショナルさを感じさせるフォント(書体)を使う
- 医療っぽさと親しみやすさをバランスよく表現する
こうした工夫をロゴに込めることで、整骨院としての信頼感を伝えることができます。
整骨院のロゴが重要な理由とは?
整骨院のロゴは、ただの「マーク」や「飾り」ではありません。
患者さんが院に対して最初に持つ印象を大きく左右する、いわば“整骨院の顔”のような存在です。
たとえば、ホームページを見たとき、看板を目にしたとき、名刺を受け取ったときなど、ロゴはさまざまな場面で患者さんの目に入ります。そのたびに「この整骨院、なんだか感じがいいな」と思ってもらえれば、それだけで信頼感や安心感につながります。
また、ロゴがあることで、整骨院の「コンセプト」や「雰囲気」が視覚的に伝わりやすくなります。たとえば、やさしさや清潔感、自然とのつながりなど、言葉にしづらいイメージもロゴならしっかり表現できます。
開業後の看板・チラシ・ホームページ・SNSなど、どこにでも使えるロゴは、長く使える資産でもあります。だからこそ、「なんとなく」で決めずに、しっかり考えておくことが大切です。
ロゴ以外の準備も不安な方へ|整骨院開業は「ジョイパル」に相談
ロゴのデザインだけでなく、
「どのエリアで開業すべきか・・整骨院の開業の流れを知りたい」
「整骨院の内装や設備はどう決めたらいいのか?」「整骨院の広さはどれくらいが良いのか」
「保健所や届け出の手続きがよくわからない…」「整骨院の開業費用も気になるし、助成金や補助金なども活用したい」
など、開業準備ではさまざまな不安や疑問がつきものです。
そんなときは、整骨院・接骨院の開業支援を専門に行っている「ジョイパル」に相談してみてはいかがでしょうか。
ジョイパルでは、物件選びから内装工事、書類の準備、資金計画まで、開業に必要な工程をトータルでサポートしてくれます。
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以上、整骨院・接骨院のロゴに関する解説でした。
整骨院や接骨院の開業、またはリニューアルを考えている方にとって、内装のデザインやレイアウトは悩みどころではないでしょうか。
「どんな色を選べば患者さんに好印象なのか」「どこまで設備基準を守ればいいのか」「予算内でおしゃれに整える方法は?」など、考えるべきポイントは意外と多くあります。
本記事では、整骨院・接骨院の内装について、
- 開業時に押さえておきたい基準
- おしゃれな内装にするためのデザインのコツ
- スムーズな運営につながるレイアウトの工夫
- 内装工事の費用相場とコストを抑える方法
といった実用的な情報を、具体例を交えながらわかりやすく解説します。
これから院づくりを始める方も、内装リニューアルで集客や満足度を高めたい方も、ぜひ参考にしてください。
整骨院・接骨院の内装に必要な基準とは?
「内装にこだわりたいけど、法律的にどこまで自由が利くのかわからない…」
そんな疑問を持つ方も多いのではないでしょうか?
整骨院や接骨院を開業する際には、最低限クリアすべき“構造設備基準”があります。デザインを優先しすぎて基準を満たせなければ、保健所の許可が下りず開業できないリスクも。ここでは、必ず押さえておきたい基本ルールを紹介します。
施術室・待合室の広さ
まず重要なのは、必要な面積を確保することです。
- 施術室は6.6㎡(約2坪)以上
- 待合室は3.3㎡(約1坪)以上
このサイズ感がイメージしづらい場合は、
「施術ベッド1台分のスペース+施術者が横に立てる余裕」があるかを基準に考えるとわかりやすいです。
たとえば、ビルの一室を改装する場合、「個室をたくさん作ろう」と思って無理に区切ると、基準に満たなくなることもあるため注意が必要です。
▼ポイント
レイアウトを考える前に、図面に面積を明記しておくことが重要です。整骨院の広さについては、別記事が参考になります。
換気や衛生設備
「空気がこもっている」「なんとなく不衛生に感じる」
そう感じさせてしまえば、リピートにはつながりません。
整骨院には、次のような換気・衛生管理に関するルールがあります。
- 施術室の7分の1以上が外に開放できる(または換気設備の設置)
- 手指消毒用設備や流し台の設置(義務ではないが推奨)
特に近年は感染症対策にも関心が高まっており、
空気清浄機・CO2センサーの導入なども患者から好印象です。
▼補足
厚生労働省の定める構造基準に加え、保健所ごとに細かな指導内容が異なることもあるため、必ず開業地の保健所に確認を取りましょう。
バリアフリー対応とプライバシー配慮
あなたの院には、車いす利用者や高齢の患者さんも来院される予定はありますか?
