イトーES-400

イトーES-400(伊藤超短波株式会社)

名称 イトーES-400
メーカー 伊藤超短波株式会社
カテゴリー 電気治療器
概要 2つの干渉波「IF4」・「IF2」に加え、「EMS」と「MCR」を搭載した4CH対応の小型中周波治療器。

特徴

ES-400

皮膚表面への刺激が少ない中周波を使用し、深部までアプローチできる「IF4(4極干渉波)」と「IF2(2極干渉波)」の2つの干渉波に加え、筋力を強化する「EMS」と損傷部の治癒を促進する「MCR」を搭載。省スペース化を実現したコンパクトサイズでありながら、4CH独立操作が可能です。 複数人の患者を同時に治療することができるので、時間も有効に活用できます。

4種の出力モードを搭載
IF4[4極干渉電流刺激療法]
4つの電極から2対の異なる周波数の電流を流し、その周波数の差により体内に新たな干渉波を生み出す電気刺激療法です。周波数の高い搬送波を用いることで皮膚抵抗を低く抑え、大きな電流を流すことができます。広い範囲の部位へ深部まで刺激することが可能で、疼痛の軽減などに使用します。

IF2[2極干渉電流刺激療法]

器械内部で干渉させた変調波を出力させることで、本来は4極必要な干渉波を2つの電極で発生させます。4つの電極を固定させることが難しい局所への刺激や範囲の狭い部位へ集中的に深部まで刺激する場合に用いられます。IF4同様、電気抵抗の少ない中周波を使用しているので皮膚に対する刺激が少なく、深部まで刺激を与えることが可能です。
EMS[筋電気刺激療法]
筋収縮を目的とした電気刺激療法です。自分の意志とは関係なく不随意的な筋収縮を引き起こします。筋萎縮の改善や低下した筋力のトレーニングなど医療からスポーツの分野まで幅広く使われています。

MCR[マイクロカレント療法]
組織修復に重要な役割を果たしている損傷電流と同レベルの微弱な電流を流すことで、傷ついた組織の修復を早め、損傷部の治癒を促進します。一般的に、最大電流が1mAを超えない極めて弱い電流のため、ほとんど刺激がありません。神経や筋を興奮させないため、筋肉痛の軽減に有効です。

 


4CH独立操作
4CHをそれぞれ独立して使用することができ、各CHで異なるモードの出力が可能です。複数人の患者を同時に、それぞれの症状に合わせた治療が行えます。

大型カラー液晶+タッチパネル

大型カラー液晶とタッチパネルを採用し、視認性と操作性を高めました。モードやプログラムの選択から細かな設定まで、タッチするだけで簡単、快適、スムーズに行えます。

シーケンシャルプログラム

科学的根拠に基づく治療プログラムが各10種類プリセットされた、2つのシーケンシャルプログラムを搭載。設定の手間なく一人ひとりの症状に合わせた、きめ細かな治療が行えます。

消音タイプの4CH対応吸引装置でさらに快適な治療が可能

快適な治療を追求した消音タイプの4CH用吸引装置SU-4000は、連続/間欠(FAST)/間欠(SLOW)の3種類の治療モードを搭載。使用目的に応じて選択でき、治療の幅が広がります。

治療例

仕様

イトーES-400

定格電源 AC100V(50/60Hz)
定格消費電力 120VA
出力電流 最大70mA(実効値)
出力電圧 最大50V(ピーク値、500Ω負荷時)
出力周波数 最大8kHz
タイマー 最大60分(MCRモードは600分)
電撃に対する
保護の形式と程度
クラスI、BF形
サイズ (W)290×(D)233×(H)96(mm)
重量 約2.8kg

吸引装置

定格電源 AC100V(50/60Hz)
定格消費電力 100VA
サイズ (W)345×(D)315×(H)115(mm)
重量 約8.5kg
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