そうであれば、バリアフリー設計は集客・信頼の面で欠かせない要素になります。
たとえば
- 入口に段差があるなら、スロープや手すりを設置
- 院内移動を考慮して、幅80cm以上の通路確保
- 自動ドアやバリアフリートイレの導入
これらは一見コストがかかるように見えますが、“通いやすさ”が口コミで広がる武器にもなります。
また、プライバシーの配慮も重要です。ベッドを複数置く場合は、
- カーテンで1人ひとりの空間を区切る
- 受付や待合での個人情報(保険証など)が他人に見えないよう設計
など、ちょっとした気遣いで安心感がグッと高まります。
整骨院をおしゃれな内装にするためのデザインポイント
「新規の患者が増えない」「リピーターが定着しない」などの悩みを抱えていませんか?
もしかすると、その原因は“内装の印象”かもしれません。整骨院の内装は、患者の第一印象を決め、信頼感・安心感・通いやすさを左右します。
ここでは、集客につながる内装デザインの具体的なポイントを紹介します。
カラー選びの基本(ブルー/グリーン/ホワイトなど)
整骨院の雰囲気は、「色」で大きく変わります。色は感情に働きかける要素だからこそ、誰に来てほしいか(ターゲット)を明確にしたうえで選ぶことが大切です。
- ブルー系(信頼感・清潔感)
→ビジネス街にある整骨院などで、男性客の多い店舗におすすめ。壁やカーテンに淡いブルーを使うと、落ち着いた印象を与えます。
- グリーン系(安心・癒し)
→住宅街の整骨院など、主婦層や高齢者が多い地域にぴったり。観葉植物+薄いグリーンのアクセントクロスを組み合わせると、自然な安らぎを演出できます。
- ホワイト系(清潔感・信頼)
→施術スペースや受付を白基調に統一すると「病院らしさ」と「安心感」の両方が得られます。ただし、冷たい印象にならないよう、木目の床材や暖色系の照明で温かさを加えるのがコツです。
- ピンク・オレンジ系(親しみ・明るさ)
→お子さん連れや女性向けの院では、ピンクのクッションやオレンジのアクセントクロスなどが有効。明るく、柔らかい雰囲気を演出できます。
▼ワンポイントアドバイス
色の組み合わせに迷ったら、「ベースカラー7:メインカラー2.5:アクセントカラー0.5」の比率が王道です。
自然素材・木目調を活かす
「整骨院らしくない、カフェみたいで入りやすいですね!」
そんな声が聞こえてくるような、温もりのある内装を作りたいなら、木目調のデザインや自然素材の導入が効果的です。
たとえば…
- 受付カウンターを木目の板張りに変更
- 白壁+木目のフローリング+間接照明
- 壁面に観葉植物と木製棚を設置
これだけで、従来の“冷たい雰囲気の整骨院”から、“温かみのある安心空間”へと印象がガラッと変わります。
特に、患者が緊張しやすい初診時や長時間過ごす待合室には、この「リラックス感」が重要です。
照明やインテリアの工夫
「清潔感はあるけど、なんか居心地が悪い…」
そんな印象を持たれてしまうのは、多くの場合、照明の使い方が原因です。
- 受付・通路:昼白色(白い光)で明るさ重視
→信頼感・清潔感を与える光。はじめて来院する患者の不安を和らげます。
- 施術室・待合室:電球色でやわらかい雰囲気に
→リラックス効果のある光で、居心地の良さ・安心感がアップ。リピート率にも直結します。
+αの工夫として…
- 壁に自然風景のアートパネルを飾る
- アロマディフューザーで香りの演出をする
- 雑誌ラックやウォーターサーバーで“待ち時間対策”
このような小さな工夫を積み重ねることで、「また来たい」と思ってもらえる整骨院になります。
整骨院の内装のデザイン・レイアウト事例
実際に整骨院で採用されている内装デザインやレイアウトの事例を紹介します。
色使いや設備配置など、具体的な工夫が視覚的にわかるため、開業やリニューアルの参考にしやすい内容です。
事例①店舗デザイン.com
出典:店舗デザイン.com
「店舗デザイン.com」は、全国の店舗出店者と内装デザイン会社をつなぐマッチングサイトです。10,000件以上のデザイン事例を掲載し、飲食店や整骨院など多様な業種の内装デザインを閲覧できます。
施主は匿名で依頼内容を登録し、複数のデザイン会社と商談が可能です。
また、商談管理機能により、メッセージのやりとりや資料の共有、ステータスの管理が一元化され、スムーズなコミュニケーションを取ることができます。
事例②Ai空間デザイン室
「Ai空間デザイン室」は、千葉県を拠点に店舗デザインや住宅リノベーションを手がけるデザイン会社です。創業以来20年間で244店舗の工事実績があり、整骨院や鍼灸院の内装デザインも多数手がけています。
お客様とのコミュニケーションを重視し、「思いをカタチにする」ことをモットーに、デザインから施工まで一貫して対応しています。
また、ブランディングや名刺制作など、店舗運営に必要な要素もトータルでサポートしています。
事例③フルサポキュア
「フルサポキュア」は、整骨院や鍼灸院などの治療院専門の内装施工会社です。設計から施工までを一括で請け負い、仲介費用がかからないため、他社よりも安価に施工が可能です。
保健所の検査ポイントを熟知し、集客を考えたレイアウトやイメージを提案。また、施工の工程や価格の透明性を重視し、明確な工程表や詳細な見積もりを提示しています。
引き渡し後のフォローも万全で、安心して任せられる施工会社です。
整骨院内の設備レイアウトで気をつけたいこと
内装デザインが整っていても、動線が悪い・収納が足りない・受付がごちゃごちゃしている…。
そんな整骨院では、患者さんに「なんか通いづらい」と思われてしまう可能性があります。
ここでは、日々の業務がスムーズに回り、患者さんにとっても居心地がいい空間にするための、実用的なレイアウトの工夫を紹介します。
受付スペースは「顔」となる空間
「受付=院の第一印象」です。
最初に目にする場所だからこそ、清潔感・丁寧さ・安心感が伝わる設計にしましょう。
たとえば…
- カウンターの上はできるだけモノを置かず、スッキリと整理
- カルテや保険証が他の患者から見えない配置にする
- 少し背の高い受付カウンターを使って視線を遮る工夫
また、間接照明や木目調の仕上げを取り入れると、受付が柔らかい雰囲気になります。
スタッフが笑顔で迎えられるような、明るく落ち着いた空間づくりを意識しましょう。
書類・備品の収納でスッキリ感を演出
「施術中に書類を探してゴソゴソ…」
「タオルが山積み…」
そんな姿を見られたら、患者の信頼感は下がってしまいます。
だからこそ、収納スペースの確保と動線設計はとても重要です。
具体的には
- カルテやレセプト関連の書類は、施術室から見えない場所に収納
- タオル・着替え・消毒用品などは、使用頻度に応じて高さや場所を使い分け
- 造作棚や引き出し付きカウンターで、作業エリアと見た目を両立
収納がしっかり機能している院は、それだけで「整理整頓された=清潔そう」という印象につながります。
電源・動線・段差の設計でストレス軽減
見落とされがちですが、電源の配置と動線の設計は、院内の快適さ・安全性に直結します。
- 施術機器・パソコン・プリンターなどの電源位置を想定してレイアウトを設計
→コードが通路を横切らないように配置する
→患者がつまずかないよう、カバーや埋め込み式のコンセントも検討を
- スタッフと患者の動線を分ける
→施術者が移動しやすい=業務効率UP
→患者が迷わず移動できる=ストレス軽減
- 段差は極力なくす
→高齢者や足腰に不安のある方でも安心して来院できます
→出入口・トイレ・待合室など、主要な動線はバリアフリー化が基本
▼一例:
「段差にスロープ+手すりを設置」したことで、口コミに「母でも通いやすい」「子連れでも安心」と書かれ、リピートが増えた整骨院もあります。
坪単価の目安と価格帯別の特徴
整骨院の内装費用は、一般的に**「坪単価×面積」で算出**されます。以下は、目安となる価格帯です。
仕上がりグレード |
坪単価の目安 |
特徴 |
スタンダード |
20~30万円 |
最低限の設備とシンプルな内装。保健所の基準を満たせる構成。 |
ミドルグレード |
30~50万円 |
デザイン性あり。木目調や照明工夫などで温かみのある空間に。 |
ハイグレード |
50万円以上 |
差別化・ブランディング目的。ホテルライクな受付や造作家具も可。 |
▼例:15坪(約50㎡)の整骨院で、ミドルグレードの場合
→ おおよそ450万〜750万円前後が目安となります。
居抜き物件の活用
「内装を一から作る余裕がない…」という方におすすめなのが、居抜き物件の活用です。
居抜き物件とは?
前のテナント(クリニック・サロン等)が使っていた内装や設備がそのまま残っている物件です。
たとえば…
- 施術室・待合室のレイアウトがすでに分かれている
- 換気設備や水回りが整っている
- 電気・照明・床材などがそのまま使える
これらを活かせば、数百万円単位で費用を圧縮することも可能です。
注意点:
デザインが古い、あるいは自院のコンセプトに合わない場合は、部分改装にかかる費用も計算して検討しましょう。
複数業者からの相見積もりは必須
工事を依頼する際は、1社だけで決めるのはNGです。
複数業者に相見積もりを取り、比較検討することが基本です。
比較すべきポイントは価格だけではありません:
- 見積書が明細付きか(細かく分類されているか)
- 過去に整骨院や医療施設の施工実績があるか
- 工期やアフターフォローの対応はどうか
▼現場での打ち合わせは必ず実施
図面だけで話を進めず、現場で設備配置や動線を確認しながら、具体的な提案をもらいましょう。
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整骨院と整体院、どちらも「体の痛みや不調を改善するところ」というイメージがありますが、実はまったく異なるものです。
この記事では、整骨院と整体院の違いをわかりやすく解説し、どちらを選ぶべきか迷っている方に向けて、目的別の選び方も紹介します。
整骨院と整体院の違いを一言でまとめると?
整骨院は国家資格を持った柔道整復師が開業・施術を行う施設で、一部の治療に保険が適用されることが特徴です。
一方で、整体院は無資格または民間資格で開業できる施設であり、施術は全額自己負担(自由診療)となります。
そのため、「どちらが良いか」は、目的や体の状態によって変わってきます。
整骨院や接骨院で骨折、脱臼、打撲及び捻挫(いわゆる肉ばなれを含む。)の施術を受けた場合に保険の対象になります。
なお、骨折及び脱臼については、緊急の場合を除き、あらかじめ医師の同意を得ることが必要です。
引用:厚生労働省|柔道整復師等の施術にかかる療養費の取扱いについて
接骨院や整骨院の開業の流れを知りたい方は、別記事が参考になります。
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【症状別】整骨院・整体院・整形外科のどこに行くべきか
症状・目的 |
行くべき施設 |
解説 |
転倒して足をひねった(捻挫) |
整骨院・接骨院 |
外傷で明確な原因があり、保険適用も可能なことが多いです。 |
肩こり・疲労・体のだるさ |
整体院 |
慢性的な疲れや緊張には、もみほぐしやバランス調整が中心の整体院が向いています(保険適用外)。 |
ぎっくり腰 |
整骨院 または 整形外科 |
動ける場合は整骨院でも対応可能ですが、重症なら整形外科で検査を受ける方が安心です。 |
腰のヘルニアや坐骨神経痛 |
整形外科 |
神経に関わる症状や病名がつく場合は、医師の診断と画像検査(MRIなど)が必要です。 |
肩が上がらない・関節が動かない(五十肩など) |
整形外科 |
炎症や関節の異常がある可能性があるため、整形外科での診断が必要です。 |
慢性的な首こり・ストレートネック |
整体院 または 整形外科 |
病的な原因がない場合は整体院での姿勢矯正が有効。痛みが強いなら整形外科で診断を。 |
骨折・脱臼 |
整形外科(初診)→整骨院(応急処置後) |
原則として医師の診断が必要。整骨院は医師の同意があれば施術できます。 |
姿勢矯正・骨盤矯正をしたい |
整体院 |
美容や姿勢改善を目的とする場合は整体院が適しています(自由診療)。 |
スポーツ中の軽いケガ(打撲・捻挫) |
整骨院・接骨院 |
原因が明確であれば保険診療で対応できることが多いです。 |
医師に診断書を書いてほしい・検査を受けたい |
整形外科 |
画像診断や投薬などは医師にしかできません。整骨院・整体院では不可です。 |
整形外科:医師が在籍しており、診断・投薬・手術・リハビリまで対応可能。保険診療が基本。
整骨院(接骨院):柔道整復師が応急処置や回復サポートを行う。急性のケガには保険適用。
整体院:医療行為は不可。リラクゼーションや姿勢矯正など自由診療中心。
整骨院とは?国家資格が必要な医療類似施設
接骨院(整骨院)とは、厚生労働省が定める施術所の一種で、柔道整復師が日本の伝統医療である柔道整復術を行う施設のことです。
整骨院を開業・施術できるのは柔道整復師のみ
整骨院・接骨院は、柔道整復師という国家資格を取得した人だけが開業・施術できる施設です。
柔道整復師になるには、文部科学省や厚生労働省が認定する専門学校や大学を卒業し、国家試験に合格する必要があります。
通信教育や独学では資格を取得できないため、しっかりとした知識と技術を持っていることが保証されています。
整骨院でできる施術内容と保険適用の範囲
整骨院では、骨折・脱臼・打撲・捻挫・挫傷といった外傷に対する施術が行えます。
これらは症状や条件によっては健康保険の適用が可能です。
たとえば、転倒による打撲やスポーツ中の捻挫など、明確な原因がある外傷には保険が使えるケースがあります。
整体院とは?資格なしでも開業できるリラクゼーション施設
整体院は、制度面や施術範囲において整骨院とは異なる特徴を持っています。
以下では、その違いを具体的に見ていきましょう。
整体院は誰でも開業可能?民間資格との違い
整体院は、国家資格がなくても開業可能な施設です。
整体に関する民間資格を持っている施術者もいますが、これはあくまで民間団体が発行しているものであり、法的な効力はありません。
極端な話、まったくの未経験でも整体院を名乗って開業することができるのです。
整体院でできる施術・できない施術の具体例
整体院で行われるのは、姿勢矯正やもみほぐし、筋肉のバランス調整などが中心です。
リラクゼーション目的の施術が多く、「治療」行為は行えません。
また、医療行為や診断、薬の処方などは一切できず、健康保険の適用も不可となります。
整骨院と接骨院の違いとは?呼び方と法的な扱い
実は「整骨院」と「接骨院」は、施術内容・資格・保険適用の範囲に違いはありません。
厳密にいえば、「接骨院」や「ほねつぎ」といった呼称が法的に認められており、「整骨院」という名称は法律上正式な呼び方ではありません。
しかし、実際には「整骨院」の名前で運営している施設も多く、行政もある程度黙認しているのが現状です。
出典:厚生労働省|施術所の名称として「整骨院」を用いることについて
つまり、整骨院=接骨院と考えて差し支えないでしょう。
整骨院と整体院、どっちに行くべき?目的別に解説
以下のように、目的や状況によって整骨院と整体院を使い分けるのがポイントです。
- 痛みの原因が明確で、保険を使って治療したい
→ 整骨院・接骨院がおすすめ
→ 例:捻挫、打撲、ぎっくり腰など
- リラックス目的で体をほぐしたい、姿勢改善をしたい
→ 整体院がおすすめ
→ 例:肩こり、猫背、慢性的な疲れなど
柔道整復師なら整骨院と整体院どちらで働くべき?
柔道整復師の資格を持っているなら、整骨院・接骨院で働く方が圧倒的にメリットがあります。
なぜなら、資格に裏打ちされた専門知識を活かし、保険診療や応急処置など幅広い施術が行えるからです。
一方で、整体院でも「国家資格保有者」という肩書きは強い信頼感や差別化ポイントになります。
ただし、整体院では保険診療ができず、施術内容にも制限があるため、本来のスキルを十分に発揮しにくいという点は否めません。
整骨院の年収については、別記事で解説しています。
整骨院と整体院の違いのまとめとよくある質問
整骨院と整体院の主な違いは以下の通りです。
比較項目 |
整骨院・接骨院 |
整体院 |
資格 |
国家資格(柔道整復師)必須 |
無資格でも可(民間資格あり) |
開業条件 |
制限あり(資格必須) |
誰でも可 |
保険適用 |
一部の施術で可能 |
不可(すべて自由診療) |
施術内容 |
打撲・捻挫などの治療 |
姿勢矯正・リラクゼーションなど |
自分の目的に応じて、治療が必要なら整骨院・接骨院、リラクゼーションなら整体院を選ぶのが基本です。
体の状態や費用、施術内容をしっかり確認して、後悔のない選択をしましょう。
以下は、「整骨院」と「整体院」の違いに関するよくある質問です。
整骨院と整体院、保険が使えるのはどっち?
整骨院・接骨院では、外傷(捻挫・打撲・骨折など)に対して健康保険が適用される場合があります。
一方、整体院は保険の対象外で、すべて実費(自由診療)になります。
整骨院と整体院の施術の違いは?
整骨院では「治療行為」が可能ですが、整体院では「リラクゼーション」や「矯正」が主です。
整骨院ではケガへの応急処置や回復を目的とした施術が可能です。整体院はマッサージや姿勢調整が中心で、医療行為はできません。
整骨院は「接骨院」と何が違うのですか?
法律上の正式名称は「接骨院」や「ほねつぎ」ですが、「整骨院」という名称も一般的に使われています。
施術内容・資格要件・保険の取り扱いに違いはありません。
無資格で整体院を開業してもいいの?
はい、法的には可能です。
ただし、医療行為やマッサージと誤解されるような施術・表現には注意が必要です。民間資格を取得している方も多いですが、国家資格とは異なります。
肩こりや腰痛には整骨院と整体院のどちらがいいですか?
原因が明確で痛みが強い場合は整骨院、軽度なこりや姿勢の問題なら整体院がおすすめです。
「原因不明の慢性痛」や「姿勢矯正目的」であれば整体院でも対応できます。ただし保険は使えません。
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以上、整骨院と整体院との違いに関する解説でした。
ジョイパルでは、このような質問をよくいただきます
Q1 | 接骨院、接骨院の開院を検討中だけど、どこで開業するとよいでしょうか? |
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Q2 | 医療機器の購入を検討しているのですが・・・ |
Q3 | 費用対効果の高い医療機器について聞きたいです! |
Q4 | 中古医療機器の購入を考えているのですが・・・ |
Q5 | 今まで以上に 患者さんの集客を考えていますが、どうすれば良いですか? |
Q6 | 店舗を 患者さんが利用しやすいようにリフォームしたいのですが・・・ |